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熱く冷たい年の終わり(雲取山:東京都)

2006年12月31日

※記録:2007年1月1日

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 今日から二日間、奥多摩の百名山、雲取山(くもとりやま)に行くことになりました。前日は16時に夜ご飯。23時には就寝。山旅に相応しい前日です。

  1. 旅の始まり。新宿駅から、奥多摩駅に向かう快速列車。僕の背中には16kgの荷物あり。
  2. 青梅線御嶽駅。単線なので、列車すれ違い待ち合わせ。ここでカメラがアホになりました。ファインダーがボケる。

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  1. 奥多摩駅からバスで30分。鴨沢(山梨県北都留郡丹波山村)。山登りの始まりです。
  2. 最初は生活道路を通ります。周辺の住民に挨拶を忘れてはいけない。この橋はその生活道路の辺りから撮りました。

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  1. 七ツ石小屋までの山道。雑木林が続きます。広葉樹はすべて落葉樹。森林は明るい。
  2. ここも七ツ石小屋までの山道。これは…杉林?常緑樹で、林の下はとても暗い。

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  1. 鴨沢から雲取山頂上に行くまでに、七ツ石山(地図を見れば解る)を通れば3~4ヶ所の水場があります。ここは、ルートの一番最初の水場です。暗い林の中に分かりにくくあります。近くに休憩できる広場もあり、丁度いい。
  2. 七ツ石小屋。こぢんまりしているようですが、落ち着いたたたずまいで、ええ感じ。雲取山頂上までに、小屋やテント場はいくつもあります。

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  1. 七ツ石山。南と西の展望が良く、東と北は針葉樹に覆われていて何も見えません。
  2. 西側は、これから雲取山へ向かう尾根線の道がずっと見えます。
  3. 七ツ石山から見た南方向の風景。富士山が見えます。今日は少しガスがかかっていて、しかも薄曇りです。春みたいにクソ暑い、大晦日の山。
  4. 七ツ石山から少し進んだ尾根線からでも南向きの展望は抜群。

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  1. 尾根線の道。木があって良し。明るい道。
  2. 展望は抜群。僕以外にも写真を撮っていく人は数多。
  3. まっすぐ続く冬枯れの道。展望極めて良好。
  4. 雪や霜柱のために、それが溶けてぬかるんでいるところもあり。足を取られます。

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  1. 雲取山頂上までの、最後の水場。凍結していますが、水量抜群。流れる水を口で直に飲むのが最高です。
  2. そして、甘い水を飲むためには辛い凍結路も味わいます。

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  1. 雲取山避難小屋が見えてきました。あそこに着けば、頂上は目と鼻の先。がんばれ。あそこが今夜泊まるところだ!
  2. 到着。避難小屋の割に立派な小屋です。…しかし、中は満員御礼だそうで、僕は緊急避難用に持ってきていたテントを出動。

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 小屋から頂上まで10mあるかないか。避難小屋に泊まる人が最も得をする、雲取山のシステム。

  1. いよいよ2006年最後の夕日が落ちようとしています。
  2. …落ちました。太陽にはまた来年お会いすることに。

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 緊急事態発生。気の優しそうな若い女性が、僕のテントを張っている姿を見て、「これで寝られるんですか?ツェルト(シュラフの間違い)もなしに…」
 このピンク色の声に、僕の中で何かが凍りつきました。
 ヤヴァイ!シュラフ忘れた…!!

  1. これは何でしょう?何をしているところでしょう。…シュラフのない夜。雲取山の山頂に張ったテント。それを意味するものは…?
  2. 長い夜。関東平野の夜景。感度を低くし、シャッタースピードを15秒くらいにして撮りました。…寒い。
  3. 月だって撮れます。これは、逆にシャッタースピードを落とさないと、ただの光の玉になってしまいます。
  4. 月明かりの下、テント暮らし。ただし、僕にはシュラフなし。本当の地獄はこれから。

 …シュラフのない夜が意味するのは、凍死。ここは2017mの高山。しかも、晴天で放射冷却。月の輝きが憎々しい。風の音が恨めしい。小屋からわざわざ0時に出てきて、「Happy New Year!!」などと騒ぐ若者に寛容になれないくらい、ヤヴァイ。
 まず、ある衣服すべてを身につけました。雨合羽併せて上7枚。下3枚。靴下4枚。軍手2枚。ニット帽で頭をすっぽり。タオルを首にくくりつけました。白いペンキで塗れば、ただのミイラです。
 それでも、寒い!!ガスバーナーの火を暖房代わりにするも、青黒い山の吐息が全部そのぬくもりを奪い去っていきます。耳元で、水筒の水がみるみる凍っていく。7枚の厚着は、冷気の刃の前に防戦一方。靴下と軍手は強烈な冷気に言わせれば、ザル。思いだしたように足にくっつけておいたカイロは風前の灯火。
 …結局、年越しはほぼ徹夜でした。テントを張ってから約12時間、堪え忍んでいたことになります。よく死ななかったなぁ…。

天気:晴れ(山梨県北都留郡丹波山村・東京都西多摩郡奥多摩町・埼玉県秩父郡大滝村・茨城県取手市)

ふうたろう旅日記

ふと不等式の計算

2006年12月30日

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 今日は朝からPCの前に向かって、明日と明後日に行く山を見定めていました。伊豆の万三郎岳に行こうと思っていましたが、冬季はバスが運行していないので(近くのゴルフ場が休みなので動かない!)、却下。タクシーだと8000円もかかるというので、なおのことです。
 ということで、別の山。かねてから行こう行こうと思っていた、東京都の百名山、雲取山(くもとりやま)に目を付けました。バスの運行、取手出発の時刻、コースタイムなどを勘案し、ついに決定。
 というわけで、明日と明後日、山にこもります。

