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無責任な社会

2006年11月30日

 今朝起きたのもまた8時10分。体たらくぶりが顕わに。でも、社会の上に立つような立場にありながら平気で無責任なことをする人ほど落ちぶれてはいないと思っています。
 今日も、『さと子先生のホームルーム』(おにつかるみ著 新日本出版社)を読みました。ここに登場する子どもたちも先生も、実在します。具体的なことを書いていると、読書感想文になってしまうので書きませんが、今日読んだ章は、障害を持っている子と一緒に成長する『さと子先生』のクラスの子どもたちとさと子先生の話(先生も成長してるんです!)、さと子先生の卒業生を襲う不当な扱いと闘う卒業生と先生の話。8月頃読んでいた『空のにおい』と同じく、電車で読むのは辛い。住井すゑさんの言葉をパクると、悲しくて泣くのではなく、感動して泣くのです。もちろん、『ドラゴンボール』(鳥山明 作)の主人公・悟空が尻尾を引っ張られて痛みのあまり涙を堪えるが如く、耐えていましたが。
 …子どもたちの力に圧倒されます。子どもたちを“虐待”する社会に憤りを感じます。先生自身の子どもたちへの思いと責任感に尊敬の念を抱きます。「この子どもたち、先生のような、感性や勇気や愛情、行動力や科学的思考に、少しでも近づきたい」

 しかし、一方で、こういう人たちをも不当に扱うこの日本社会。東京で君が代を強制している話は新しい。タウンミーティングのやらせ問題、東京都知事の「甘ったれている」論、はたまた最近読んだ水俣病の本では、意地でも水俣病の責任を認めない政府の態度…。
 さっき、NHKのニュースで、目黒区のある党の議員6人全員が政務調査費を不当な使い方をしていたと報道されていました。この議員たちの釈明はまだ聞いていませんが、一応、辞職という態度をとってはいるようです。辞めれば済むのか?
 こんな異常な社会、無責任な社会で、どうして子どもたちが健全に育つことが出来るのか!教育基本法が子どもたちの人格形成を定めているのを、やらせまでして改悪を企て、そういう部類の人たちが別のところで同じように無責任なことをやっています。無責任な人間が、密かに苦しみながらも努力している人たち、子どもたちをなじる。絶対に許せない。
 …とはいえ、実際行動に移せていない自分がもどかしい。毎日、何が出来るのかを探すので、今は精一杯…。でも、僕は無責任とは言われないような生き方をしたい。

天気:くもり一時雨、夜は晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

 

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油の処理

2006年11月29日

 今朝、起きたの8時7分。体たらくぶりにもほどがあります。…と言っている時点でだめなのか。ま、とりあえず、着の身着のまま、家を出て、日暮里駅のそば屋さんで、おばちゃんと話をしながらネギたっぷりのそばを食べ、職場近くの住宅街を散歩して、出勤。
 右の写真は、今日の仕事です。この底にたまっている液体は、あるサンプル20gから抽出された油です。落花生(67.8%?)とか、大豆(19.0%)とか、ゴマ(51.9%)とか、油がたくさん出ます(数値は『五訂食品成分表2003』より)。油は農薬の分析にジャマなのでアセトニトリルとヘキサンで取り除きます(完全にはムリ)。
 ところで、農薬の分析では有機溶媒を使って油に溶けやすい物質を溶かしだしていきます。実は油を搾る時も、ヘキサンという溶媒を使って油を溶かし出すのです(搾るとはいわないのか)。あとは、そのヘキサンだけを蒸発させれば、油だけになります。でも、圧搾して油を採るのと違って、ビタミンとかが少ないといわれていますし、香りは確実になくなっています。
 製品になっていると気にもならないけど、いざフラスコを回していると、妙なものを食べているという違和感も湧いてくるものです。

 今日の帰り、『水俣病の真実』を読み終え、『さとこ先生のホームルーム』(おにつかるみ著 新日本出版社)を読み始めました。子どものこと。親のこと。彼ら彼女らを取り巻く不当な社会、悲しいし、許せない怒り。またこの感想はいつか書こうと思います。今日読んでいた章は、性的虐待を受けた女の子と、両親から虐待された女性(親)とその子どもの話。
 ある都知事が「甘ったれている」とかいいましたね、いじめその他で苦しむ子どもに対して。なめんなよ、子どもの力を。事実を見れば、その都知事の方がよっぽど「甘ったれている」ことがわかります。

天気:晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

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久しぶりの労働

2006年11月28日

 今朝6時34分、同僚から、風邪ダウンのメール。一方で、今日は僕は復活。昨日は12時6分まで寝ていたので、今日の朝3時過ぎるまで寝つけませんでした(ロヒプノール(睡眠導入剤、主成分フルニトラゼパム)を0.5mg服用済み)。
 朝は普通に家を出ましたが、今日は常磐線が、松戸駅でのポイント故障のため、30分も遅れました。僕は座って新聞を読んでいたので、楽なもんでしたが。ま、人が死ななかっただけでも良いとしますか。
 右の写真は日暮里駅の紅葉。10月30日、11月13日、11月24日と撮り続けてきたやつです。
 この三日間と違って、今日は曇っていたのでホワイトバランスが違いますが、24日のと比べても緑が減ったような気がします。都会でも進む季節。

 職場には30分遅れて到着です。風邪ひいて仕事が出来なかった無念さと、今日遅れたことのちょっとの後ろめたさ。ま、それでも、仕事はこなすしかありません。いつものように、アセトンとサンプルをシェイク。農薬を抽出です。
 今、僕自身、この仕事が本当に好きなのか、問うています。でも、生きていくためには働かなければいけないし、この職場の、職業の理念は、僕の感性に十分応えてくれるものでもあるはず。もっと好きになりたい。
 それには、やっぱり体力なんですね。勝は体力!

