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Archive for 2006年2月

曇り空

2006年2月8日

曇り空

 ふぅ、今日も調子が優れず一日が終わろうとしている…。体温測定最高値37.4℃。あとで36.9~37.1℃まで下がりましたが、1999年頃から6年も続くこの微熱が平熱なのか、それとも自律神経失調によるものなのか、解りません。それにしても、ただの寝不足にしては、体がだるい。

 ニュースや新聞で、今日は原子力関係の話題がたくさんありました。茨城県の核燃料再処理施設が閉鎖されるニュース、佐賀県がプルサーマル計画を受け入れるというニュース、フランスのムルロア環礁での核実験が周辺に放射能汚染を広げているというニュース。
 茨城県の核燃料再処理は、確か1999年9月30日に臨界事故を起こしたところだったと。これで核燃料再処理というものをやらなくなるのかと思いきや、青森県の六ヶ所村で一括してやるとのこと。…そこまでして再処理にこだわるか。
 インターネットを調べていると、山賀さんという方のページを見つけました。放射性廃棄物の流れがわかりやすく解説されています。原子力発電所で使われるウラン(質量数235が3%、238が97%)が燃やされると、燃え残ったU235が1%、Pu239(プルトニウム)が1%、U238が95%、その他の放射性廃棄物が3%生成するそうです。危険な放射性廃棄物(高レベル)は埋められたりするそうですが、やり方はやっぱり危険そうですよ!ついでに、高速増殖炉の仕組みについてもページからたどれるようになっています。
放射性廃棄物(山賀さんのページの一角)
 佐賀県のプルサーマル計画は、使用済み核燃料を再処理した(放射性廃棄物を除いた)あとのもの(MOX:混合酸化物→プルトニウムが混ざっている)を原子力発電所の軽水炉に放り込んで使おうじゃないかという話だそうです。山賀さんのページによると、唯一プルトニウムを消費できる高速増殖炉のめどが立たないから、プルサーマルで使ってしまえということだそうです。なるほど、これはすごくテキトウだ!
 で、今さら恥ずかしくていえないことですが、プルサーマルと高速増殖(炉)とは違うモノだったんですね。安全性に不安があること以外は。それにしても、ウラン235の核分裂用に設計された炉で、プルトニウム239が核分裂するとどうなるのでしょうか。…。
 最後のフランスのムルロア環礁の核実験。1995年の9月、僕がまだ高校1年生の頃、腹立たしかったなぁ。それで、今回のニュースは、どうも周辺の環境を汚染しているというものでした。環境基準の4倍の放射能が検出され、甲状腺がん(ヨウ素131か?)が増えているという報告がでていたり。人を殺すための道具を作るために、人を苦しめている。日本政府は、実害が指摘されたフランスの核実験をなぜ批判しないんでしょうか。北朝鮮や中国の核開発に対する批判には余念がないのに。そういう筋の通らないことやってると、いつまでも信用は得られないな。

 夕方から曇り模様です。空が波打っています。

 夜ご飯はきつね丼の残りと、みそ汁(里芋、人参、スナップエンドウ、ターサイ、セリ)。食後に、ビスケットを2枚。今日こをは早く寝よう。胃もたれが残らなければ。明日は、午前中、病院だな。

天気:曇り時々晴れ(東京23区西部・茨城県取手市)

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プロフェッショナル

2006年2月7日

 今朝、取手市は雨でした。予想よりも気温が高かったのでしょうか。でも、寝坊でどのみち雪が降っていたとしても写真を撮っている暇なんてありませんでした。
 昨晩はまたフルニトラゼパム(睡眠導入剤)に頼って寝ました。その結果、今朝の寝坊です。あきれてものもいえません。職場のみなさんに迷惑をかけてしまいました。このごろ、体力も気力も、実は不安定なのかもしれません。自分の今がよくわからない…。