  1. そして地図を柏まで買いに行った時の、柏駅前。人混み。うざい。
  2. 利根川の土手から常磐線の鉄橋を、逆行で撮ってみました。ゴーストがかかっていますが、ま、良いかってことで。

 ところで、今日の買い物は、地図だけでなく、DVD-Rやプリンタのインクなどもありました。柏のビックカメラに寄ったのですが、ここのポイントサービスとクレジットカードの使用について、ちょっとした計算が出来ました。
 ふと不等式計算。
 ビックカメラのポイントは通常100円で10ポイント。そして、クレジットカードは会社にも依りますが1000円で1ポイント。各々のポイントは前者が1ポイントを1円として、後者が1000ポイントを5000円として扱います。
 ただし、ビックカメラで買い物をするとき、現金等で買うと10円で1ポイントが付くのですが、クレジットカードを使うと、100円で8ポイントしか付きません。
 ビックカメラのポイントは基本的に繰り越されます。クレジットカードのポイントは有効期間が1年です。
 買い物は、1年の間に1回のみとします。
 この時、現金を使った時とクレジットを使った時のどちらの方が、何円以上買った時に、得かを計算します。(実は簡単)

  1. 現金を使った時
    • 購入金額をa(pts)として、たまるポイントは
      {|a÷100|×100}(円)×10(Pts)÷100(円)
      =0.1{|a÷100|×100}(Pts)

    • ポイントを換金すると
      {|a÷100|×100}(Pts)×1(円)÷1(Pts)
      =0.1{|a÷100|×100}(円)

  2. クレジットカードを使った時
    • 購入金額をa(pts)として、たまるクレジットカードのポイントは
      {|a÷1000|×1000}(円)×1(Pts)÷1000(円)
      =|0.001a|(Pts)

    • ポイントを換金すると
      {||0.001a|÷1000|×1000}(Pts)×5000(円)÷1000(Pts)
      =5000||0.001a|÷1000|(円)

    • 同じく、ビックカメラのポイントは
      {|a÷100|×100}(円)×8(Pts)÷100(円)
      =0.08×{|0.01a|×100}(Pts)

    • ポイントを換金すると
      0.08×{|0.01a|×100}(Pts)×1(円)÷1(Pts)
      =0.08×{|0.01a|×100}(円)

    • 両方を足すと
    • =[5000||0.001a|×1000|+0.08×{|0.01a|×100}](円)

  3. よって
    • 両ポイントが有効でない領域であるa≦99の時、A.B.において0円。1年に1度しか買い物をしない。
    • ビックカメラのポイントが有効な領域である100n1≦a≦(100n1+99) の時、Aにおいて10n1、Bにおいて8n1。ただし、n1は9999以下の自然数。1年に1度しか買い物をしない。
    • 両ポイントが有効な領域である1000000n2≦aの時、Aにおいて100000n2、Bにおいて85000n2。ただし、n2は自然数。1年に1度しか買い物をしない。
  4. よって、現金で買った時の方が、購入金額によらず、還元金が大きい。
  5. ただし、記号”||”は任意の数値nに対して、0≦n-|n|<1を満たします。

 …この計算、もう2時間やってる。アホです。本当に怠惰な一日だ…。しかも、合っているのかなぁ、と、微妙な感覚です。だいたい、1年に1度しか買い物をしないという設定がおかしいし…。
 そして、これで、現金で買った方が得であることが解ったからといって、社会全体が利益を得られるわけではないことくらい、判ってるはずなので、まったくもって、無駄な計算でした。

天気:晴れ(茨城県取手市・千葉県柏市)

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冷たい熱海の殺風景(熱海温泉:静岡県)

2006年12月29日

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 今日は別の仲間グループに便乗して熱海の旅。起きるのがちょっと遅く、かつ、青春18切符を買う時間を考慮していなかったため、大遅刻。しかし、他の仲間はもっと遅刻しました。つまり、行き当たりばったりってこと。

  1. 東京駅で東海道線を待ちます。鉄道車両の型が気になるこの頃、E230と書いてありました。
  2. この車両の型を見忘れました。でも、鉄道ファンならこの写真だけで判ってしまうんだろうなぁ。
  3. 熱海駅ビルの商店街。
  4. 熱海駅の商店街。軽く食べられそうなところが意外と少ない。食の細いおいらには辛いです。

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  1. そうそう、ここが熱海駅である証明です。
  2. 熱海駅前には、足湯があって、間歇泉(かんけつせん)もあります。なお、この時点ではまだみんな来ていません。寒い。
  3. 熱海の砂浜です。自然いっぱい?とんでもない!!後でその写真を見れば解ります。
  4. 人々が砂浜や突堤で戯れていますが、向こうに見えるビル群は…。

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  1. 熱海の海岸にある、「お宮の松」…だそうです。なんだかみすぼらしいけど、観光名所だと、わが友は言っておりました。
  2. で、これが、後ろの銅像の真似をしている姿です。この前に、女子大生っぽいのが6人くらい現れて、同じようなことをやっていきました。お約束なのか?
  3. 観光地にはこういうものがあるという、先ほどの友。スマートボールとは、何気に初めて見たような気がします。超アナログ。針金で動いてる…。
  4. 更に、ボールが石か磁器で出来ているではないですか!ガラスでもプラスチックでもないなんて、何と珍しい!

