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Archive for 2005年12月

加湿器導入

2005年12月11日

 空気が乾燥します。鼻から息をすると、鼻の水分が乾いて、痛いくらいです。乾くと粘液や繊毛運動の力が弱くなるんですね。こうして、ウイルスなどを含んだホコリが排出されなくなって、風邪をひきやすくなるんですね。風邪ひいて寝込むのはいやです。ましてやインフルエンザはもううんざり。

 というわけで、今日は柏のビックカメラに加湿器を買いに行きました。パソコンやデジカメなど、今流行りの商品がずらっと並ぶ量販店。何やら今、イベントみたいなのがあるみたいで、時々「おめでとうございます!!」という雄叫びと同時に、フロア全体から店員の拍手喝采。その異様な風景に、僕だけじゃなく、他のお客さんもキョトンとしています。他にも、年賀状のシーズンですから、プリンタのコーナーはたいへんです。インクは山の如く積み上げられて投げ売り状態。インクとメモリーカードだけはフロアをまたがってそこかしこで売られています。それからそうですね…、写りの悪い液晶テレビが、堂々と10万円以上で売られていました。テレビ売り場のフロアの入口で、売り子をする女性がいました。そのそばのテレビ、映りはどんなもんかな。…今家にある無駄にデカいテレビの方がマシでした。まだ、液晶やプラズマは成長段階ですね。

 肝腎の加湿器。パソコンやデジカメのコーナーが100とすると、加湿器コーナーは3くらいでしょうか。かなり端に追いやられています。その割に、鳥インフルエンザの影響か、部屋に湿度を求める人が、その周りにたかっています。僕もその一人。

 けっこう手頃な値段で、省電力のものがあります。もちろん、その表示に偽りがなければの話ですが。冷蔵庫や食器洗い機で、偽りに限りなく近い表示を電機産業がこぞってやってたことありますからね。半信半疑(2:8くらい)で、19畳用の加湿器を買いました。重い。で、加湿器といえば、水受けの部分等はカビなどのメンテナンスが必要です。店員さんに質問。

「カビとかのメンテナンス、どうするんですか。」
店員

「どうしようもないですね。どのタイプの加湿器でも、水を使う以上、カビなどは避けられませんね。」

 …なに、カビ生えても掃除できへんことを承知した上で使えってか?潔さにあっぱれですが、商売する気あるんでしょうかね。驚きを隠せねぇっす。

 というわけでなかなか楽しい買い物でした。帰ってきて使ってみると、その威力たるや、部屋が白くなるほど。凄まじい。

天気:晴れ後曇り(茨城県取手市・千葉県柏市)

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殺人事件、多いね

2005年12月10日

 …今日はオタク化進行。朝からゲーム。やばいです。さすがに昼頃、嫌になって、外に出ました。随分冷え込んだので、もう晩生(おくて)のモミジも紅葉してるかなと思って、いつものポイントに行きました。…結果は既に落葉。だってもう、畑や空き地の日陰には霜柱がいっぱいなんですから。

 ところで今日、また京都府宇治市で女の子が刺されて亡くなる事件が起こりました。現場は塾の教室で、アルバイトの教師が犯人、現行犯逮捕だそうです。ニュースでは「子どもを守るべきところで」なんていっていました。このまえの栃木県今市市の事件でも、パトロールなど、治安を守る活動はされていたそうです。もはや、日本のどこにいても安全ではないということです。もっといえば、犯罪者はどこにでもいる、正確にいえば、犯罪予備軍はどこにでもいるということです。

 さて、ここまで連続して事件が起これば、何か対策が出てくるでしょうか。今まで、少年法改正で、犯罪を当年例が14歳(でよかったっけ?)に引き下げられましたね。厳罰化とか。あとは、市民の自警団みたいなのが全国的に盛んになったようです。防犯カメラも多くなったみたいですね。…でも、イタチごっこでしょうね。犯罪を犯す人は、法律や、警察の捜査の弱点をかいくぐってでも、犯罪を起こします。要するに、犯罪を犯す理由があれば、何をしても犯罪は止まらないということですね。何か、農薬やら抗生物質やらで害虫やバイキンを殺しているような、そんな堂々巡りをしているような。でも、人間社会は自然じゃありません。豊かになったからだとか、人の本能だとか、人には善と悪があるものだとか、観念的な話ではなくて、本気で原因を探らないと。今回の宇治市の犯人は、背景に何があったんでしょうね。

