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曇り空

2006年 2月 8日

曇り空

 ふぅ、今日も調子が優れず一日が終わろうとしている…。体温測定最高値37.4℃。あとで36.9~37.1℃まで下がりましたが、1999年頃から6年も続くこの微熱が平熱なのか、それとも自律神経失調によるものなのか、解りません。それにしても、ただの寝不足にしては、体がだるい。

 ニュースや新聞で、今日は原子力関係の話題がたくさんありました。茨城県の核燃料再処理施設が閉鎖されるニュース、佐賀県がプルサーマル計画を受け入れるというニュース、フランスのムルロア環礁での核実験が周辺に放射能汚染を広げているというニュース。
 茨城県の核燃料再処理は、確か1999年9月30日に臨界事故を起こしたところだったと。これで核燃料再処理というものをやらなくなるのかと思いきや、青森県の六ヶ所村で一括してやるとのこと。…そこまでして再処理にこだわるか。
 インターネットを調べていると、山賀さんという方のページを見つけました。放射性廃棄物の流れがわかりやすく解説されています。原子力発電所で使われるウラン(質量数235が3%、238が97%)が燃やされると、燃え残ったU235が1%、Pu239(プルトニウム)が1%、U238が95%、その他の放射性廃棄物が3%生成するそうです。危険な放射性廃棄物(高レベル)は埋められたりするそうですが、やり方はやっぱり危険そうですよ!ついでに、高速増殖炉の仕組みについてもページからたどれるようになっています。
放射性廃棄物(山賀さんのページの一角)
 佐賀県のプルサーマル計画は、使用済み核燃料を再処理した(放射性廃棄物を除いた)あとのもの(MOX:混合酸化物→プルトニウムが混ざっている)を原子力発電所の軽水炉に放り込んで使おうじゃないかという話だそうです。山賀さんのページによると、唯一プルトニウムを消費できる高速増殖炉のめどが立たないから、プルサーマルで使ってしまえということだそうです。なるほど、これはすごくテキトウだ!
 で、今さら恥ずかしくていえないことですが、プルサーマルと高速増殖(炉)とは違うモノだったんですね。安全性に不安があること以外は。それにしても、ウラン235の核分裂用に設計された炉で、プルトニウム239が核分裂するとどうなるのでしょうか。…。
 最後のフランスのムルロア環礁の核実験。1995年の9月、僕がまだ高校1年生の頃、腹立たしかったなぁ。それで、今回のニュースは、どうも周辺の環境を汚染しているというものでした。環境基準の4倍の放射能が検出され、甲状腺がん(ヨウ素131か?)が増えているという報告がでていたり。人を殺すための道具を作るために、人を苦しめている。日本政府は、実害が指摘されたフランスの核実験をなぜ批判しないんでしょうか。北朝鮮や中国の核開発に対する批判には余念がないのに。そういう筋の通らないことやってると、いつまでも信用は得られないな。

 夕方から曇り模様です。空が波打っています。

 夜ご飯はきつね丼の残りと、みそ汁(里芋、人参、スナップエンドウ、ターサイ、セリ)。食後に、ビスケットを2枚。今日こをは早く寝よう。胃もたれが残らなければ。明日は、午前中、病院だな。

天気:曇り時々晴れ(東京23区西部・茨城県取手市)

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