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  1. 熱海城に向かっています。遠くから見ると格調高そうだったので。熱海城は高台にあるのでロープウェイで上がります。ロープウェイを使わないと、車道を延々と歩かされます。そんな手前にあった食堂。良いね、こういうの。
  2. Carry?…何の店でしょうか。というか、違和感を覚える人がいるでしょうか。
  3. これが先ほど「後でその写真を見れば解ります」((7)の写真の説明)の現物。手前の大きなホテル。ロープウェイの上の展望台から見る風景をぶち壊しているホテル。怒りの撮影。
  4. 実はこの展望台に、「秘宝館」という、英訳すると「adult museum」となる施設があります。この看板はその秘宝館のものです。あの景観ぶちこわしホテルを隠すように、中央の人形さんが。

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  1. 展望台から見た相模湾は、それでも美しい。青のキャンバスに船が線を描く。
  2. 熱海城の横から伊豆半島と伊豆大島方面を見た風景です。
  3. 大野屋というホテルの温泉です。「ローマ風呂」と書いてありますが、中がローマ風なのです。温泉の成分が何なのか判りませんが、大理石にカルシウム分(たぶん大理石と同じ成分)っぽいのが沈着していました。
  4. 大野屋のホール。きれいですね。でも…。

 熱海城は、入口の雰囲気を見て、僕は入る気を無くしました。どんなところかはご想像に任せます。
 熱海には初めて降り立ちました。しかし、期待を裏切るものでした。観光開発が進み、海岸沿いは高層ホテルで埋め尽くされ、それでも足りないのか、工事は進んでいます。いったい、何の観光都市を目指しているのだろう。
 そして、展望台の真ん前に建ったホテル。恐らく、熱海市の夜景を一望できる場所を選んだのだろうと思います。でもこれを目指して他のホテルも真似を始めたらどうなる?…熱海市全体にとっても損失なのでは?…合成の誤謬(ごびゅう)というやつでしょうか。

 今日は特に具合も悪くならず、安全に過ごせました。帰りは、みんなバラバラでしたが、一人一緒だった人と、中小企業のことについて話していました。充実しすぎ。

天気:晴れ(静岡県熱海市・茨城県取手市)

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朝のお散歩

2006年12月28日

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 朝、健康のために散歩しました。というか、天気が良かったので、取手駅まで裏路地を歩きました。もちろん、カメラは忘れない。カメラ小僧。

  1. 何の花だろう。木に直接咲いていて、樹木の図鑑がないと判らない。図鑑の整備、急がなきゃ。
  2. ユズかな。ちょっともらって、昆布の佃煮でも作りたいです。きっと無農薬だろうから、安心だろうなぁ。

 今日は仕事納めでした。飛び入りの仕事が入ったこともあって、まんざら暇でもなかったのですが、ま、この程度なら。
 夜は忘年会。職場の。いつも通り、本部の人たち(大人)は、みんな一杯機嫌ですね。よかよか。無礼講なので、多少、「濃い」話もOKです。みんな、社会の不満やら来年への希望やらぶちまけて、騒ぎまくっていました。僕は、普通に見守っているだけ。
 今日の具合。忘年会終わったあと、ちょっと悪くなりました。空気を飲み込んで、胃が膨張したような感じ。プリンペランを服用すると、治まりました。さすが。「機能性胃腸症候群」?医者に言ってもそのくらいのことしか判らない。胃カメラ飲んでも、前はびらんとか潰瘍なんてなかったし。

 そういえば、今年は実家に行かないことにしました(決定)。出来れば、初日の出を山の頂上で見たい。雲取山でも行こうかなぁ。
 あと、伊豆半島の山も考えています。

天気:晴れ時々くもり(東京都板橋区・豊島区・茨城県取手市)

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嵐から一夜

2006年12月27日

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 ここ1週間、やっぱり胃腸の具合が悪い。そして、朝方、6~6時半くらいに、確実に気分が悪くて目が覚める。3年前に入院した前後の状態に似ています。恐らく、ストレス性か、何らかの胃か十二指腸の炎症だろうと思います。というわけで、今日も休むことに…。
 家でじっとしていても逆にストレスであり、夜も眠れなくなるので、軽く散歩しました。今日は、異常に暖かかった。竜ヶ崎の気温、最低11.2℃、最高18.2℃。そして、(1)代かき前の田んぼのように見えるこれは、昨日の記録的な大雨による冠水。冬の畑作物が高騰しそう。(2)富士山が微かに見えました。手前に奥多摩の山地も見えます。

天気:晴れ(茨城県取手市)

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冬台風

2006年12月26日

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 今日は冬の嵐。風はまだそんなでもないですが、雨が、とにかく凄い。真冬にこれだけの豪雨になるなんて、小さい頃はあまり記憶がない…。しかも、気温も上がっていて、26日23時の竜ヶ崎では16.1℃。信じられないくらい、暖かい。
 今日は、ということで、雨を撮ってみました。

  1. 職場の雨樋から流れる水。雨が激しい。
  2. 職場からの帰り道。路面の波紋の多さよ。
  3. 寒い日暮里駅。実は、この高温は茨城と千葉に集中しており、東京は10℃前後。この時の日暮里は、東京の気温として、9.9℃。とにかく、ジメジメしていて、暗くて、あまり長居はしたくない。
  4. 取手駅。19時に着いた時。その空気の生暖かさにびっくり。雨粒も大きい。竜ヶ崎の気温15.0℃。ちょっと暗いけど、それでも雨粒が地面を叩き付けるのが判ります。

 風向が何時頃からか変わりました。北窓に叩き付けていた雨は、今や南窓を叩いています。天然シャワー。窓がきれいになりました。

 実は、今日もまだ胃の具合が悪い。ひょっとして、軽い十二指腸の炎症があるのかも。あの入院した時みたいに。休養が必要ですな。でも、こんな時に、やたらと仕事をねじ込まれる(職場ではなくて)ことが多いのです。年賀状やら手紙やら、ビラやら、連絡やら、これからのスケジュールやら…。みんなほっぽらかして、寝ていたい。