 昨日、朝、職場の本部の上司(「先輩」と呼ぶのが正しいと言われましたが)に色んな悩みを打ち明けました。その中の一つに、「自分が役に立っているとは思えない」ということを吐露しました。そして、今日、後述するチョコクロワッサンを食べるとき、「仕事を頑張っている人が(2個)食べるべき」と、僕は言ってしまいました。職員の一人は言いました。「そんなこと言わないで、思っていても。確かに、役に立っているって言ってもらいたいでしょうけど。」
 僕は何の根拠もなく、「自分は役に立ってない」と思いこみ、逃げていました。そんなことを言われた周りの人はどう思うのか考えもせずに。自虐的になっている人に対して、自己を肯定できない人に対して、いくら「あなたは役に立っている」と言っても、本人は自信なんて持てっこない。現に、昨日、相談に乗ってくださった先輩の方は、「地味だけど一番重要な仕事してるんだよ。」って言ってくださったのに。僕はこれを「自虐的観念論」と言って、戒めてきたはずでした。どうして自分が役に立たないなんて思ってしまうんだろう。どうして自分の仕事に自信が持てないんだろう。いつの間にか、自分に鞭打って苦しさを堪え忍んで仕事人間になることが美徳なんだと思いこんでいるのだろうか。どこでそんなことを覚えてきたんだろう。ばかげてる。ばかげすぎている。

 夜、帰ってきてから、NHKの番組「プロフェッショナル」を見ていました。宇都宮さんという、闇金業者などと闘う弁護士さんのドキュメンタリーです。
 弁護士になりたての宇都宮さんは、「人付き合いがヘタ」で、同僚が企業経営者などの顧問弁護士になるなどして独立していく中、ずっと独立できませんでした。「おまえは要らない」と言われたような感じになって、くさっていたこともあったと言います。「自分はいったい何をしてるんだろうか。」そんなとき、闇金業者の残忍で違法な取り立てに苦しむ人を助けるための仕事をすることになりました。刃物で脅されることもあったそうです。それでも初めての仕事、ひるまず、分厚い法律の書物を抱え、裁判で闘いました。そして結果、150万円だった借金を75分の1の2万円にするという和解が成立しました。今やそうして闇金で苦しむ人の弁護士を、金儲けでなく、買って出ています。結果的に宇都宮さんは人を救っているのです。
 最後に宇都宮さん。プロフェッショナルとは何かという問いに、「人のために、他人のために、がんばれること」だそうです。プラス、少し聞き逃してしまったんですが、番組の中頃で、自分の生活を自分でちゃんとできることが大切だということも、言っていたと思います。

 僕の、今日みんなに取った態度は、凄く後ろ向きでした。宇都宮さんのドキュメント見て、なんかグサリとくるものがありました。もっと自分の仕事に自信持てるようになりたい。もっとやりがいを感じたい。僕はまだプロフェッショナルになりきっていない!


 もう一つ、楽しくてグロい話題があります。
 虫が嫌いな人は、決してこの先を見ない方がいいでしょう。
 今日の職場の昼ご飯は、主任シェフの白子鍋。しょっつるを使った鍋だそうです。僕は仕事が一段落するまで、みんなが狭いテーブルを囲んで鍋をつついているところを見てるだけでした。ドラマはそこから始まります。
 昨日から研修に来ていた女性の方がいます。しかめ面をしながら、お椀にとった鍋の具から、細い糸みたいなものをつまみ出し、置き場に困っている様子でした。
「何やってんやろな…?」
 何が入っていたのか察しは付いていましたが、実験台の向こうから、「どうしたんですか。」
 予感的中。鱈の白子に棲んでいた、寄生虫でした。形からサナダムシだろうとその研修の彼女(真田紐に似ているからサナダムシという、とどこかで聞いたことがあるような気がします)。サナダムシにもいろいろ種類があります。頭の部分の形から、無鉤条虫(むこうじょうちゅう)・有鉤条虫(ゆうこうじょうちゅう)…。それゆえ、サナダムシは「顔が命!」と豪語する彼女。煮込まれて変成した”彼”は真っ白く変わり果て、命なる”顔”もちぎれてどこかへ行っていました。

