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氷の世界へ

2006年2月25日

 未明の1時前に茨城県土浦市を出発。総勢18名の「こけまくりスキーツアー」メンバーは山形県蔵王温泉スキー場に向かいました。

 到着は、5時半頃。いつの間にか山形県。みんな眠い。それでも容赦なく夜は明けます。7時から眠たい消化器に旅館の朝ご飯をねじ込んで、スキーへ出発。でも、もたつきます。団体行動はどうしてもこうなる傾向があります。改善の余地あり。

 少しの空き時間は周辺の散策。寒い晴天の朝の蔵王温泉街は、そこら中立ち上る温泉の湯気で悶々としています。成分は二酸化硫黄(SO2)あるいは硫化水素(H2S)と思われます。湯気は霜となって、結晶化しています。流れる川全てが温泉で、湯の花がいっぱい。

 スキー場に到着。とりあえず、ゲレンデが目の前にあります。

 しかし、蔵王と言えば、樹氷原で有名だそうです。…ということで、そこへ向かっていきました。…が!好天ということもあり、凄まじい人です。常磐線が蘇るよう。まさに松戸駅、柏駅状態です。うぎゃぁ!仲間の一人、「早く滑りたい。向こうのリフト乗ろうぜ。」…僕もその誘惑に駆られそうでした。結局、待って上まで行きましたが。

 しかし、行って正解でした。あまり今年は綺麗ではないと言われていた樹氷でしたが、頂上付近では気温が充分下がり、強風だったため、ちゃんと出来ていました。

(拡大写真あります)
 頂上で、みんなで記念撮影。「こけまくり旗」がはためきます。

 その後、仲間のIさんと、重いスキー靴を履いていることも、鞄を置きっぱなしにしていることも忘れて、地蔵山の方まで登りました。上から見る雪原は見る者を圧倒。来て本当に良かった。

(拡大写真あります)

 スキーはひたすら「こけまくり」でした。基本がなっていないらしい。どうしても恐怖で後ろにのけぞってしまう。これがいけないようです。エッジを効かせるにも何にしても、まず前に力をかける訓練。時間かかります。でも、厳しい教育(?)の成果あって、少しうまくなったかも知れません。

 仲間も「こけまく」っていました。

 スキー後は色んなトラブルありつつも、みんなで会食と2次会。飲んだくれてからむ人、聞き役に回ってふんふん言っている人、腹をこわして寝ている人、ばたんきゅうの人など。会食では、意外と津軽農民連のリンゴジュースと細江農民連のみかんジュースが好評。みかんジュースは全て消費。どちらのジュースも、旅館の方にも差し入れたのですが、「味が濃いですね」と絶賛。この両産地の方、喜んでください。

 こうして、密度も味も濃かった一日は終わりました。みなさん、とりあえずお疲れさま。

天気:雨のち晴れ・雨は茨城県のみ(茨城県土浦市・山形県山形市)

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