天気:くもり、朝のうち霧雨(東京都板橋区・茨城県取手市)

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風邪ひいてねんね

2006年11月27日

 風邪。この忌まわしいやつ。昨日の夜、日記を書いて、床に就いたあと、更にひどくなってしまいました。寒気でぶるぶる震えるし、夜中は息苦しくて目が覚めるし、最悪極まりありません。ストーブを焚いていても、寒い。ってか、危ない。
 それで、今日は一日部屋にこもっていました。どうも、職場の同僚の人も風邪のようで、とっかえひっかえ、同時進行、両方ありの、風邪日和です。
 症状は、吐き気(気分の悪さ)、頭痛、微熱、くしゃみ、鼻づまり、咳、喉の痛み、悪寒、倦怠感、等々。ここ一週間ずっとです。こんなことなら、先週火曜日、水曜日、そして祝日の木曜日、とちゃんと休んでいればよかった。中途半端な休み方は、かえって長引かせます。
 そして、夜、熱は下がっていました。この時刻で36.8℃はかなり良い。とはいっても、…普通は微熱なんですが、この体温は。

天気:くもり時々雨(茨城県取手市・家の中半径5m以内)

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イベントにカメラを忘れるほど

2006年11月26日

 実は、現在、すこぶる調子が悪い。風邪ですが、鼻水が止まらない、頭がボーッとし続ける、熱っぽい。それで、今日、とねっこ保育園のバザーに行ったのですが、何と、愛用(?)のカメラを忘れていくという失態。子どもやその母親、保育士たちが曇り空の下でバザーに取り組む姿を撮れませんでした。
 右の写真は、そのとねっこバザーで手に入れた、調理器具4点セットの一つです。いったい、何に使うのだろうと首をかしげながらも、ボランティア精神でがんばる保育園関係者と、調理器具が好きな気持ちとが相まって、買ってしまいました。そして、わからないと言いながら、夜の料理の時、オカヒジキのおひたしを掬うのに使いました。麺を掬うのに適している形っぽい。
 そして、昨日の散歩中に、利根町の産直スーパーで買ったターサイ。こんなに立派なターサイを売っているのは初めて。いつもの、にんにく唐辛子炒めで食べました。やっぱりターサイは味噌汁か餃子の方が合うね。

 ところで、先ほど、熱を測ったら37.4℃ありました。やばい。37.3℃を超えると平熱から外れます。でも、朝になると、インフルエンザの時もそうですが、一気に2℃くらい下がるんですね。だから、熱が引いたと思ってしまいます。危ない、危ない。

天気:くもり一時雨(茨城県取手市)

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生きよ!取手市

2006年11月25日

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 今日は本当のオフタイム。(1)~(6)の写真は取手市内の散歩で撮りました。数が多いので小さくしましたが、画像をクリックすると大きくなります。

  1. 綿毛ですが、ノゲシ(キク科)の綿毛でしょうか。青い空に自由にゆったり浮かんでいるように見えますが、撮るのは大変でした。
  2. 小文間(おもんま)地区にある大聖寺というお寺のイチョウです。今日は天気がいいから、黄葉もきれいです。この黄色は、フラボノイドと呼ばれる化合物の色だそうです。
  3. この花が何なのか判りません。手持ちの辞書にはありません。これは、4月頃も咲いていた記憶があります。
  4. 小文間にある、明星院というお寺の楓です。お寺の楓は定番ですね。
  5. 明星院の墓地から視線を上にやると、飛行機雲が澄んだ空を切っていきました。
  6. 取手市の東の端にある、松陽(しょうよう)高校です。子どもたちは誰もいません。…と思ったら、男の子と女の子が、僕が立ち去る頃に校舎からボールを持って現れました…。

 取手市も自然環境のまだまだ生きた町ですね。散歩していて、とても気持ちがいい。愛郷心も湧いてくるってものです。

 しかし、その愛する町を壊す勢力がいます。
(a)
(b)
(c)

  1. ここは、去年はまだ工事が始まっておらず、田舎道でした。両側には竹やぶや雑木林があって…。それが、このありさまです。
  2. 重機が入って、花やきのこのあったあの道は見る影もない。
  3. 関係ないけど、利根川で息絶えていた魚…。

 その破壊の当事者である取手市の行政。以下、取手市ホームページより市長の言葉。

「水と緑を育み、美と文化を創る活き活きリビングタウン」をめざして

「水と緑を育み、美と文化を創る活き活きリビングタウン」と定めました新市の将来像は、現実のものとなるべく動き出しています。ともにふるさとの自然・歴史・文化に誇りを持ち、新しい夢を育み、多様な世代が交流でき、くつろげるまちをめざして参りましょう。

