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立往生

2006年3月17日

 6時45分。目覚ましのステレオ、笠木透さんのCDで目覚めました。…が、春眠暁を覚えず。次に気がついたのは7時50分頃でした。でも、カレーうどんと五分づき米を食べ、とりあえず、朝のエネルギーを補給して出発。
 夜中日付が変わった瞬間、強風と雨の、嵐。いつもは濡れることのない南の窓が、ビチビチいっていました。今朝もまだ強風。電車は影響を受けていました。それでも多少の遅れです。
 …が、決定打が、我孫子駅。
「松戸駅で緊急停止の信号がでましたので、しばらく停車します。」
 そう車掌さんがいっている間に、我孫子駅の駅員さんが
「松戸駅で人身事故のため…」
 と。もはやジタバタしてもどうにもなりません。結局、それから丸2時間、我孫子駅で立ち往生でした。その間、どうしてたか、新聞読んで、『食品の裏側』を読み終わりました。
 …情報公開がされていないという社会的問題は追及できても、やっぱり「消費者が変わらないと~」っていうことにしか目がいってません。また、個々の企業の良心だけで変わると信じているところも気になります。良心があっても、その思いを阻むものがあることは、常識ではないでしょうか。それが、消費者の需要だというのでしょうか。ならば、その消費者の需要はどうして作られるのでしょうか。低賃金、長時間労働、その他様々な規定に思想や心理は縛られています。人々に良心を取り戻すと同時に、その思いが活かされる社会が必要です。
 …とはいえ、筆者の姿勢は素晴らしいと思います。これでは「自己責任論」の餌食で終わりかねないと言いたいだけです。実際個々の事例を考えるときりがありませんが。
 話がそれました。結局、待ちぼうけで、疲れました。今日一日のバイオリズムは完璧に狂いました。

 職場に着いたのは12時過ぎ。道ばたに、アブラナ科っぽい、ナズナみたいな花があったので、撮影。何の花でしょう。

 今日も夜の会議がありました。しかし、今日のは茨城でやったものではありませんでした。苦痛でした。おもしろくない。前進しない。何で僕はこの場にいるんだろう。そんなことばかり思うものでした。いや、茨城でやっている会議も、放っておいたら同じ道を歩むのかも知れません。この前、「目標を決めないと」という議論になりました。やっぱりそういうことなのかも知れません。
 「負けるな、逃げるな。」
 とはいえ、心には負担。展望が見えないものに、支えを見いだせないものに、正直苦痛です。茨城と根本的に違うのは、前がまったく見えないことです。そして、相談する相手が一切いないことです。
 というわけで、帰りの電車は意気消沈。そんなときに限って、機嫌悪そうなおっちゃん。「やめてくれよ~。」満員電車で頑として場所を譲ろうとしませんでした。でも、僕と同じように、気分が悪いのかな。

天気:曇りのち晴れ・一日強風が吹いていました(茨城県取手市・千葉県我孫子市・東京都板橋区)

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