 彼女はおもむろに光学顕微鏡を取り出し、観察を始めます。その行動力は凄い。サナダムシに釘付け。その姿に後光が差しています。…という僕も、初めて見るサナダムシに鼻息が荒くなります。
「ホンマにシマシマあるやんけ!」
 仕事ほっぽらかして光学顕微鏡を一緒に覗いてしまいました。そして、写真まで撮ってしまいました。光が透過しないので、暗い…。でも、が…すてき♪

 おやつタイムにしては遅い17時過ぎ、研修の彼女が持ってきてくださったチョコクロワッサン。なんだか条虫(サナダムシ)の写真と並べるのは気が咎められますが、載せちゃいましょう。

 気持ちはまだ暗いな。今日寝坊で遅刻したことが本気でショックです。明日大丈夫かな…。
 でも、自信持って頑張ろう。本当のプロフェッショナルになるぞ。負けるものか?!

天気:曇り(茨城県取手市・東京23区西部)

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癒しの電子オルゴール

2006年2月6日

 昨日の夜、友だちの掲示板を徘徊していたら、僕に対するお返事のログが入っていました。何ともいえませんが、とんでもないことを書かれてたので、23時51分という寝不足ラインぎりぎりになって意見を吐きだしていきました。10分で書こうと思っていましたが、つい時間がかかり、中途半端に推敲もせず、1時を過ぎ…寝不足。しかも、そのログを発端に(むしろログ以外のことで)、いろいろ悩んでしまい、3時まで眠れず。いつも癒しの音楽を流してくれる、昔の携帯も役には立ちませんでした。そして1年ぶりくらいに、フルニトラゼパム製剤(ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤・長時間型)の力を借りました。おかげで、朝は大変。

 そう言えば、この携帯を持ち始めた頃つきあい始めた彼女のことを思い出します。僕はよく彼女にしかられましたっけ…。あのころの僕は、全然対等に人と付き合うこともできない、自分の意見もはっきり言えない、感情も言葉に表せない、人に依存しきった人間でした。彼女の言葉や仕草一つ一つに敏感に反応し、彼女がいなくなれば死んでしまう勢いでした。そんな自分を隠すために彼女を傷つける発言もいっぱいしたなぁ。でも、自分がなぜそうなってるのかが解らないから、平謝りと同じ過ちの繰り返し。
 …携帯の『ノクターン』を聞いていると、あの長野県の伊那谷にあるアパートでいつも寂しさから逃げようとしていた自分を思い出します。あの夏は暑かった。実験も手に付かなかったなぁ。携帯からメールが来ないと不安で、幻聴まで聞こえて…。それでも彼女は辛抱強かったなぁ。あのときの僕がそれでも持っていた力ってなんだったんだろう…。

あのときの君へ

 きみはずっと僕に言ってたっけ。「ふうちゃんは自分のことが解ってないよ。」って。それと、僕に感性というものが足りないとも。そうだったね。きみの言うとおりだった。今、自分のことがほんの少し解るようになって、人のことが0から0.001くらい解るようになって、きみに苦労、いや心配させていた頃の自分がどれだけ苦しかったか、きみにもどれだけ辛い思いをさせていたかが解るようになったよ。励ましてほしいときや慰めてほしいときに、思いもつかないきつい言葉に、傷ついたことだっていっぱいあったけど、きみが僕の根っこにある苦しみを見抜いて、僕に考えるきっかけを与えてくれなかったら、今も僕は「隠れた鬱病」の中でずっと苦しんでたし、今僕を周りで支えてくれている仲間たちにも本当の意味では会えなかったよ。
 別れてからしばらく、いや、一年以上気が付きもしなかったけど、感情(感性)の大事さを必至で僕に教えてくれていたのは、本当はきみだったんだね。ありがとう。
 こんなところに書いても伝わらないのは解っていても、どうしてか、書かずにはおれなくなりました。