 …嘘です。これは、タテマエでした。「誇り」を持たせてくれた取手市の自然を壊したのですから。
 あの道を通らなくても、県道11号線に出る道はあります。そんなに遠くはないはず。利権が絡んでいるのかどうかは、調査のしようがありません。しかし、理由はどうあれ、愛する国土を返せ。そして、取手市があの利根川の魚のようにならないうちに、乱開発をやめなさい。

天気:晴れ(茨城県取手市・北相馬郡利根町)

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科学を究めたくば…

2006年11月24日

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(2)
(3)
 今朝、また日暮里駅の蔦が気になって、写真撮ってみました。毎日少しずつ変わるので、昨日と今日の違いなんて判りません。でも、上の写真を見てみると、一目瞭然。(1)は10月30日、(2)は11月13日、そして、(3)が今日11月24日。こんな大都会の、雑踏の駅から、季節を感じました。

 今日、夜は職場で会議だったので、常磐線に乗ったのは21時を回りました。そこで、久しぶりに『水俣病の真実』(矢吹紀人著 大月書店)の続きを読みました。今日読んだところは、水俣病の認定を拒んだ勢力がいったいどんな行動をしたかが、具体的に書かれていました。
 水俣病患者の認定は、第一陣が1973年頃に認定され、そこから認定を求める患者が急増します。この時の認定基準は、有機水銀による症状(神経症状)が少しでもあれば、水俣病認定をする内容だったようです。しかし、それからすぐ後、認定基準は、一つ一つの症状について、「高度の学識と豊富な経験に基づき」検討するようになりました。つまり、「一つでも水俣病の症状があれば認定する基準」ではなくなったのです。
 そうして、「高度の学識と豊富な経験」に基づいた検討の結果は、一つ一つの症状に対してことごとく水俣病ではない診断をされることになりました。ひどいことに、その時に診断を下した医師は、患者の訴える症状を頭から否定していました。「ジェスチャーが上手い」など。しかも、そうした医師たち(水俣病否定勢力側の医師)は、水俣がどんなところであるかさえ知らない程度のものだったそうです。
 そして、その一方で水俣病患者に対する偏見が広がりました。「金欲しさのニセ患者」
 実はこういう発言を国会議員などもしていたといいます。

熊本県議会議員 杉村国夫

 申請者の中には金欲しさのニセ患者が多い

石原慎太郎環境庁(当時)長官

 水俣病には公害が原因でない人も患者の中にいる

自民党環境部会長 森下泰

 熊本県では申請すれば水俣病患者になって金がもらえるから、そのうち県民全部が水俣病患者になる。私も熊本県に住んで水俣病になりたい

 過去の過ちを清算しない態度。今に通ずるものがありますね。
 一方で水俣病認定のために、患者の治療のために、とにかく何でもやった藤野医師たち。疫学調査、粘り強くやった患者からの聞き取り調査、自分たちで設立した病院での検診…。その結果としての、「チッソがアセトアルデヒド生産の過程で排出した有機水銀による水俣病」。事実と正義に則って闘った藤野医師たちに敬意を表したい。科学者の名に恥じない、無名の科学者たち。僕もこういう人たちのような人間になれるだろうか。

 「科学」…毎日のように思い浮かべる言葉ですが、まだ藤野医師たちのような「科学」にはまったく及ばない。なぜなら、実践がないから。でも僕は科学に携わる人間。責任として、出来ないでは済まないし、済ませたくない。
 …ってことは?選挙戦、さぼるわけにはいかないか。そういう身近なところに行くよね、やっぱり。上手く関わる方法、探そう。僕なりの、「中途半端でない方法」を。

天気:晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

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人を動かす活動

2006年11月23日

 今日こそは、とねっこ保育園(取手市中部の保育園)のバザーに行くつもりでしたが、朝9時半、そこに勤める友人から、延期の連絡。外を見るまでもなく、すでに薄暗く曇っています。見たところ、今は高層雲ですが、半日もすれば雨が降り始めるでしょう。
 そして、急遽仕事が入りました。いつも一緒に活動しない人々を訪問するのです。一緒に活動しない人とは、大抵連絡がとぎれ、人間関係もとぎれ、素性の解らない状態の人のことを言っていいと思います。僕も会ったことのない人のところに行くのですから、ハードルの高い仕事です。
 昨日述べたように、今すでに選挙が始まっていて、それこそ、各候補者(?)がしのぎを削る時。投票してもらえるようになるには、上のハードルの高い仕事など、当然こなせないといけない…よね?こないだ、11月4日、祭りの時に職場の募金を求めたのと同じハードルを感じました。

 こういう活動は、別に給料ももらえないし、決して華やかでもないし、けっこう厳しい仕事です。何の得があって…なんて思うこともなくはない。けれども、自分の実力がすべて物をいう活動です。100%諦める気にはなれないのです。僕自身が、人の気持ちを動かすような経験をまったくしていないというと嘘になる。…少なくとも、「まったくしていない」とは思っていない人もいます。しかし、現実は、できない部分も多い。ならば、できる部分を探すしかない。いつも家でセコセコやっているビラ作り?
 …選挙だとか、訪問だとか、十把一絡げには言えなそう。どこででもできることはあるのだろう。できないことを挙げる前に、できることを探そう。それが、選挙前の「鬱」に勝つ方法である気がする…。
 それにしても、風邪がまだ治らない。まずはやっぱり「勝は体力」ですね!