天気:晴れ(茨城県取手市)

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ビラ弾圧事件

2005年12月9日

 今日はいつものように勤務。ただしごとの密度が少し高くて、みんなより昼休みはいるのが少し遅くなりました。そんなとき、同僚の人がインターネットのニュースを見ていました。何のニュースかと思えば、東京の立川でビラ配りしていた人が(不当?)逮捕されたという事件の高等裁判で、逆転有罪判決が出たというものでした。

 この事件、いきさつははっきり覚えていませんが、自衛隊がイラクに行くことに反対するという旨のビラを、防衛庁の官舎でまいたということで、不法侵入に問われたという話だったと思います。パッと見た感じ、「侵入」という言葉は妥当な気がします。でも、よく考えてみたら、我が家のある団地にも、わざわざ上の階まで上がってきて、ピザの広告が新聞受けに突っ込まれていますよ。それでなくても、毎日毎日、近くは我孫子や竜ヶ崎、遠くは柏や松戸まで、マンションの広告が入っています。サービス熱心な方なら、ご丁寧に訪問までしてくれます。この官舎に住んでいる人たちは、そんなピザやマンションのビラにもいちいち目くじら立ててるんでしょうか。少なくとも、僕の周りにはそんなことで目くじら立てる人も、ましてや警察呼ぶ人もいませんね。もっとも、ふつうに考えて、思想的に気に入らない人を国家権力を盾に排除するなんて、卑怯者のやることですね。そんなに気に入らないなら、自分一人で闘ってみなさい。ビラの中身が何であろうと関係ありません。彼らには、人間としての常識を問いたい。憲法の「表現の自由」をどう変えても、その事実は変わりません。

 ついでに、「イラク派兵反対」程度ならいいですが、気分の悪い特定政党の中傷ビラが入っていたことがあります。他人の悪口を関係ない人に吹聴して回る神経は理解できません。僕には、こういう中傷ビラをまいている人間と、自分と違う思想のビラを見て警察に逃げるような人間は、同じ側にいると思います。精神的に弱いですね。日本人として情けないですね。彼ら自身の言葉を借りれば「非国民」ですね。

天気:晴れ(東京23区西部)(心の中はお陰でくもり)

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一人きりのクリスマス前

2005年12月8日

 仕事を7分ほど早く切り上げて、取手に帰ってきました。目的は今度の鍋会の会議でしたが、ただ鍋のメニューを決めるだけなのに、2時間以上もかかってしまいました。なかなか…。

 その帰り、常総線沿いに麦球の輝くクリスマスツリーがありました。そうか、もうそんな時期か。…でも、クリスマスなんてものは恋人やら家族やらがいてこそ華。独り身の僕には関係ありません。でも、このツリーがきれいだと思うのは、独り身の僕でも同じです。

 今年のクリスマスあたりは産廃処理場見学や餅つきの予定が入っています。一人きりのクリスマスにはならないかも?

 それにしても、恋人がいたとしても、俺は巷のカップルのようには振る舞えへんやろなぁ。イルミネーション輝く寒い夜の街をコート着た2人が身を寄せ合って歩いてる…。話しちゃうけど、電車の広告で見かけるボー○フォンの「LOVE定額」のチラシ見てたら、思わず吹き出しそうになってしまった…。昔の自分を思い出して、思わずアホらしくなりました。

天気:晴れ(東京23区西部・茨城県取手市)

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なつかしいゲームを

2005年12月7日

 日曜日にとねっこのバザーで200円で手に入れたスーパーファミコンと525円で買った中古のソフト「Tactics Ogre」に、はまっています。それにしても、このゲームはもう10年前、僕が高校生の頃にやっていたので、音楽やら画像やら見て、なつかしくてなつかしくて…。音楽を聞くと、高校生の時に見てきたいろんな風景を思い出します。科学書の並んだ本屋、ワンゲルで歩いた山など…。

 …このゲームは平たく言うと戦争ゲームです。戦争が起こっているときの、戦争を起こす側(支配者階級)の思想・行動が特に強く描かれています。それに対し、人民全体が平等で自由になれるように闘う主人公。それが歴史的に見て正しいかどうかは別として(僕は高校生の時から歴史は欠点でした)、戦争を起こす者に正義はないとする点は、まんざらでもないなと思います。