天気:雨、非常に強く降る(東京都板橋区・茨城県取手市)

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ノロわれたかもしれない

2006年12月25日

 昨日の秩父からの帰りに悪くなった具合、そして昨日の夜、今朝、仕事帰り直前…。ずっと胃の辺りが重い。そして、いずれの場合も、プリンペラン錠(塩酸メトクロプラミド錠)を飲むと、かなり楽になります。いつもの、精神的なところから来るのとはちょっと違う模様です。胃腸の機能そのものに問題ありということかもしれない。
 とにかく、朝6時半に気分が悪くて目が覚めます。金曜日も、日曜日もビミョウに、月曜日も。でも、肝心の下痢はなし。ノロじゃないのかなぁ。

 写真は、仕事(勉強)しているフリです。ただ、溶媒の化学構造式を描いて、ミニカラム(→関連の日記)との相性を、解りもしないのに考えていただけです。
 他にも、色々あったけど、くどくなるから、書くのはやめにします。

天気:晴れ、絹層雲が広がっている(東京都板橋区・豊島区・茨城県取手市)

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イブの秩父(伊豆ヶ岳・子の権現:埼玉県)

2006年12月24日

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 今日は、宣言通り、日帰り山行(さんこう)。場所は奥武蔵伊豆ヶ岳(おくむさし・いずがだけ)。表題の「秩父」は厳密ではないらしい。とはいえ、大きく言って、秩父。目覚ましが正常に働かず1時間遅れの到着でしたが、山行開始。

  1. 西武秩父線正丸駅(しょうまるえき)。田舎の駅の割に、きれいな佇まいをしています。
  2. 正丸駅からしばらくは舗装道路。地域住民の生活道路です。さすがに寒い秩父。もみじの落ち葉が霜でびっしり。
  3. …と思えば、これは、ハキダメギク(キク科)。6~9月に咲くらしいのですが…?
  4. そして、だめ押しのオオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)年が明ける前に花が咲いているのを見たことは今までありません。

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  1. いよいよ山道。杉…かな?針葉樹に覆われています。
  2. 一部、落葉広葉樹のところもあります。根が剥き出しになっている…。
  3. 伊豆ヶ岳頂上は意外と正丸駅から近いのです。ここは頂上。抜群の晴天で、青空をバックに木の枝がくっきり。
  4. 空には絹積雲の切れ端のようなものが。写真で見るより、直で見ないとこの美しさは解りません。

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  1. 実はこの伊豆ヶ岳、登山道の殆どに展望がありません。(10)とともに、周囲の山並みが見える場所は限られています。
  2. 順番が前後しますが、これは後に出てくる「子の権現天竜寺」手前。八王子方面でしょうか。展望は(9)とともに、この二ヶ所だけでした。
  3. 伊豆ヶ岳から子の権現に向かう道はずっとこんな感じです。針葉樹に覆われています。
  4. 時々、岩場のようなところもあります。

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  1. 子の権現天竜寺は、裏手から入りました。茅葺き屋根が見えますが、あれが本堂のようです。
  2. 天竜寺の後ろの部分は普通の民家みたい。手前の看板に、ひらがなで「ねのごんげん」と書いてあります。
  3. 本堂です。
  4. このわらじは、昭文社の地図のガイドにも出ていたものです。そういえば、このわらじの意味を見てくるのを忘れました。もうけっこう日も傾いていたので…。

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  1. 子の権現から西武秩父線西吾野駅(にしあがのえき)に下る道は暗い杉林。それに耐えたら人里が現れます。山水がゆっくり流れる、静かな集落です。
  2. もう日は殆ど落ちています。まだ16時前なんですが、谷間にある集落なので。
  3. 国道299号線(西武秩父線沿いの道路)にさしかかる橋から北向き。高麗川(こまがわ)がゆっくり流れています。撮影者である僕の左後ろに自然卵やそれで作ったマヨネーズを売っている養鶏農家があります。
  4. 冬枯れの山に、これは何の落葉広葉樹でしょうか。青空に突き刺さる枝が好きな僕。
  5. 西吾野駅到着。16時33分でした。正丸駅出発から6時間37分。
  6. 西吾野駅16時51分発の電車を待つ頃は、もうかなり暗い。旅の終わりです。

 帰り、西武池袋線石神井公園駅(しゃくじいこうえんえき)くらいから具合が悪くなり、ピークは池袋駅から山手線田端駅くらい。プリンペランとソラナックス応急処置で事なきを得ました。

 長旅に付き合ってくれてありがとうございます。今日は写真の練習もかねて、たくさん撮りました。これらはその中の一部です。

天気:晴れ(埼玉県飯能市・入間郡名栗村・茨城県取手市)

ふうたろう旅日記

薪(たきぎ)サラダ

2006年12月23日

 今日は起床9時過ぎ。しかし実際はもっと早くに目覚めていて、布団の中で、色んなことを考えていました。化学、PC、写真、等々。
 メシを食べた後、夜にやる望年会(忘年会ではない)の買い出し。隣の利根町まで行って、優に10kgは超えているだろう、そんな大荷物を自転車の籠とハンドルに下げて、取手まで戻ってきました。大変。
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 通り道の小文間。も紹介しましたが、(1)ゴミが非常に汚い。(2)水も汚染されています。テレビとか冷蔵庫とか捨てられています。家電リサイクル法が悪いのかどうかは知りませんが、不法投棄はやっぱりやめてほしい。