天気:くもりのち雨(茨城県取手市・守谷市・筑波郡谷和原村)

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よく解らない苦痛

2006年11月22日

 取手駅に帰ってきたら、写真のような看板。いよいよ茨城県議会議員選挙が始まるのですね。でも、告示が12月1日だから、ここに候補者の顔が出るのはまだ当分先ですね。
 選挙は好きではありません。社会を変えるチャンスとかいいますが、選挙で社会が変わった経験を、僕はしたことないし、実感している人も少ないのではないでしょうか。しかし、それ以上に、選挙戦はフェアじゃない。例えば、自民党や民主党は、政党助成金や献金などをもらっているのでお金があります。一方、政党助成金を拒否している(憲法違反だといっていますが)共産党は、貧(文字通り…か)。マスコミの報道も、二大政党「制」という制度を勝手に作ったし。おかげで、情報と経済の格差が選挙にまで出てしまいました。
 で、選挙運動となると、これが締まりない!プロでもない運動員ができる選挙運動なんて、どれほどのものか。ハンドマイク握って宣伝してもそれを聞いていく人はいたためしがない。時間がない、お金がない、というのはやる側の理由で、道行く人には悪くいえば、言い訳にしかなりません。
 選挙になると、鬱になる。これが今まで僕の経験。これほどやりがいのないものはない、と。ただ一つ、去年の3月にやった北茨城市議会議員選挙を除いて。
 もっと、県政のデータを示したパネル、綿密に練り尽くしたビラ、自分で研究したハンドマイクスポット(原稿のこと)、をちゃんとしてから動いた方がいい。…というのが本音です。「中途半端なものならやらない方がまし」というのは、異論があるでしょうが、僕はそう思います。

 二段落前、「鬱になる」という言葉を使いました。僕は、選挙の時だけ鬱になるのではありません。そうでない時でも鬱になります。今は良好ですが。
 その鬱の時、落ち込んでいる理由がさっぱり理解できていません。とにかく、孤独感、焦燥感、悲壮感、疑心暗鬼、攻撃性、自己否定感、そんなものがやたらとたまります。特に、孤独感と攻撃性、自己否定感は強い。この苦痛は本当に理由が解りません。
 でも、1ヶ月ほど前、自己否定感に理屈がないなら、やめてみようとやめてみたら、自体は一変。相当気楽になりました。それに従って、孤独感もかなり弱くなりました。攻撃的なのは…まだ残ってはいますが。それはおいおい。
 とりあえず、自分のことが嫌いだと思った時、その嫌いだと思う理由に思い当たる節がなければ(「長所がない」、は理由ではない)、その思考を止めてみよう。勉強が一つもできなくても、運動音痴でも、いい。生きているということは、何かをやっていると、僕は思う(ようになった)。

 …と、ネタ切れの今日、こんなことを書いてみました。っていうか、今日、体調かなり悪いっす。昨日の方がまし?
 午後から空に高層雲(こうそううん:altostratus)が張り出してきました。天気は下り坂です。明日寒いのかぁ。保育園のバザー大丈夫かなぁ…。

天気:晴れのちくもり(東京都板橋区・茨城県取手市)

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再び扁桃腺炎

2006年11月21日

 昨日から痛かった喉は、夜中に本当に痛くなりました。
 5年ほど前、インフルエンザの高熱をロキソニン(主成分:ロキソプロフェン:C15H18O3(実際はナトリウム塩二水和物)、同成分別商品あり)で押さえ込んで無理やり動いていたら、左右の扁桃腺が真っ白に腫れ上がり、39℃の高熱が再び。そこまでひどい高熱になると、引くまで5~10日かかります。
 扁桃腺炎には苦い思い出があるので、ひどくならないうちに治すに限ります。近くのドラッグストアまで歩いてうがい薬を買いに行きました。
(1)
(2)
 今日は天気が良く、空には高積雲(むら雲)が。[(1)の写真]
 夕方、雲の中に落ちる夕日もまた美しかった…。[(2)の写真]

 …というわけで今日は欠勤だったのですが、すごく後ろめたい。
 その後ろめたさは、体調悪化で休んだことに対してだけではない。労働に対する誇りとか、やりがいとか、責任感とか、そういうものを問われている気がする…。
 それにしても、やっていること一つ一つは嫌いでも何でもないのに、やっぱり全体として「やりがい」という形にならない。今の仕事、どう「やりがいを持ちにくい」のか解らない。世の労働者はみんな、何を思って毎日働いているんだろうか。

天気:晴れ(茨城県取手市)

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風邪気味

2006年11月20日

 昨日の夜から、頭がボーッとする、胃が重い、などの症状が現れ始めました。そして、今日の昼過ぎから喉が痛くなってきました。…風邪だ。間違いない。熱はそれほど出ていませんが。
 今日は職場に突然テレビ局がやってきて、嵐のように過ぎ去っていきました。その現場を押さえた写真があるのですが、人の顔が写りすぎているので、放送禁止。どんな内容だったかも、自己規制。
 …色々怒りに満ちたこともあったのですが、とりあえず、体力が今は肝心。怒りもそこそこに、切り上げよう。