 音楽って、情景を思い出させます。あのフローリングのアパートの床においた、古ぼけたクッションに寝転がりながら、彼女と電話してたっけ。依存に苦しんだ過去です。でも、僕にとって大事な過去でもあります。
 ふぅ、携帯一つで思い出すなぁ。


 そういえば、今日、ご飯を炊くの忘れてて、白飯を買ってしまいました。ふと気づいた、「南アルプスを源流とする伏流水」の文言。伏流水に対する形容詞がやたらと長いなぁ。

伏流水

 河川水が地下に浸透して地下水となり、河川敷または旧河床の下などを流れているもの

(英)underflow water

― 講談社 日本語大辞典 より

 で、いったいどこで採水したんでしょう。南アルプスって、南北に100kmくらいあるのに…。しかも、「源流とする伏流水」ですから…。要するに、どこかその辺の水ってことなのかなぁ。まぁいいか。ちょっと気になるけど…。

 あぁ、今日はもう眠い。さっさと寝よう。おやすみなさい!

※参考文献 『男はプライドの生きものだから』 テレンス・リアル著 吉田まりえ訳 講談社
天気:曇り(東京23区西部・茨城県取手市)
地震発生:20:26(取手市井野:震度1)

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みそのたまご

2006年2月5日

 昨日から瓶の中で待っていた大豆が、いよいよ出陣です。味噌の主原料として。
 今日は、近くの生協で味噌造り講習会が開かれます。そこに、ふうたろうは単身参加です。周りに男性は、夫婦で来ていた若い人一人だけで、他はみんな女性でした。講師は年配の女性二人でした。味噌造りだけでなく、いろいろ料理にこだわりを持っているようです。

    必要な器具

  • 大豆をふやかす容器(洗い桶など)
  • 鍋(圧力鍋なら楽)
  • 玉杓子
  • 瓶(1kgあたり5リットル・3号
  • マッシャー(肉挽き器でも可)
  • 大きめの鍋×2(直径40センチくらいが望ましいでしょう)
  • 小さめのビニル袋×10以上
  • 秤(最低1kg量れるもの)
  • ざる
  • ボール×数個
  • ラップ
  • 古新聞
  • ひも(長めに用意します)

 昨日煮ておいた大豆を、ざるでよく水切りし、マッシャーで潰します。肉挽き器を遣う手もありますが、粒の粗いのが好きなときはマッシャーがよいです。じゃがいもを潰す要領で。

 一方で、麹(麦でも米でも同じです)と塩を10:4の割合で混合します。最終的な割合は、大豆(乾):麹:塩=10:10:4が望ましいようです。

 塩麹と潰した大豆をよく混ぜます。このとき、固すぎても柔らかすぎても、味噌が発酵しないそうなので、柔らかさをよく見ます。どこかのテキストには耳たぶくらいの固さとあった気がします。

 混合後、味噌玉を作ります。ハンバーグを作る要領で、玉の中の空気を抜きます。その味噌玉を、瓶の底に勢いよくぶつけます。これで空気が抜けます。空気を抜かないと、雑菌が繁殖するそうです。

 表面を整えたら、ラップで密封します。ラップは3枚重ねて使います。

 塩の小袋を作り、ラップの上から重石します。

 フタをしたら、新聞紙で覆いを掛けます。これで冷暗所で熟成。10月下旬頃には食べられるようになるようです。楽しみ?!


 ところで…、あの場にいた方で気になったことがあります。食品添加物や化学物質などに対する見方です。
 たとえば…

  • グルタミン酸(味の素)が石油でできているから、スプーンに入れて焦がすと、タールのようなニオイがする
  • 遺伝子組換えの大豆は、黒い部分(さやと種子が繋がっていた部分)が広い
  • 精製塩(JT塩)は石油からできている