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 15時くらいから望年会の料理を作り始めました。ホスト側の僕は、煮込みハンバーグ(トマト風味)、サラダを作りました。

  1. これはサラダのつもりですが、スティック状に切ったニンジンとセロリ、元々棒状のインゲンが、まるで薪をくべたようになっていて、非常に見栄えが悪い。トマトとパセリでごまかしまくりました。
  2. 料理している間に日が暮れました。南西の空が赤く輝いています。三日月がアクセント。きれいな空やなぁ!!って、料理ほっぽらかして写真を撮っていました。


 夜、みんなが揃いました。電気釜が動かない、鍋が予想より小さい(量が予想より多い)など、トラブルはありましたが、そこいら辺で自然発生する、参加者たちの濃い話が、トラブルさえも楽しみに変えました。クリスマスツリーを持ってきてくれた人がいて、なかなかええ感じ。クリスマスをとりあえず祝って、一人きりのクリスマスは回避されました。

天気:快晴(茨城県取手市・北相馬郡利根町)

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夕日

2006年12月22日

 今日一日、くもり。朝は雨が降っていたようです。身体の具合は一進一退というか、今はあまり良くない。とりあえず、電話の向こうから、主任の「メシちゃんと食えよ」の言葉で、野菜を買いに出かけました。
 以前なら、常総生協という新鮮無農薬野菜を扱っている店が近くにあったのですが、遥か昔に潰れました。それでも最近は「産直」ブームになっているので、普通のスーパーでも「産直」を扱うようになりました。これも、スローフード運動や、食品の安全性を求める運動などの成果か。
 近くにある、マルヤという店では、野菜の産直のほか、卵や菓子、小麦粉など、加工品までも「産直」コーナーで扱っています。しかし、確かに、産直。というか、地産地消です。取手市内の小さなメーカーや農家から直接仕入れています。

 …この辺は田んぼや畑もまだ多いから、「地産」が出来るけど、実家は埋め立て地だったから、望むべくもなかったなぁ。家で育てていたニラは、大げさにいえば、髪の毛のように細いし、ジャガイモは小指の先くらい。プランターの土壌の状態は養分を吸い取られ、もはや見る影も無し。やっぱり取手市の方がいい。大地や緑、水から離れて生きることは出来ません。

天気:くもり(茨城県取手市)

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くもり雲

2006年12月21日

 もうすぐクリスマスか。家族や伴侶のいる・いないにヤケに敏感になるこの頃。好きじゃないなぁ。早く終われ、クリスマス。

 今朝も遅い起床でした。寒気がする。いや、実際に寒いのか。とにかく、ちょっと早めの電車に乗り、日暮里のソバを食べ、ひとつ前の駅から歩きました。曇り空であまりいい写真は撮れませんでしたが、散歩は身体のエンジンがけに丁度いい。
 明後日土曜とその次の日曜は天気が良くなるらしい。土曜日は買い物の道中、日曜日は山に行こうかな。2ヶ月ぶりに一人旅しよう。

 ところで、冒頭の伴侶、つまり恋人について。
 電車でもカップルを何組か見かけまして、いちゃついとります。端から見ると、仲良さそうで羨ましい限り…、そう言いたくなります。
 …が、僕が実際に過去―もう3~5年も前のことになる―、その手の関係を持っていた時、本当に幸せだったのかなぁ、と考えました。意外と束縛が多かったり、気を遣ったり、色んなことで責められたり…。今思えば二度としたくないような恋。離れるに離れられない、依存症。やりたいことも制限したし、金銭的な出費も大きかった。
 そういうことを思い出すと、ふと、恋愛の維持に自信を無くすことがある。しかも、今は持病あり。緊張性の持病で、二人の関係に耐えられるのだろうか。
 とはいえ、今はあの時とは違う。一人でも旅をしたり写真を撮ったり出来る。日記を書くことも出来る。仲間の存在を感じることも出来る。嫌なことを嫌だと言うことも出来る。だから、旅先などで、側にいてくれる人がいたら楽しいだろうな、この仲間の中で育まれる関係が作れたらいいな、などと夢を見る。
 この望みに果てはない。叶う保証もない。ま、それでも、好きなことをやり続けていくのが、本来なのかなとも思う。どうであれ、山も写真も、化学も好きだからね。誰かのためとかじゃなくて。恋人や家族がいれば豊かになるけど、いなければ出来ないなんてことはないから!

天気:くもり(東京都板橋区・豊島区・千葉県松戸市・茨城県取手市)

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今日も練習

2006年12月20日

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 最近このページ形式が定着してきたようです。今日は引っ越し先のサーバに金を振り込む時、外に出ました。郵便局では20分くらい待ちましたが、局員がさぼっているわけでもないので、しょうがない。
 で、その帰りにフラッとうろついて、写真の練習。

  1. 満開のツバキ。…といっても、一輪しか撮ってないから解らないってか。
  2. まだ残っている落葉広葉樹の黄葉。明るめの写真になりました。

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  1. これはピラカンサか。結構長く楽しめる赤い実のようです。
  2. 職場に帰ってから、ボンベのバルブを被写体に。向こうの青が純空気、赤が純水素、黄色がたぶん高純度ヘリウム。

 夕方から本当は退職される方の送別会でしたが、出発前くらいから具合が悪くなり、送別会をする成増(なります)でUターン。改札からさよならを言うことになりました。気分が悪くなったのですが、どうも精神的なもののようで、ノロウイルスじゃなかった。よかった。
 帰ってきたら、だいたい治まっていました。

