雫
定点観測みたいになった、この場所。
露出補正が少し変わった以外、昨日と何かが変わった空でもありません。そして、今日も雨。
でも、雨にいつまでもめげていては、いつまで経ってもネタ切れに苦しむふうたろう絵日記になります。アンテナ高く、雨なら雨なりの(晴れよりはむしろ楽、ということもありますが)、美を探してみようではありませんか。
ちょっと手ぶれがキツいのですが、所沢市はそこら中に茶畑があります。そんな茶畑に、静かに降る霧雨が作る、雫のスパンコール。
どこかの家の生け垣ですが、赤い新芽の前でうなりながら2分くらい写真を撮り続けていました。道行く人は何を思っていたか、知りませんけど…。
さっきの青々とした茶と違って、ちょっと落ち着き感のある赤い雫。
今日の仕事帰り、久しぶりに好日山荘に寄りました。雨合羽が機能しなくなり、前述の通り水筒のフタをなくしており、言い忘れていたけどザックカバーも高千穂河原キャンプ場の受付に忘れてきました。
他の小物も色々合わせて、40000円の出費でした。
ま、それはいいとして。
好日山荘には、こないだ(6月30日)かなり無愛想だった人も含めて、知っている人ばかり4人の店員。あそこの店は、本当個性派揃いだなと、今日ほど思う日はありませんでした。きっと山好きだろうから売り子ばかりで不満はたまってんだろうなという気もしなくもないけど、決して客にこびを売るだけではないのかな、という気もしました。
紅一点の女性店員、雨具のプロだそうですが、何だかオーラが違うし。例の無愛想だった大柄の男性店員、斉藤さんを何だか叱ってたし。…要するにちょっと堅物なんだな。山下さんは相変わらずマイペースの関西弁で客を引きつけるし、馴染みの斉藤さんは別の意味のマイペースで接客は最高ですし。
雨具のプロと聞いてちょっと戦いたけど、(ついでにスキーを預かってもらっていることに苛ついている様子で更に怖かったけど)まぁ、こんな感じの店なんだろうな、と、常連客になる、ふうたろうでした。スキーは、死ぬ前にちゃんと取りに行きますよ。すんませんなぁ。
さて、山行についても、そろそろ独りでだけ楽しむということに限界を感じた僕です。もっと正確にいうと、誰かを誘う意気地がないだけ、かな。もちろん、昔は独りで行く意気地さえもなかったのだから、大成長だったのだろうけど。
この秋、3グループくらいと一緒に行ける可能性があります。まぁ、がんばりましょう。行くなら直登、ダメなら下山、ってことで。
天気:雨(東京都板橋区・豊島区・埼玉県所沢市)