 グルタミン酸の原料が何であろうと、グルタミン酸であれば同じ反応をするはずです。ニオイで成分が何由来かを見分けることはできません。
 遺伝子組換えは目で見分けは付きません。免疫染色かPCRでないと、見えません。
 石油(有機化合物)から塩素とナトリウムのイオン化合物はできません。
 いったい、誰がこんなことを教えたんでしょう。講演や学習会などで教えた人たちの責任です。これが消費者たちの中に浸透していけば、消費者運動への誤解がさらに広がるでしょう。そうすれば、運動の弱体化は必至です。

 そもそも、この味噌造りで使った大豆は、モンサントが遺伝子組換え大豆を県南の畑で試験栽培しようとしていたのを止めるために、大豆基金を募り、試験の畑を買い取り、農家の人に契約栽培してもらているという経緯があるようです。おかげで、おいしくて安心な大豆を使うことができ、菜種などでは普通に起こっている遺伝子汚染を防ぐことにもなります。この運動自体は、遺伝子組換え食品を止め、自主的に物作りをするという点で、とても重要なのです。
 だからこそ、遺伝子組換え推進派などは攻勢を強めます。その中で、生半可な知識で行動していては、勝ち目がありません。運動をなめていると痛い目に遭うことは、この間よく感じることですから。
 …だから、生意気ながらも、その場で抵抗してみました。

 ただ、味噌造りについては、もっと謙虚に学んでもよかったと反省。まだ自分のプライドを捨て切れてないなぁ。

天気:快晴(茨城県取手市)

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心の穴に巣喰う偽善

2006年2月4日

 今朝、8時半起きでした。9時から部屋の壁に配管工事用の穴を開けるとのことです。昨日も隣でガーガー音が鳴っていましたが、今日は僕の家が発生源。

 なめたけご飯を少し掻っ込んで、パソコンの電源をON。昨日から水につけておいた大豆を、圧力鍋で煮始めました。向こうでは穴開け作業のおっちゃん、いや、兄ちゃん。作業員特有のたばこ臭さがなく、安心。でも、音がやっぱり凄い…。圧力鍋が吹いているのに、音が聞こえなくて、びっくりしました。

 作業が終わると、玄関や浴室は穴だらけ。ここに配管通るのはいいんですが、今まで通っていた配管はどうなるんでしょう。下の配管の穴はふさいで、新たに開けた穴を使うのかな…。そういえば、実家の住宅でも、配管の老朽化に伴ってか、工事をしたはいいけど、今まで家具のあったところに配管が来て、凄く面倒なことになったことがあります。住人のこと考えてくれるような配管工事してくれたらいいなぁ。あ、それと、2月17日、改めて配管を導入する工事をやるそうな。今度は丸一日の作業。…。
 配管の穴あけの作業が終わる頃に、大豆を煮る作業も終了しました。1サイクル13分で、鍋二つ動員して、1時間かかりました。合計2kgです。でも、本当においしい大豆です。

 夜から、1月22日にやったいも煮会の反省会も含めた会議をやりました。緊急招集で、みなさんばたばたと集まって下さいました。その会議に向けて、「ふうたろう食堂」開店です。今日のメニューはきつねたぬき丼、みそ汁、かぼちゃの煮っ転がし。食材買いに走り回りました。葱、人参、里芋、油揚げ、天かす。しかし、置いてあったかぼちゃは腐っていて使用不可。無念。
 とはいえ、みそ汁ときつねたぬき丼は、会議に参加してくれたみなさんのお口に合ったようで、何より。作った甲斐がありました。
 議論も次につながる話が出来、遅めの22時半に散会。みなさん、お疲れさまでした。


 そういえば、今日、障害者自立支援医療の案内が来ていました。
 はて、そういえば、小泉構造改革とやらでそんなことを言っていたな。どれ、どんな「支援」をしてくれるのか見てみようじゃないか。

どの障害者も同じ制度のもと地域で自立した生活を

 これまでは、障害の種類や年齢により受けられるサービスの内容などが決められていましたが、障害者自立支援法の成立により、どの障害の人も共通の福祉サービスが地域において受けられるようになります。