天気:くもり時々晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

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練習中断

2006年12月19日


 今朝は異常に眠かった。眠すぎて、東武東上線、一駅乗り過ごしました。8分の遅刻。無念なり。そして、職場着いてからも2時間はまともに動けず。恐らく昨日の睡眠薬(フルニトラゼパム)が切れていないのでは?
 眠気は12時頃にはなくなり、動けるようにはなりました。
 …というわけで、今日は写真の練習どころではなく、仕事に集中するのに精一杯。上の二枚は、三枚撮ったうちの二枚。リン酸緩衝液に浮かぶキュウリ抽出物の疎水性成分と、東に真横に流れていく飛行機雲。飛行機雲の方は本当に焦点を合わせるのが難しい。

 そういえば、今日、朗報。
 潰瘍性大腸炎とパーキンソン病の特定疾患補助を無くすという話が撤回になりました。今朝の新聞で見ました。だいぶ患者や医療関係者たちの運動があったようで、少しもそれに貢献できなかった僕はちょい申し訳ない。
 来年度の申請も受け付けるし、それ以降も、補助を受けている人は継続されるというものらしい。でも、一刻も早い原因と治療法の解明のため、また「健康で文化的な最低限度の生活を営む」ため、今まで通り、ちゃんと補助と研究を続けてほしい。日本にもっと内視鏡技師を増やしてほしいし、研究者も増員してほしい。出来ないことはないはずだから。(財源がないとはいわせない)

天気:くもりのち晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

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散歩三昧

2006年12月18日

 今日はハイテクカメラを持って、出かけました。晴天だったので家から取手駅まで歩くことにして、練習。とにかく、マニュアルフォーカスの練習から、F値やシャッタースピードの性質など、何も知らないので、色んな場面で試すことになります。
 そうして試したものの一部が下の写真です。
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  1. この前、12月中旬の開花にびっくりしたユキヤナギです。
  2. 12月16日付

  3. 何の花か判りませんが、これも練習の被写体です。
  4. F値の性質を理解するためと、マニュアルフォーカスあわせの練習で撮った、分注器(一定の体積の液体を連続して量り採る器具)の先です。
  5. 昼ごはんのエビチリソース。カメラの性能を見るために撮ってみました。赤に負けていません。
  6. ついに、夜まで散歩してしまいました。東地区にあるイルミネーションの家。プーさんがいます。

 このカメラ、シャッタースピードは1000分の1秒から、1分まで調整できることも判りました。星が撮影できる?
 …と、こんなことを書いておりますが、もちろん、仕事はちゃんとやりました。バッチリです。

天気:晴れ時々くもり(茨城県取手市・東京都板橋区)

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IT革命

2006年12月17日

 昨日の夜から、ふうたろう絵日記の引っ越しの準備。いつの間にか夜中の3時になっていて、今日起きたら11時32分。何たる体たらく。
 右の画面は、ふうたろう絵日記引っ越しの作業中のPC画面です。僕の日記は「P_blog」というシステムで動いていて、そのシステムが動くには、「PHP」と「MySQL」という言語とデータベースが必要です。右の画面はそのMySQLのデータベースで、何番目に書いた日記かを表す「id」、題名を表す「name」、日記の本文を書き込む「comment」。この表に文章や番号を書き込むと、ちゃんと日記に反映されます。僕がいつもはデータベースの外から打ち込んでいる文章を、逆にデータベースから打ち込めることに驚きです。一年前に始めた『ふうたろう絵日記』。当時はまったく解らなかったけど、意外と単純で、これもまた、びっくりしました。

 お昼過ぎ、ついに、ついに新しいカメラに手を出してしまいました。全てがオートマティックで(特にピント合わせがマニュアルでないのが辛い)融通の利かないカメラの限界を補うためにちょっと高い買い物。電池やメモリカード併せて7万8千円以上。それが右の写真です。この写真は、古い方のカメラで撮ったものです。
 そして、下の二枚の写真が、新しいカメラで、絞りや感度はオートにしたまま、焦点をマニュアル操作して撮ったものです。僕のズボンといつも握っているマウス。これもまた、色々撮って、技術アップを目指さなきゃね!

 …そのうち、自分でサーバが管理できるようにもなりたい。カメラを使いこなして、いろんなシチュエーションで撮影できるようになりたい。これから少しずつ…、ね。

天気:くもりのち晴れ(茨城県取手市・千葉県柏市)

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とどかぬ願い

2006年12月16日

 …風邪をひいて、めっぽう具合は悪い。11時に起き出し、会議の場所を提供するため、掃除・洗濯をすませ、会議のための茶菓子をスーパーにて購入。イチゴチョコ。
 で、その帰り、立派に紅葉したユキヤナギの木に、こんなものが(右の写真)。は…花?ユキヤナギ。僕はこの日記に、2月から3月頃、その花芽を見つけて早春賦を心で歌っていたような気がします。
春ですねぇ(2006年2月23日付)
 去年の12月は寒かった。確か、こんなことはなかった。昨日の新聞で、ヨーロッパやロシアでも記録的な暖冬だというニュースがあった。それは、本当に僕の目の前でも実感できることです。これは本当に、一過性の暖冬ですか?寒かった去年も、暖冬だと最初は言われていたし、その年の11月までの秋は実際高温だったし。本当に、地球温暖化、一過性ですか?
 それと、二酸化炭素による温暖化、嘘だと言って対策しないでおくのですか。東南海地震について、起こる可能性を否定する人を知っていますが、その人は、「地震対策が必要ない」とは言いません。対策をしておくことはやはり重要だと言います。BSEや変異型CJD(クロイツフェルトヤコブ病)がプリオンタンパク質によって起こることを疑問視する人もいます。でも、BSEの対策がお粗末なアメリカの牛肉を安全だなどとは言いません。むしろ、逆の立場です。

