リン酸緩衝液が笑ってるよ
2007年2月8日
今日はちょっと農薬から離れて、別の機械を触りました。これは、その機械（高速液体クロマトグラフ）の部品であるカラムです。この中には、かなり前に日記にも書いた、ミニカラムの中身と同じようなものが入っています。
その中に入っているものは、その側（そば）を流れる物質とくっつきやすかったりにくかったりします。くっつきやすいものは遅く流れ、くっつきにくいものは早く流れます。ただそれだけですが、これが「分離」という操作でクロマトグラフィーの命です。
で、とりあえず、今日はその高速液体クロマトグラフを実際に使いました。今までガスクロマトグラフ（GC/MSとは別）とその前準備とばかりでしたから…。
ところで、今日この実験をしている最中、また液体が我を見て微笑みました…っていうか、今日のはちょっと邪な笑い顔です。リン酸緩衝液を、瓶からちょっとこぼし、その瓶をどけると、こうなっていました。昨日のしょうゆといい、今日のリン酸緩衝液といい、なんで？
余談ですが、リン酸緩衝液、リン酸二水素ナトリウム0.78gとリン酸水素二ナトリウム1.79gを、蒸留水で1リットルにメスアップ（溶液が1リットルになるようにすること）しました。これでpH6.9の10mMリン酸緩衝液の完成。分析はうまくできていましたから、OK。
夕方は病院に行きましたが、省略。おもしろくも何ともねぇや。
天気：晴れのち時々くもり（東京都板橋区・千葉県我孫子市・茨城県取手市）
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