 ちょっと述べると、教育基本法改正に批判的な中学生が安倍首相に批判する手紙を送ったら、「匿名の大人」とやらから、「抗議」のメールか何かが行ったそうです。子どもの純粋な感情相手に、「匿名の大人」も情けない。どこの誰かは知りませんが、やった人間がいることは確か。恥を知りなさい。
 それに引き替え、子どもたち(高校生ら)の方がよっぽど勇気を持ってがんばっているではないか。自分の将来や国の平和を憂う気持ちで、「何か行動を」と動いているのです。その辺の右翼(一部の新右翼は除く)とは正反対。愛国的です。

天気:くもり時々雨(東京都板橋区・茨城県取手市)

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それでも雑務に追われて

2006年11月19日


 今日は完全にオフ…なんですが、やっぱり仕事はあります。昨日の報告ビラを作ったり、10月7~9日に行った「全国学習交流集会in神奈川」の報告集を作ったりと。
 雨が正午頃から降り始めました。外には出られません。ゲームかビラかどちらかしかすることが無く、結局どちらもしました。時々窓を開けて外を見ると、目の前の木が紅葉真っ盛りでした。小文間の方の紅葉はどうでしょうか…?

 夕方、腹が減ってきました。冷蔵庫はすでにスッカラカン。買い出しに行かないと、食いっぱぐれます。雨が本降り。ボロボロの靴の穴からすぐに水が浸みてきます。最悪…。

 夜はちょっとがんばりすぎて、ポテトサラダとアシタバのにんにく炒め、なめたけを作ってしまいました。料理で1時間半。疲れました。
 しかも、写真のポテトサラダ、いったい何十日食い続けないといけないんだろう…?ジャガイモ6個分です。ニンジン2本、キヌサヤ50g強、小玉葱3個。上の黒いものは胡椒です。


 更に、疲れたところに、携帯のインターネット関係が破壊されました。昼まで使えたのに。メールサーバからメールを受信できないだけでなく、送れないし、Ezwebも使えません。
 しかも、説明書見ても、エラー番号(111とか110とか)の解説は無し。POPやSMTPのエラーなのか、サーバ側のエラーなのか、さっぱり判りません。使えない半日分、料金返しなさい。くっそ~っ…。

天気:くもりのち雨(茨城県取手市)

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三連撃

2006年11月18日

 今朝は、普通の出勤日と同じ時刻に起床。土曜日という気もしません。会議、学習会、鍋会(イベントとして)と三連撃の開始。

 そんな朝っぱらから、今夜の鍋に使うネギの葉に付いていたオレンジ色の物体(粉末)が気になって、顕微鏡。何だろう。生協のネギだし、無農薬の結果起こった何らかの病害かな。でも、この部分は食べないからいいか。
 顕微鏡写真は450倍ですが、写真に引き延ばされているので、もはや倍率は不明です。

 今日の会議と学習会は、もういいよね。書いてると長くなるから。ただ、僕自身がこれから生きていく上で重要な話だったことには変わりありません。そして、夜やった鍋会もそうでした。
 ニューフェースや、たまたま他県から来ていた人、飛び入り参加など、今日最後の一撃は強烈なインパクトでした。せいぜい来て8人くらいと思いきや、実際の参加者は13人。部屋はパンク状態です。その賑わいを載せられないのが残念。
 準備していたきりたんぽ鍋。調理係に最後まで回っていた僕は、セリとこんにゃくを食べられませんでした。でもいいんだもん!職場で美味いのを食べさせてもらうから!!

 …今日の集まりは、ただ鍋をするってことではなくて、選挙戦の一環として、交流の場として、慰労の場として、位置づけました。でも、そんな位置付けなんて無くても、集まった13人は自動的に交流を始め、自己紹介をすれば、日頃の募った思いやら労働現場の不正やら、老若男女の溜まり場と化しました。ゴボウのポリフェノールと鉄鍋の鉄イオンが反応して真っ黒になったおぞましいきりたんぽを囲んで。
 みんな、いろんな経験があって、いろんな人生があって、いろんないきさつがあって、今を生きています。福祉の冷たさを、仲間の温かさを、あこがれ活動家の人柄を、子どもを不当に分断する社会に怒りを、権利を無視した労働環境に怒りを…。そう。僕は今までそういうみんなの話に耳を傾けなかっただけで、みんなそういう思いを持っているんです。こういう仲間を大事にしよう。そう改めて思いました。
 今日のニューフェース。写真のような「黒饂飩」を食べています。彼はホテルでアルバイトをしているそうです。また書けば長くなるけど、どうしても書いておきたい!
 話によると、そのホテルは殆どの部門がアルバイトで、厚生年金も交通費も出してもらえないのです。
 そういえば、最近、ビジネスホテル、すごく安い。僕が千葉市で泊まった時3500円でした。もし、そういう安さが彼のような安い労働力の下であるのだとしたら…!涙が出ました。タイやインドネシアのエビ養殖場なんかと同じじゃないか!!安さを求める消費者に横たわるのは格差の拡大…。まさに苦痛の連鎖…。許せない!
 しかし、どうやったらそういう社会を変えられるのか、どうやったらみんなに伝わるのか、解りません。人ひとりの心を動かすことにもまだ自信のない僕です。でも、それができるようになりたい。黙ってたら、何も変わらないから。できないことはないはず。自信なんて無い気がするのに、そんなことを思えるからまた不思議です。