―障害者自立支援法利用のしおり 2ページ より

 …読んでいてもよく解りません。「どの障害の人も共通の福祉が受けられる…」?
 僕は介護などを受けているわけでなく、精神通院医療の補助を受けています。ほかの内容は解らないのでおいておくとして、自分の場合、「自立支援法」により、何が変わるのか見てみました。………
 驚くなかれ、書いてあるのは医療費についてだけ。「指定の医療機関で医療を受けた場合、医療費の1割を原則として自己負担します。」
 今、僕が払っているのは0.5割。それじゃ、ただ負担額が増えるだけ増えるだけですか。
 そこで、低所得者には負担が重くならないよう「配慮」していると。障害者が年収80万円以下で、住民税非課税世帯の人(「低所得1」層)は月額2500円が限度額。僕は1ヶ月に一度くらい通院して、350円くらいです。それが700円になるとすれば、仮に低所得1層に入ったとしても、負担増です。生活保護世帯(負担額なし)にでも入らない限り、負担は増えます
 医療費が上がっても何かメリットがあるわけでもない。僕はこの政策をこう呼ばせてもらう。

障害者自立支援放棄

 偽善に満ちた名前に偽善に満ちたこの中身。負担が増えるということそのものよりも、こういう制度を、政権が、「自立支援」の名で吹聴して回ることに憤りを感じます。

 一方、僕の方にも「偽善」があることに気づきました。いつか、ある人に「言葉に気をつけろ」といわれたことがあります。人のことを冗談でも、「ずぼら」だとか何とか言ったときに。自分にはそのつもりはなくても、相手を傷つけていることがあります。この前、餃子パーティーのとき、他の人がそういうミスをしているのを垣間見ました。…言葉に気をつけよう…。相手は大事な仲間ですからね。

 今日はからっ風が強く、関東地方の空気はかなり澄んでいました。利根川の土手で寝転がりながら凧を揚げている人。その凧と青空がとても映えたので、一枚。

天気:晴れ時々曇り(茨城県取手市)

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一日12時間

2006年2月3日

 昨日は日付が変わる前に床に就きました。23時41分。しかし、夜中3時7分、目が覚めてしまいました。気分が悪い。プリンペラン錠(塩酸メトクロプラミド)を飲みました。気のせいなのか、本当に効いたのか解りませんが、落ち着いて朝までぐっすり。しかし、体がだるく、3日は結局欠勤でした。
 最終的に起きたのは11時56分。寝方が日頃の疲れを物語っているようです。起きてから、一日を通して体温36.6?37.2℃。微熱。

 12時半頃、宅配便。シュレッダーが届きました。クレジットカードのポイントで応募した景品です。ツインバード製の家庭用です。

 早速開封して、動作確認。おや、まだ使ってもいないのに、刃に紙みたいな物が挟まっています。所詮景品のシュレッダーでしょうか。試しに、住所が書いてある封筒をかけてみました。
 うぃぃぃぃぃん…ガガガガガガッッッッ
 大きな音をたててきれいにカット。…と思いましたが、スイッチをオフにしようとすると、思いあまって「逆転」。きしめんみたいになった紙が逆流。刃が詰まってしまいました。…これ、スイッチに問題があるようです。

 味噌用の大豆、明後日に味噌造り講習会があります。それに備えて、大豆を水につけておかねばなりません。2kgもある大豆をその辺の入れ物かき集めてなんとか浸水。写真の大豆は浸水後2時間ほどのものですが、6時間後には、この鍋から溢れました。

 それと、今日は昼から地震が多発。13時37分、14時38分、14時41分、15時10分の4回。震度は2。

 夜もまだ、頭がボーッとする感じが残ります。早寝早起きを継続する必要があるとはいえ、今の生活スタイルではどうにもこうにも…。

天気:晴れ(茨城県取手市)
地震発生:13:37 (14:38) 14:41 15:10(取手市井野:すべて震度2、括弧内は体感はあるが、地震計では感知せず)

