Archive

Archive for 2006年8月15日

ひとり旅の始まりfor木曽(木曽御嶽山:長野県)

2006年8月15日

※記録:8月19日

 燧ヶ岳から一日空けて、次は木曽の御嶽山(長野県と岐阜県の境)。楽しい強行軍の始まりです。
 しかし、関東地方はいつもの山行きの時のように、雨。雨の多いところだなぁと、いつも思います。行き先が木曽御嶽山なので、中央道での渋滞(高速バス)に引っかかって寝ている間に晴れていました。強い長野県の日差しが熱くて目が覚めました。

 御嶽山に関東地方(新宿)から行くには、鈍行列車なら高尾や甲府、大月、塩尻などを経て、木曽福島に行きます。夏や冬、春の休みのシーズンは青春18きっぷが使えるので、複数で行く場合や行き先が多い場合はこれを使うと良いでしょう。しかし、今年は旅行の日程が多く組めそうにないので、高速バスを使いました。
 新宿駅西口から、おんたけ交通バス(および京王)が一日2往復木曽福島駅前まで出ています。これを使いました。料金は2006年8月15日の時点で新宿~木曽福島間が4500円。往復割引で1割引の8100円です。

 木曽福島町(現木曽町)は東京の小雨と違って晴天。カラッとしていますが、強烈な日差し。暑いのではなく、熱い。宿場町的な雰囲気が漂う木曽路。駅や駅前の店も景観を重視します。

 駅前からおんたけ交通バスで田ノ原まで。夏シーズンのみ運行(確か8月27日まで)のバスだそうです。1日3往復、片道1000円です。しかし、片道1時間15分、しかも田ノ原は2180mの地点。破格です。チケットは名刺用紙を使っているようで、この生活感がまたたまらない。

 蛇行のハイウェイ。低い山と雲を見下ろしながらバスが行く。2180mの田ノ原。バス停の目の前に田ノ原山荘があります。田ノ原山荘は収容人数130人ほどだそうで、全て相部屋です。8月15日時点で、朝夕二食付き8400円、弁当付きで9000円、素泊まりで5250円です。周囲は駐車場しかないので、ガス缶を使って料理するなら、玄関前の砂利のところでするしかありません。しかし、山荘の受付の人によると、料理をする人に文句を言う一般客が居たそうです。理由はよくわかりません。
 山荘は風呂やトイレ、洗面所などが完備され、洗剤やシャンプーなどもあります。ゴミ箱も設置されています。山でゴミを捨てたくないので、ゴミ箱は使いませんでしたが。

 登山道の入口もすぐ側。登山道は御岳山頂神社の参道になっているため、鳥居があります。

 駐車場の東の端からは木曽谷を眺めることができます。その向こうには中央アルプス。降水量のみ測定できるアメダスがあります。

 持っていた荷物は17kg。しかし、肝心のタオルを忘れていました。相部屋の人にタオルを借り、なんとか入浴…。20~21時には寝ました。翌朝起床は4時です。

天気:くもりのち時々晴れ、関東地方では雨(茨城県取手市・東京都新宿区・長野県諏訪市・木曽郡木曽福島町・王滝村)

ふうたろう旅日記