 夜、「純情きらりスペシャル」を流れで見てしまいました。戦時になるにつれ、音楽は必要ないと言われ、そうでなければ軍事利用される。愛する人が赤紙一枚で兵隊にとられ、千人針を集める乙女。戦地で仲間を見捨てざるを得ず、人を殺してきたことで心に傷を負った兵士。そして、亡くなった兵士の遺族…。
 ヒロインの夫、達彦がその赤紙で兵隊にとられ、戦地で心の傷を負ってきました。彼は仲間を見捨てたことをひどく悔やんでいます。ヒロインの桜子は、達彦に、その仲間の遺族(姉)に一緒に会いに行く決意をしました。その時、その遺族の姉、達彦の「どうか許してください」という言葉に対して、「…いいえ、許しません。許したら弟が浮かばれません。正義のためだ、国を守るためだと言って、起こったこの戦争を許しません。」「弟を見捨てた」という達彦を責めることなく、戦争を憎んだ。非常に重い一言でした。
 桜子と達彦は再会することが出来た。でも、そんなことも叶わず、空襲や原爆で、戦地で、愛する人を亡くし、悲しみに暮れた人は日本にどれだけいるだろう。アジアに、世界に、どれだけいるだろう。そして、つい数ヶ月前まで、ネット右翼を論破するために勉強をしようとしていた僕は、その当事者たちの悲しみを少しでも理解していただろうか。
 …昨日、教育基本法改案が強行採決されました。改めてただごとではないと思います。今は桜子さんたちの時代と違って国会で座り込みをする人たちもたくさんいます。当時と同じ道になることはないかもしれないけど、その桜子さんの時代で、戦争を進めてきた者たちの末裔が改悪案を進めている。また、達彦さんや仲間の「弟」や遺族のような人を生み出すつもりなのか!?

 環境破壊も戦争も、哀しみを生む。地震などの災害やCJDなどの難治性の病気も同じです。大震災、CJDを始め、薬害、公害病、いろんなものでも苦しみと哀しみを生んできたし、今も生んでいる。それらの事実から何も学ぼうとせず、こともあろうに真実の追究を妨害し、予防原則を否定し、苦しみ悲しむ人を顧みることもない勢力が、この日本や世界にはいる。本当に、異常です。

 正直、その勢力をどうしたらいいか、解らない。箸にも棒にもかからないという表現が的を射ているような気もします。
 しかし、日本にいる多くの良心的な人が、分断を乗り越え、互いを信頼できるような関係を作ることが、最大の闘いなのかもしれません。
 僕には何が出来るだろうか?

天気:くもり時々晴れ(茨城県取手市)

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米の篩(ふるい)

2006年12月15日


 今日、夕方、職場の会議がありました。先週末、今日やろうと決めていたゼミは、当事者の体調不良によって延期になり、朝からやっていた農薬の抽出と、添加回収試験が長引き、予定はかなり変更になりました。
 職場のでなくとも、会議といえば、この程度日常茶飯事なので驚くこともないのですが、よく考えたら、すごいなぁ。ちょっと会議の質が問われるような気もする…。
 それでも、もちろん意味のある会議。打ち合わせや日頃ゆっくり話せない提案など、会議という場を設けないと出来ないものです。
 で、本題。今日、その会議で生まれて初めて、米粒の大きさをふるい分ける器具を手にしました。本来は白米で篩(ふるい)を掛けるものではなく、玄米の状態でやるものだそうです。篩の穴の大きさは1.8~2.0mmくらいまであって、わずか0.1mmほどの差がそんなに違いの出るものなのかなぁと。
 でも、篩ってみると、やっぱり下に落ちた米と残った米、大きさが違います。それに、傷みや割れ具合なども、下に落ちた方がひどい。その写真についてはまたいつか載せようかな。
 この篩の穴が大きい方が、より多くの米粒が下に落ち、歩留まり(食べられる部分)が少なくなります。米粒の大きさがどれほど食味に影響するのかは解らないけど、なんか、大きい2.0mmの篩を使った米なんて、贅沢なんだろうなと思います。
 今日はこの篩に、とにかく感動。高級な器具だそうですが、楽しめそう。

天気:くもりのち晴れ(東京都板橋区・茨城県取手市)

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冬雨前線…?

2006年12月14日

 12月になってもやたらと暖かい天気が続きます。…というか、寒気が長続きせず、関東地方は太平洋側のくせにやたらと曇りや雨が多い。この天気図は2006年12月14日18時の天気図(気象庁|天気予報のページより)ですが、これを見ると、日本の南海上に停滞前線が。梅雨や秋雨の時に出てくる天気図。今、12月なんですけど…?
 ところで、昨日、NHKの『ためしてガッテン』でブリのことを解説していました。
 寒ブリの美味さはやっぱり脂ののりとある程度引き締まった肉。これを支えているのが脂肪(酸?)合成酵素と分解酵素。北の海で小魚を食べまくったブリはその蓄えた脂肪を今度は分解して南下を始めるそうです。この時のブリが寒ブリだそうですが…。
ブリ!驚異のおいしさUP術2006年12月13日放送
 ふと思いました。この合成酵素から分解酵素へ勢力が入れ替わるきっかけは何だろう、と。北海道の寒い海で、この入れ替わりが起こるというから、やっぱり寒さがきっかけなんだろうか、と。さかなは変温動物ですし、水温の影響をモロ受ける。もし、温度が高かったり低かったりすれば、この酵素の諸関係も変化するのでしょうか。
 …水産学部にでも行かないと研究できないね。でも、ひょっとして、地球温暖化が進むと、ウマいブリも食えなくなる…?なんてことを考えたひとときでした。もっとも、温暖化による海水温変動の影響をくらうのは、ブリのエサとなる小魚の方かもしれませんが。