 ゲームの方式としては、ロールプレーイングゲームです。敵にダメージを与えて、倒して、アイテムを奪って、レベルを上げて、先に進むというものです。RPGの基本形。ストーリーの中では脅威となっているはずの敵も、ゲーム(戦い)の中では赤子の手をひねるようです。平和を求めて闘う主人公は、まさに要塞と化し、何人でかかろうともノーダメージで殲滅(せんめつ)です。敵兵を殺害しアイテムを奪う姿はまさに略奪そのものです。…こんな「革命」のやり方、現実では誰も支持しませんよ。どこかの大国に聞かせてやりたい。

 オタク化するわが身。でも、社会科学を勉強するようになって、ゲームの中身もより深くわかるようになりました。ゲームを通して考えるようにもなりました。テレビゲームは子どもを荒れさせるなんてこと言われますけど、どうなんでしょうかね。テレビゲームという存在が悪いんですかね。

天気:晴れ(東京23区西部)

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こんなに寒いのに…

2005年12月6日

 東京大学に行く用事がありました。車に乗せられて職場から1時間。迷路のような東大本郷キャンパス。車がスピードを出さないための凹凸が10mおきごとぐらいにあり、衝撃のダメージが。

 それよりも、東大は今、イチョウの黄葉が真っ盛りです。いつもは無味乾燥なアスファルトやコンクリートであろう通路も、イチョウの落ち葉で黄色く染まっています。夕方だったので、鋭角の太陽光線が黄色をさらに輝かせます。それにつられてどこのパック旅行か、おばちゃん軍団が東大見物。そりゃ、学問の有無にかかわらず、きれいな黄葉があれば見に来たいよねぇ…?

 それにしても、車で東京は移動するものではないです。8月に上野に行ったときもそう思いましたが、今日もまた。これだけ東京は鉄道が整備されているにもかかわらず、自動車の多いこと!仕事の車が7割ほどかもしれませんが、それでもマイカーも多いです。荷物持ちや病人、体の不自由な人、そういう場合を除いて、そんなに車は必要ですかねぇ。まぁ、車で行けば、1人あたりで運賃取られる鉄道やバスと比べれば安いのが現状ですから、非難はできないでしょうけど。もっとも、東京の鉄道料金は、大阪や京都のそれに比べると遙かに安いです。東京の営団地下鉄(東京メトロ)の初乗りが160円なのに対し、大阪も京都も200円ですから。特に大阪の料金は高いです。東京の運賃は、大阪の15年くらい前の料金だと思います。今はどこ行っても個人の自動車でいっぱい。ある程度はしょうがないとはいえ、歩きと自転車と鉄道とバスを愛する僕にはいろんな意味で辛いものがあります。

 季節のたよりのはずが、交通渋滞の話になってもうた!

天気:晴れ(東京23区東部・西部)

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ゆっくり読書で環境学習

2005年12月5日

 今日は何だか落ち着いた日でした。朝起きてから、今日記を書いているこの瞬間まで、殆どイライラすることもなく過ごしました。いつもは気が立ってばかり。胃腸にも悪いです。仕事の方は楽で、畑の手入れなんかもしたりして。

 19時半頃に職場を出てから、帰りの電車はずっと本を読みふけっていました。日本科学者会議が出した「環境展望vol.3」。文字が多い理論書で、学者さんたちがリレーで書いています。日暮里駅から座れたので集中して読んでましたが、2章の途中までしか進みませんでした。一人目は社会のしくみと環境問題を理論的に述べたものでしたが、悪く言えば理屈で終わっていました。史的唯物論の立場から環境問題を述べていましたが、つながりをイマイチとらえにくかったです。二人目はまだ途中ですが、インドのムンバイ(旧ボンベイ)で行われた「世界社会フォーラム」参加の感想みたいでした。世界社会フォーラムは、世界の経済界の人たちが集まって作っている、「世界経済フォーラム」に対向して市民の立場から作られたものだそうです。イラク戦争反対などのスローガンが掲げられており、世界から14万人ほどもの参加で大成功。筆者曰く、市民参加型の会議で、1992年の地球サミットで開催地の人びとの参加が少なかったこととは対照的だったそうです。とにかく、筆者の素直な感情が表れていて、読んでいて楽しくなりました。