 人と関わりながら生きるって、そんなに甘くないと思う。でも、思っているほど辛いものでもないとも思う。辛い社会の、人の現状を知ることはやっぱり辛いけど、そんな感性を持ち、それを乗り越えようとする意気が自分の中にあるのは、なぜか悪い気がしない。自己否定のテープを止めて、人との距離を掴むことを覚えて、仲間の存在を信じてみて、そして実際に仲間の存在はあって…。そういう一つ一つが自分の意識を規定しているのかな。
 ともあれ、みんな、ありがとう。

天気:晴れのちくもり(東京都豊島区・板橋区・茨城県取手市)

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秋と春と

2006年11月17日

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(右の写真はカラスウリの花:2005年8月12日、秋田県山本郡八森町にて撮影)

 (1)の写真は、たぶん、イヌタデ(タデ科)です。盛り土のようなところに群生して、ピンク色の花を咲かせます。
 (2)の写真は、まさかと思いますが、ホトケノザ(シソ科)ではないでしょうか。これは早春に咲くはずでは…?遅くとも6月くらいまでだと図鑑にはありました。それが11月に咲くのは…?やっぱり温暖化が影響?来年、ホトケノザの種を採って、種子の休眠について調べてみようかな。休眠の解除が、低温とか光(あるいは陰)など。光に当てないのは難しいなぁ…。まずは温度か。どうやって恒温槽作ろうかな…。
 (3)はカラスウリ(ウリ科)です。その右にあるのはカラスウリの花です。
 はてはて、秋なんだか春なんだか…。

 戸頭団地(取手市西の端)の紅葉(黄葉)です。季節の変化を感じないまま過ごす僕の頭とは関係なく、季節は動いています。落ち葉も散り始めているし。
 ところで、「紅葉」「黄葉」は色だけでなく、仕組みも全然違います。

 実は今日は代休。11月3日の赤旗祭りで展示の時、出勤扱いにしてもらえたため…というか、みんなの疲労を取るためというか。とにかく、今日は一日お休み。元気に堂々休めるというのはいいものですね。
 しかし、仕事がないというわけではありません。明日、朝からの連続スケジュールが待っているため、その関連で準備をしなければ。
 ひとまず、明日の夜やる鍋会の具材を買い出しに。鍋は何鍋になるかな…?
 そういうことで外に出て、ついでに散歩も兼ねました(それで撮ったのが上の花たちの写真です)。家から5kmほども離れているところの生協まで買い物です。最初に目に飛び込んできたのは、取手駅前の大規模な工事。西口駅前再開発と称して、公共事業やっています。わが愛する国土が壊れてゆく。自称「愛国者」たちの手によって。腹立たしい。

天気:くもり時々晴れ(茨城県取手市)

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あっけなく通過

2006年11月16日


 朝、早めに職場最寄り駅に着いたので、周辺を散歩。日だまりで猫がひなたぼっこ。桜の葉も徐々に紅葉。平和な風景が続きます。

 でも、この日本社会は決してそうではありません。いじめ自殺がこれだけ多発。前からかもしれないけど。そして、ある東京都の長が、「甘ったれている」とか宣っている。いじめの根本が何なのか、未だ答えは出ていないけど、ただ一つ、「いじめられる側の弱さ」ではないことだけは確かです。それが原因であれば、弱いだけでいじめられていなければならないはず。いじめに加わらない人がいる以上、いじめる側が100%悪い。前述の東京の長は、息子がいじめられた時、校長に「殴ってやる」といったそうです。脅迫です、これは。そんな真似、誰ができるか!そして、そういう彼自身、いろんな人に迫害を加えている、いじめの総本山ではないか。だから、その長にいじめを語る資格はないのは当然であり、自分のいじめ行為を恥ずべきです。
 それともう一つ、そんな中、教育基本法の改正が、野党がいない状態で衆議院を通過したそうです。昨日、委員会で自民・公明がその法案を通過させた時、自民党の議員が言っていたこと。
「多数決でものを決めるのが民主主義だというのは、小学校でも習っている」
 …だったと思うな。一字一句はあってないでしょうが、そういうニュアンスだったと思います。
 多数決=民主主義?小学校でそんなことを教えているとは驚きを通り越して呆れます。そんなこと教わった覚えはない。
 第一、衆議院も参議院も、自民・公明で3分の2あるいは過半数を持っている上に、「やらせ」までやる卑劣さを持ち合わせていれば、いくら野党が反対討論しても、馬耳東風でしょう。茶番で「議事に参加してください」と言いつつ、野党が反対発言しないことを奥底でほくそ笑んでいることくらい見え見え。
 さっきの東京の長同様、教育を語る資格無し。民主主義を語る資格なんて、もちろん無し。
 …とはいえ、こういうのが国会の多数を占める政府を作ったのは、この日本社会全体の責任です。ぶっちゃけ、戦後の民主主義作りに失敗したせいかなと思いますが。