 …今日の仕事は、農薬の抽出をささっと終わらせ、イレギュラーな依頼に対する報告書作りでした。個人情報の関係で詳しくは言えない。けど、いつも主任にやってもらっていたのを自分でやるのは、マンネリ化撲滅作戦にはもってこいでした。おかげで、楽しく仕事が出来ました。
 そういえば、今日は一人人数が少ない体制でした…。

天気:くもりのち雨(東京都板橋区・茨城県取手市)

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かびを観察しよう

2006年12月13日

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 今朝は晴天。快晴の状態です。当然、散歩日和。さっさと家でメシを食い、いつもより24分早い電車に乗り、東武東上線のひとつ手前の駅で降りて、別コース。

  1. 太陽バックに駆ける新型車両…といいたいところですが、どうも線路が混んでいるようで、遅い。遅いからこそ、流れずに撮れたということですが…。
  2. 駅近くにある郵便局。おばちゃんたちがここで井戸端会議。憩いの場であることには変わらんのやなぁ。ここで、ボーナスの確認。
  3. 家を建てています。見たら解るか。ある場所では廃墟の家もあったりするのに…。それにしても、青い空に映えるなぁ。
  4. 裏路地。隣は氷川神社とかいってたかな。木漏れ日が気持ちいい。
  5. 緑のまま停滞している、木。これはケヤキ…?ともあれ、葉っぱを太陽に透かしてみると綺麗だということに、最近気が付きました。
  6. この辺は猫王国?そこら中で猫がひなたぼっこしています。それにしても、黒い毛玉のようにしか見えませんね。
  7. これは渋柿でしょうか。やっぱり青い空に映えて、僕は好きです。…にしても、数がちょっと多いようです。

 あれ?かびが出てこない?…トップページからは見えません。「もっと読む」を選ぶと出てくるように設定。

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  1. これは、レモンに生えていたかびです。ここまでしっかりしたかびを見たのは意外と少ない。いや、無いかもしれない。菌糸がしっかりあって、丸いツブツブは胞子かな?それと、実は、細菌もうごめいているのです。この写真からじゃ見えないけど。なお、倍率は、150倍…だったかな。

 小学4年の時、自由研究で、「カビの研究」と称して「栽培」したカビも、あまり上手く生育しませんでした。生えてくれなくていい時は生えるのにね!今度家でカビが生えているものを見つけたら、また覗いてみよう。

天気:晴れのち一時雨(東京都豊島区・板橋区・茨城県取手市)

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Present For Me??

2006年12月12日

 今朝、新聞のトップ記事。僕にも関わる医療の話です。2006年2月4日にも、こんなことを書いていたのを思い出しますが、それから10ヶ月で、今度は、潰瘍性大腸炎とパーキンソン病を来年10月より「特定疾患」から外すと、厚生労働省は動き出す構えのようです。僕が2000年に潰瘍性大腸炎になってから、最初1年ほどは月2000円ほどで済みました。その後、所得(住民税や国税)に応じての負担となり、去年度は2000円強。そして、今年度からは5000円近くになっています。これでも本当に難病で大変な人は負担が厳しいと思いますが、まだ、3割負担に比べたらマシ。
 でも、今度のは、補助を打ち切るわけですから、3割負担になるということですね。潰瘍性大腸炎とパーキンソン病併せて9万人もの人が影響を受けるそうです。
 そして、この補助の打ち切りの理由が、「財政難」
 えっ!?何だって?財政のことを気にしていたんですか、自公与党政権は?こないだの茨城県議会議員選挙でもそうだったけど、ひたちなか港に3000億円使用済み、更につぎ込む準備もあるとか言ってなかった?
 それでいて、儲かっているはずの(バブルの頃より利益がある:どうも、これは利益があったという頃の象徴らしいが)企業(主に大企業?)の法人税(減価償却なども入れて)の減税が、累計で百数十兆円。それで財政難とは、言い訳にもならぬ。

 …「競争力を上げるために減税は行っている(行うべき)」と言うのがいます。人の意見をパクれば、「ヨーロッパではそんなことはない(競争力が日本程度の税制でなくなることはない)」といいます。だいたい、そんなことで出来なくなる生産活動なら、辞めてください。企業は競争力なくす程度で済むかもしれませんが、底辺にいるワーキングプアの人は、すでに生きるか死ぬかなんですよ。
しんぶん赤旗2006年9月21日(日本共産党ホームページ)より、企業の国際競争力について
 企業のPR見れば、「お客様のことを考えて」とか「環境を大事に」とか、色んなこと書いています。それが本当であるなら、この日本の財政状況を見た上で、潰れない程度に、経済的な貢献くらいしてくれても良いでしょう。多少利潤を削ってでも(税金を上げてでも)、貢献してみなさい。SONYの元会長(亡くなっている)の方が言うように、一社では実現できないなら、大きくなりすぎた利潤を国民に還元できる税制を、大企業の経営者みんなで求めてみなさい。実際に経団連という大きな組織を持っているわけだから、簡単でしょ?
 だいたい、大企業社長サンたちのおっしゃる「競争力」は、その社の製品を作ってくれる労働者と、使ってくれる消費者のおかげなんだから、そこんとこ忘れないでよね!もちろん、忘れていない社長さんや企業はたくさんいるしあると思うけどね。

天気:くもり時々雨(東京都板橋区・茨城県取手市)

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