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湿った重い息

2006年2月2日

湿った重い息

 昨日の夜寝たのは2時。早く寝ようと思っていたのに、パソコンの修理でつい遅くなってしまいました。しかも、何も解決せず。そして、今朝。目覚まし用のコンポが起動に失敗し、電源入った瞬間フリーズ“Hello”のまま止まっていました。

 遅い出発のとき、取手市は少し晴れていましたが、東京に向かうにつれて雲が多くなってきました。職場のあるところの気温は11時で8.2℃。最高気温でも9.5℃でした。寒い…。
 仕事の量は今日も多く、昨日と同じレベルでした。しかし、体の動き一つ一つが非常に硬く、作業が思うように進みません。昼飯には、主任手作りの鯖のみそ煮と、甘エビの刺身およびたらこ、みそ汁が付きました。豪勢。しかし、食べた後、急激に具合が悪くなりました。
 そういえば、アルプラゾラムを62時間断薬していました。31日2時から2日の16時まで。その反動でしょうか。しかし、服薬しても余りよくならず、「帰ったら?」と仲間の方。ということで、作業途中で任せて帰宅。

 今年は加湿器とマスクを導入して、風邪らしい風邪はまだ引いていません。しかし、慢性的な睡眠不足で、すでに急性胃腸炎にかかっています。今日のは前ほどでなくとも、少し厳しかった。
 帰りの電車、げっぷを数発すると少し楽になりました。が、それ以上に、凄く眠い。常磐線では夕方から立ちながら寝てしまい、足かっくん。

 帰ってきてから、眠気はあるものの、体調は戻ってきました。食べてから3時間以上たった23時くらいには寝床に入ろう。

 加湿器が重たい白煙を上げ、真冬の砂漠に潤いを与えています。

天気:曇り(東京23区西部・茨城県取手市)

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真冬の砂漠

2006年2月1日

 起きたのは8時。連日の夜更かしで、やばい。昨日の日記、帰ってから書いたから、余計遅くなりました。…もっと時間がほしい。

 今日は雨でした。でも、取手市ではまだ小雨で、手に持っていた傘も、役に立たず。取手の駅ソバを食べるときも、いつも邪魔者でした。
 しかし、職場の最寄り駅に着いたら、雨が強くなっていました。アメダスによると、10時の当地の降水量は1.5ミリ。
 はっ!手の中にあった傘が…ない!
 どうも、地下鉄の中に忘れてきたようです。最後の最後まで荷物になっていた傘は、いざというときに役に立たず、本当に情けない結果になってしまいました。結局、職場までの10分、ずぶぬれネズミ。黒いコートに数多のみず玉が。

 時間を追うにつれ、雨は強くなっていました。時々、職場の玄関を開けて用を足すとき、外を見ると、土砂降りの雨。特に、帰宅時刻の、18?19時あたりはすさまじい。当地で10ミリ近くの強い雨でした。また、取手市でも、9ミリの冷たい雨(竜ヶ崎:5.1℃・19時)でした。そんな中、傘は何とか職場から借りたものの、バスを15分近く待ちぼうけ。乾ききった木も建物も、水で潤っていました。
ISOとシャッター速度が調整できないので、うまく撮れません。

 20時36分頃、地震発生。多いですね、関東地方は。震度は3(取手市井野の地震計)。皿やテレビがカタカタ、ひげそりの充電器の、ブラ下がったプラグがプラプラ。人がメシ食いながら『ためしてガッテン』見てんのに…。今日の『ガッテン』はインフルエンザでした。
 そん中で一つ気になったこと。タミフルの副作用。精神異常のことです。専門家が数分出てきてかくのごとし。
 「(厚生労働省などの見解でも)因果関係はないから、普通に使ってください」
 「どんな薬でも副作用ありますから」

 どこの回しもんやねん…。有効な薬なんは認めるから、せめて、「神経質にならなくてもいいですが、ご家族などの方は、様子を見ていてあげてください。」とか言ってもらえると、助かるのに…。専門家の意見はそれだけ影響力が大きいんですから。

天気:雨一時強く降る(茨城県取手市・東京23区西部)

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