天気:晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

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電車図書館

2006年11月15日

 …朝起きるのがしんどい。一日たりとも家で休んでいた日もなく、また、のびのび散歩さえできない毎日。ちょっと欲求不満です。休日をしっかり休みたいこの頃です。
 今日の仕事も農薬抽出。写真はその現場ですが、このもやもやしているのは酢酸鉛とタンニンが反応したものと思われます。タンニンも分析には余分な物質なので、こうして除去します。

 今日も『水俣病の真実』を読んでいました。政府や御用学者(医者)の逆風と闘う医師の姿に心打たれながら。水俣病認定に当たって、同じ症状を呈しているふたりの患者で、片方を認定し、片方を認定しなかったということがあったそうです。「無責任」「ほおかむり」の大日本。これじゃあ愛したくても愛せねぇや。…ま、それはいいとして、政府寄りの学者(医者)は、自分たちで診察もしてないのに、患者を撮影した映像だけで「水俣病の症状は出ていない」と言っていたそうです。しかも、厚かましいことに、献身的に診察に当たった医師たちに向かって、ね。BSE問題で「全頭検査は世界の非常識」「大変勇気ある、率直なご答弁ありがとうございます」(2005年2月の国会)という茶番と同じくらい主観的で観念的な態度です。怒りを通り越して、呆れました。
 こういう体質は、水俣病だけじゃなく、原爆症やら、従軍慰安婦問題やらとそっくりですね。証拠を潰す側が、証拠を出せと宣う。科学の力を必要とする調査にはお金がかかります。にもかかわらず、ただでさえ生活に苦しんでいる人に、「証拠を出せ」と。僕からすると、信じられないくらい「無責任」な態度ですが、彼らにとっては常識なんでしょうか。

天気:晴れのち雨、雷を伴う(東京都板橋区・豊島区・茨城県取手市)

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秋すぎて

2006年11月14日


 秋すぎて冬来にけらし…?
 取手駅前。少ない木ももう緑ではなくなっています。それにしても、コンクリートジャングル。

 ここはうってかわって、昨日のイルミネーションの昼間の様子。昼食をとりに外へ出た時、ちょっと撮影。夜はライトできらめいていますが、昼は昼で、太陽光がベルに反射して眩しい…。
 もう冬か。まだ心は夏のままです。切り替わり遅い~!
 ついでに、昨日の日記、「窒素」と「チッソ」が、すずき産地さんのご指摘通り、誤変換していたので、校正しておきました。

天気:晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)


 最近、いじめ自殺が多発。僕もそのニュースに触発され、隠れていたものが見えるようになっただけで、すごく増えたような気になってしまっています。でも、いじめを受けている本人や、いじめをしている本人は、マスコミが取り上げるよりも前からずっと苦しんでいるのです。
 僕も、いじめたしいじめられた。昨日、いじめが陰湿化していると述べましたが、いじめに陰湿であるか否かは関係ない。いじめそのものが不当です。
 そこで僕自身にも問うてみたい。あの時、いじめた時の気持ちを問うてみたい。
 その女の子が憎かったわけではありませんでした。むしろ、憎かった人間はもっとたくさん周りにいました。それでも、なぜ、彼女を攻撃したのか?僕自身がいじめ(迫害)を受けていたから?
 今をもってしても、あの時、彼女に迫害を加えた理由が解らない。あるいは、その迫害は、僕自身が受けていた迫害による不幸を補うための「依存」だったのかもしれません。
 今では誰かをいじめたいとは思いません。そりゃぁ、腹立たしい政治家などに対しては、「どこかに行ってしまえ」くらいは思いますが。それでも、何も悪くない人を不当に迫害するなんて…。今そう思う理由も解りません。

 よく考えてみれば、当時僕自身がいじめたよりも、迫害を受けた恨みがすごく強いことに気がつきます。僕の場合は、知識に対する迫害でした。「円錐(えんすい)」の「錐」を、算数のテストで漢字で書いた時、クラスのみんなの前で教師から「キザだ」と言われたことがあります(小学6年)。健康な大便の形を、保健体育の時間に述べた時、それを理由に「うんこ博士」と言われるようになったこともあり、便所を覗かれるなどもありました(中学1~3年)。
 だからといって、僕が彼女をいじめたことを正当化するつもりはない。これは念のため述べておく。ただ、僕にとっての「支配者」を排除する方法は当時はありませんでした。たった10歳前半の子どもに、その理性的な解決を考える力などありませんでした。
 …今の子どもたちはどうなんでしょうか。誰かをいじめている子どもたちは、また誰かにいじめられているのですか?「いじめ」という言葉でなければ「迫害」でもかまいません。
 いじめはなぜ起こるのだろう、いや、なぜ「起こす」のだろう。本当に解らない。これからも自分に問うていきたい問題です。

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異常な社会

2006年11月13日


 今朝は眠く、新聞休刊日の今日は、ずっと常磐線で寝ていました。日暮里駅のツタがこの前より少し濃くなったような気がします。比べてみたらどうだろう…?
この前のツタ(2006年10月30日付)

 空を見上げれば、絹雲。天気は下り坂です。冬の澄んだ空気。くっきり見えます。そういえば、今朝は利根川から富士山も見えました。

 帰る頃の18時。もう外は真っ暗です。11月9日に散歩した時にはまだ準備中だったクリスマスツリー。もう立派なイルミネーションが。今度ちゃんと三脚持ってきて撮ろうかな。

