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水の世界へ

2006年2月26日

 天候は昨日の快晴に近い状態から一転して、雨。蔵王も気温が上がり、雨でした。二日目の今日もスキーに行ったメンバーも、強風と大雨にやられ、ずぶぬれになったようです。
 僕は、今日は温泉街を楽しむことにして、危険なところにも仲間を引っ張り回して、遊んでいました。ごめんなさい。
 ここは温泉街。硫黄のにおいがぷんぷんします。よく見ると、トイレの鉄パイプが、黒く錆びています。これは…!普通は緑青(銅の酸化:緑っぽい青色)や鉄さびとして現れます。しかし、黒いのは珍しい。硫化反応が起こっているのではないでしょうか。この黒は硫化鉄か硫化銅…?

 下は町中で自然にわいている温泉です。藻が生えています。

 仲間とともに、まず、温泉街に土産物買いに出発。ここで、友にはがきを出すことを思い出しました。樹氷の絵はがきを買って発送しました。本当は自分の樹氷写真で送りたかったですが。土産物屋では仲間のIさんがやっぱりつまみ食いキング。つまようじに3個もサンプル用の牛タンの薫製の切れ端をつけてパクパク。…。すでにこのとき風雨が強くなっていました。

 しかし、その雨が強くなる中、めげずにアイスバーンと化した坂道を通って、閉鎖された大露天風呂へ。凍った上に雨で濡れた道に、全員四苦八苦。やっぱりごめんなさい。

 とりあえず、大露天風呂の看板と、外から見える限りの露天風呂の青い水を見てきました。

 凍結路面でやっぱり「こけまく」ったみんなで、温泉へ。大きな露天風呂があって、やっぱりそこも水が青みがかっています。成分表を見ると下の写真のようになっています。硫化水素イオンの表記はありませんが、硫酸水素(HSO4)や硫酸イオン(SO42-)濃度は他の数値より多めの787.2mg・1171mgのようです。そして、pHは1.7。低いですね。スキー靴でこけた時の傷にしみます。

 昼ご飯はジンギスカン料理。しかし、肉が食べられない僕は鰻。やたらと時間かかった割に、焦げたあまり美味しくない鰻。ま、こんなもんでしょ。ジンギスカンはそれなりにボリュームもあって、みんな美味そうに食べていました。

 店の2階には、提灯が飾られています。色鮮やかです。サンプル用のビーフジャーキーをさっき3切れもムシャついていたIさんが発見。

(拡大写真あります)

 この後、帰ります。みんな爆睡。仲間のEさんによると「私だけ起きて、みんな寝てる。どうしよう。」だそうです。後半は、語りモード。それなりに寝て疲れ取れた、血の気の多いヤカラが騒いでいます。さらに、土浦に着いた後はデニーズなんかで会食。なかなかこれも醍醐味。
 ここで感想交流などをしたのですが、スキー自体より、知らない仲間と、あるいは知っている仲間と、交流して成長していける過程が重要であることを何人かの仲間が明らかにしてくれました。その先見性に鱗が落ちました。

 とにかく、今日はみなさま、お疲れさまでした。また、会いたいね。また行きたいね。そう思いました。それではみなさん、また会う日まで。
 画像を一部、アップロードしています。蔵王樹氷原シリーズと、提灯。
ダウンロードファイル2月27日付 計7枚

天気:雨時々曇り・午後は強く降る(山形県山形市・茨城県土浦市・稲敷郡阿見町・取手市)

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