 さっき、ふと日記を書こうとしてヤフーのニュースを見ると、今若者(20?30代)の社員の75%が仕事に無気力感を持っている(持つことがある)そうですね。原因はいくつかあるでしょうけど、僕は、自主性(自立的に行動する力)を養わない教育環境や社会と、言いたいことを自由に言わせない日本の非民主性が原因なのかなぁと思ったりしています。自分の弱さ(これから克服していくところ)を人に見せられなくて窮屈だったり、無理な注文をしておいて成果を上げられなかったら自己責任にされたり。もちろん全部がそうとは思わないけど。日本人全体的に、もっと心の羽を伸ばせるようになれば、ニートやらフリーターやらという問題も「解決」するんじゃないかなぁ。

 今日は書きなぐり。こころのにっき。

天気:晴れ(東京23区西部・茨城県取手市)

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寒空のバザー

2005年12月4日

 朝起きたときから今日は曇り空です。雪が降るのではないかと思うくらい寒い。

 今日は友だちの保育園主催のバザーが、戸頭団地の一角であります。掘り出し物を探しに毎回行っているので、寒い今日はマフラー完全武装で出発です。

 バザーは、取手市内の保育園、「とねっこ保育園」が主催しています。20年も続けられてきた、威厳のあるバザーです。僕がわざわざここで掘り出し物を探すのは、一つの保育園でありながらもその品揃えの多様であることが理由です。バザーの半分を占めるのは古着などですが、その古着も質の良いものが多く、殆どが女性ものとはいえ、コート、ズボン、セーター、トレーナー、Tシャツ、運動着、子供服、柄付きの布、など多様です。残りの半分は、おもちゃ、古本、食器、生活小物(中にはやや大物)などです。そして、とねっこ保育園の園児やその卒園生(学童)らが干し芋やスコーン、お餅などを売っています。

 このような規模のバザーを維持しているのは、とねっこ保育園の保育士たちだけではありません。保育園に子どもを預けている母親・父親はもちろん、常総地域一帯の理解者・協力者たちです。とねっこ保育園は、1ヶ月ほど前からビラなどで、周辺の市で広範に品物の寄付を募ります。100軒(のビラ配布)に1軒ほどが品物の寄贈をしてくれ、230軒分を集めるそうです。おもちゃを扱っているところの売り子さんが、大量のぬいぐるみと子供用のおもちゃを前にして、「汚れたのやら処分したもの、値付け終わらず売れないものなどを除いてこれだけあるんです。」とねっこ保育園を支える方たちの活動力と気迫と強い信念に、頭が上がりませんでした。こんなに寒いのに、おなかに赤ちゃんがいるお母さんも奮闘。日頃の過酷な労働の上にがんばっているようです。

 途中から雨が降り始めました。急きょ撤収。ずっと晴れていたのに、今日だけなんて、ツイてませんね。

 僕はズボン2本とTシャツ1枚、なぜか200円のスーパーファ○コンをいただいていきました。もちろん、可愛い子どもたちが売り子の餅とスコーンも。

 実はとねっこ保育園は無認可の保育園(正確には、取手市(長)が認可を渋っている)です。しかし、その質は他の保育園に勝るとも劣らないでしょう。菜園があり、烏骨鶏やうさぎが飛び跳ね、泥遊びには余念が無く、おやつや食事はもちろん手作り。認可が下りていないので、経営はたいへんだそうです。だから保育士も保護者も必死です。「若者の努力が足りない」と、若者をひっくるめてバカにしている小泉首相たちはこの方たちのこと、少しでも見たことあるんでしょうかね。

 ホンマ、とねっこ関係者のみなさん、今日と、それまでの準備、お疲れさまでした。

天気:曇一時雨(茨城県取手市)

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夕日の美しい季節に

2005年12月3日

 今日は朝から職場の関係で会議。いつもの出勤より1時間遅く出発。そのため、ゆっくりみそ汁を作るなどして、朝ご飯も完璧。

 会議が終わったのは昼過ぎ。せっかく昼間のうちに東京で体が空いたので、本屋に直行。久しぶりに本を買いだめしました。小説、教育、BSE、イラク戦争、食品。脈絡がないのはいつものことです。がんばって読みます。

 帰ってきたら夕方。日が落ちるのが早いです。16時台にはもう暗くなります。我が家で鍋会をやる日が近づいてきたので(17日頃)、掃除をしました。ちょうどその時、ベランダから南西の方をみると、細い三日月が沈みかけでした。雲一つ無く、空気も澄んでいるので、くっきりと見えています。

