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水の空襲

2008年 8月 28日

 魔王の休日は終わりました。
 どうやら、明け方に雨が降ったようです。


 雨後のさといもの葉っぱ。これ見ると、長閑というか、呑気というか。


 職場にいる時、15時頃、ザッと雨が降ってきましたが、16時頃になるとかくのごとく雨が上がって青空。
 …何や、大したことないやんけ。


 病院から帰ってきた所沢駅19時過ぎ。
 エアコンか何かのファンが回っている音かと思えば、駅の天井に体当たりする雨粒の軍団のたてる音でした。
 駅構内には、傘を持っていない人が茫然自失。駅構外には、傘を持っている人が満身創痍。
 とにかく、シャレにならん雨です。


 雨が"降っている"というレベルではありません。"水が注がれている"という状態です。ホースで水を撒いているような音がステレオで聞こえます。


 空襲のような雨、点灯する雷。悲惨の極致。
 とてもじゃないけど、傘を持っていない僕は家までたどり着くことはおろか、2秒歩けばこの前の市房山を味わうことができます。近くのモスバーガーに避難して、バーガーを食っていました。
 変電所かどこかに3回ほど落雷したようで、店内の電灯が点滅。バーガーを食い終わっても水の空襲は止まらないので、強弱を繰り返すところをかいくぐって、短距離走者のごとくダッシュ。


 帰ってきてからも、雷雨は強弱を繰り返しつつも、ひたすら続いていました。どうも、この空襲、弾切れというものを知らないようで、僕が寝ている間にも30ミリを超える雨を平気で落としていきました。落雷もスゴいし、どこの熱帯雨林だ?
 天気図を見れば、梅雨前線(秋雨前線)が北海道から東海地方に居座っていて、太平洋の高気圧(太平洋高気圧ではない)から空中給油活動を受けていて、爆撃を繰り返しているようです。こんな雨、台風の時にさえ見られないでしょうよ。
 あたりは当然冠水。今回はさすがに浸水するかと思ったけど、大丈夫だったみたい。
 8月の天気とは思えない。太平洋に居座り続ける低気圧に、目を疑います。気候変動を感じます。


天気1:くもり一時雨、雷を伴い強く降る(東京都板橋区)
天気2:くもり一時雨(千葉県松戸市)
天気3:雨、雷を伴い非常に強く降る(埼玉県所沢市)

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