 帰りの電車で、『水俣病の真実』(矢吹紀人著 大月書店)を読んでいました。…何と言ったらいいんでしょう。水俣病患者は四重苦です。メチル水銀による神経障害、漁獲物が水銀で汚染されているため(風評被害も含めて)の生活苦、差別、政府からの認定率の低さ。原爆症と同じじゃないか(認定率0.8%)。
 チッソが排出していたメチル水銀が、水俣病の原因であることは、いろいろな証拠から間違いないとされていました。しかし、チッソ側はそのためのデータを隠しました。一方、熊本県は水俣湾の魚介類摂取をやめさせるよう、食品衛生法の適用を厚生省(当時)に求めていたにもかかわらず、厚生省は「魚介類のすべてが有毒化しているという明らかな根拠が認められないので」という理由で、これを適用しませんでした。
 1968年、厚生省は水俣病の原因を、チッソが排出したメチル水銀であると認めました。ところが、その「認定」の裏には、チッソが水俣市の工場を閉鎖して別の場所に新型の工場を造ったということがありました。新潟水俣病で知られている昭和電工でも同じことが起こっていたそうです。
 つまり、責任を取ろうにももうその工場はない、という状態です。
 こういう政府と一部大企業の謀略の下で、多くの患者が苦しんだ。1956年に端を発した水俣病も、1968年の厚生省の「認定」まで12年もかかった。それでも、認定基準が厳しいまま、多くの患者がわけもわからず、苦しみ、死んでいった…。
 大企業中心の異常とは、まさにこのことではないか。
 そういう一方で、時には怒号を浴びせられ、拒否されながらも、献身的に患者に向きあう医師たちの姿は、考えさせられるものがありました。「すごいね」では済まない。社会を動かすというのは、大なり小なりこうして苦労をするものなのだ、と。
 …昨日駅前で「宣伝」したけど、人に根気よく向かっていくことが大事なんだな。でも、無計画にやればいいってもんじゃない。この実に巧妙に作られた「異常な社会」に立ち向かいたければ、その都度、反省や総括が必要です。「曖昧」や「ほおかむり」の無責任・無反省ではだめなんだね。
 そんな昨日、大阪と埼玉で子どもがいじめで自殺したらしい。自殺まで考えることが異常?いやいや、ここまでいじめが陰湿化し、多発し、隠蔽されていることが異常なんです。文部科学省も、実際には起こっているいじめ自殺を「ゼロ」発表。
 こういうのひっくるめて、「美しい国」ね…。唖然とします。

天気:晴れ時々くもり(東京都板橋区・茨城県取手市)

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ちっとも休んだ気がしない

2006年11月12日

 今朝は11時過ぎまで寝倒しましたが、さすがに寝坊しすぎです。夜寝られなくなってしまう…。
 今日は午後から、ある「宣伝」です。気乗りしねぇ…。と、ぼやいても仕方ありません。やってみなければ、吉凶は分かりませんから。自分の表現力を鍛えるためだと思えば、それほど苦痛でもない?

 宣伝は外でやるのですが、今日は冬型の気圧配置で、風が強く、気温が低い!はっきり言って、やりづらい天候です。木々の紅葉や実だけ残った渋柿なんかが澄んだ空気に映えています。散歩でもしたいなぁ。

 結局、3時間ほど、休憩も含めてやったのですが、これといって手応えは無し。もっとやり方を変えないとね。文章の構成、中身の濃度、自分の感覚などをしっかり混ぜながら、宣伝のビラやハンドマイクスポットは作らないとね。

天気:晴れ時々くもり(茨城県取手市)

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中途半端な哲学は…

2006年11月11日

 朝、目を瞑っていた方が明るく感じるくらい、外が暗かった。遠くから、雷鳴が聞こえてくる。黒い雲は我孫子市東部に広がっていて、次第に雷鳴と共に雷光が!雷光から1秒以内。1km圏内で鳴っているようです。雷のほとぼりが冷める頃、雨が降ってきました。町内の掃除をしている人々が四散しました。
 そうして、眠い朝が始まりました。お隣さんにそのねむた目をこすりながら雷を見ているところ、呼び止められ、ラフランスをお裾分けしていただきました。
 で、9時半頃、仲間の車が迎えに来て、牛久経由で土浦へ。ここで、「民主主義とは何か」、「茨城県政の情勢」などを学習しました。…が、体力が足りません。自主的に行ったとはいえ、身の丈(体力)に応じた行動が必要ですね。
 明日も、また別の予定が…。昨日も同じこと書いた気がする。

 今日は一日雨が降ったり止んだりの天気でした。日本列島の上を、二つ玉ならぬ三つ玉低気圧が通過(天気図は気象庁ホームページより)。
 夜、5日に買った280g入り(4本)の無添加フランクフルトの賞味期限が9日に切れていたので、慌てて食べました。粒マスタードが飽きてきたので、ケチャップもかけましたが、4本はキツい!食った後1時間以上気分が悪くなりました。しばらくウィンナーは食べたくありません。
 よく考えたら、具合悪くなるくらい無理して食う必要なんかなかった。本当に、「中途半端な哲学」です。勝は体力!

天気:くもり時々雨、雷を伴い一時強く降る(茨城県取手市・土浦市)

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