 一ヶ月前はセミが鳴いていました。一時はどうなることかと思いましたが、問題なく冬が来たようで、あとは雪景色がみられることを期待しています。

天気:晴れ時々曇(東京23区西部・茨城県取手市)

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厳しい検査です

2005年12月2日

 今日は丸一日かけて大腸内視鏡検査。待ち時間を稼ぐため、謀ったように寝坊し、1時間遅れの10時に到着。策略成功です。…と喜んでいたのも束の間。マグコロールという、クエン酸マグネシウムを主成分とする下剤1.8リットルを飲み干してから、約4時間、ただひたすら待ち続けました。僕以外にも検査を受けに来ていた方はたくさんいましたが、みんなも待ちくたびれていました。

 15時半、予定より30分早く検査に入れました。そして、内視鏡を突っ込まれている時間はほんの10分ほどです。しかし、患者さんの中には、腸が長かったり、ポリープがあって切除したりして、30分ほど時間のかかる人もいます。

 検査室の雰囲気は、検査台があり、横にモニターが直結した大腸カメラがあります。大腸カメラ自体は太さ1センチほど、長さが大人の背丈ほどです。天井からは、酸素、一酸化窒素(狭心症用?)、圧縮空気などの供給管があり、検査台まで伸びています。検査直前に、ブスコパン(成分:臭化ブチルスコポラミン)という薬を肩に注射されます。これがまた痛いです。そして、数分もしないうちに、口が渇きます(唾液が無くなります)。これで腸の動きを止め、検査しやすくするのです。肛門にキシロカインというゼリーが塗られ、カメラの滑りをよくします。検査中の痛みは、おなかが張った痛みを強烈にしたものだといいましょうか。肛門から腹の中を突き上げるような痛み。これはカメラが大腸を突く痛みというよりはむしろ、圧縮空気を腸に入れられることによる痛みだと思います。なお、痛みは、患者の体調や内視鏡技師の腕によります。内視鏡技師によっては、殆ど痛みを伴わず終わることがあります。京都の上京病院、大阪の船員病院、東京の代々木病院、ここでは特に痛みが少ない検査を受けることができました。一旦奥まで(挿入できる人のみ)入れてから、戻ってくるときに写真撮影をしていきます。このとき、大腸の粘膜の一部を「生検」と言って採ることがあります。組織検査をするために。これ自体は、血は出ますが、まったく痛みはありません。検査が終わると、注入された空気でおなかの張りが半日くらい続きます。おならの連続で解消されます。なお、ブスコパンで腸の動きが止まっているので、検査終了1?2時間はものを食べない方がいいようです。
 それにしても、今日はいろいろ不手際を感じました。

  1. 特定疾患の受給者証を確認していない
  2. 数時間の待ちをフォローする待合室もない
  3. ”1”のせいで、精算がスムーズに行かず、それだけで1時間以上待たされた
  4. …等々

 やっぱり健康一番です。下の写真は下剤飲んでるときに撮りました。何だかわかりますか。

天気:曇一時雨(千葉県流山市)

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大腸内視鏡検査の手順

2005年12月1日

 今日も寒い一日でした。こんな日こそ、ちゃんと食べて体温の温存を図るべきですね。

 しかし、今日は摂生(?)の日。大腸に食べ物のカスが残ってはいけません。一切合切の食物繊維が食えません。殆どの野菜をはじめ、きのこ、海藻、豆、皮のある種実類(ゴマやマスタードなど)、肉などは不消化物が多く、禁忌です。そのほか、乳製品や油ものも不可です。これらも腸に残るそうですが、理由はよくわかりません。胆汁の影響でしょうか。

 かくして今日一日、一部の根菜類を食べられるのみで、殆どをそばやパンなどで過ごしました。わびしいです。

 そして、もうひとつするべきことがあります。それは、下剤の服用です。病院によって処方の仕方がまるっきり違いますが、今回は内視鏡の2日前の夜から下剤を飲み始めました。飲んで半日は何の効果もありませんでしたが、今日の午後から腹痛が。かなり前、下剤を飲んだときもそうなりました。検査のために具合を悪くする、いつものことですが、本末転倒。できれば薬には頼りたくないものです。

 明日は正念場。あの先生、大丈夫だろうか…。

天気:晴れ(東京23区西部)

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