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難攻不落の平ヶ岳(平ヶ岳鷹ノ巣コース:新潟県)

2008年 10月 11日

※記録:10月14日7時台

 ビジネスホテルの朝食。1050円らしい。でも、はっきり言って、その価値はない。これなら、コンビニのおにぎりでも挿して変わりないと言ってもいいです。ほとんど食えませんでした。
 ふうたろう、いきなり戦意喪失!?


 浦佐(六日町)から平ヶ岳の方を向いたつもりですが、ものすごいくもり。っていうか、雨が降っていますよ。


 浦佐駅前から、奥只見のダム堰堤まで、バスが出ています。700~800円くらいの間でしたが、爆睡していたので記憶が曖昧です。
 そして、眠た目をこすりながら外へ出ると、風雨強し。
 しかも、降りたところが船乗り場ではないところがミソ。


 それもそのはず、上の写真の建物の裏は、この堰堤の下で、谷底ですから。


 船乗り場。人の姿は全然写してこなかったけど、結構いるんですよ、こんな雨でも。


 さっきから、船、船って、何のことかというと、ダム湖を渡って、裏から尾瀬の方に回り込むのです。地図で、奥只見湖と平ヶ岳の位置を見れば、その意味がわかります。
 通常遊覧船としても使われるようですが、こんな雨じゃ、遊覧って気分じゃないッス。


 阿寒湖(2008年4月30日)の時みたいに水を引っかき回しながら船は進みます。向こうにはさっき出航した堰堤の只見湖ターミナル。向かうは尾瀬口。


 ちょっとだけ紅葉しているようですが、それよりも、針葉樹が多すぎて全然…。


 見えるかなぁ。
 枯れ木の側に、ひとり釣り師が。どうやって来たんだろう。


 濃霧の向こうから、一隻の船。
 銀山平から只見湖堰堤まで運航する船です。銀山平から、これから向かう尾瀬口まで運行する便はありません。


 濃霧と曇り空がヒドいので、色温度というカメラの設定を変えて、撮ってやると、何とか見た感じを再現できます。
 尾瀬口方面に近づくと、少しずつ紅葉が深くなってきます。


 しかし、さっきから思っていたけど、だいぶ水が少ない。今日はスゴい風雨だといいましたが、実は雨自体はそれほど多くもなく、風主体。これでは、いつでも渇水可能。


 沈んだ部分の枯れ木の切り株。景観のために切ったのかな?


 渇水の影響で船着き場から結構歩きます。なぜか知らないけど、この上り坂で歩けなくなった人がいました。


 平ヶ岳登山口…。
 といいたいところですが、その前に、バスの運転手さんが福島県まで通過してしまったので、出発が10分遅れました。
運転手:「いやぁ~、こんなこと初めてだぁ。」
 …僕も初めてです。ネタです。
 念のため、平ヶ岳は新潟県です。


 気を取り直して、運転手さんが登山口まで戻ってくれて、さっきの道を歩いて、最初にこの沢にぶち当たります。登って10分程度ですかね。


 さて、登山口の中の登山口。ここからが本番。しまっていこう。


 さっきの登山口分岐からすぐ(20mくらい?)、ぬかるんだ急坂が始まります。ここからの登りのきつさはとりあえず絶叫しといてください。


 雨は、そういえばやんでいます。でも、空にはダークマター。


 紅葉が深くなるとさっき書きました。登るに連れて、更に深くなります。きれいなもみじですね。


 赤や黄色が緑に混じって、急坂の疲れを少し癒してくれます。


 雲が切れてきました。本来ならこの向こうに燧ヶ岳(ひうちがたけ、尾瀬)が見えるようですが、叶わぬ事…。


 急激に高度を上げていきますので、紅葉も急激に深く。しかも、ガスが晴れてきたので、結構遠くまで見渡せます。


 僕の歩いている急坂の道は、通称「ヤセ尾根」といわれているらしく、結構道幅が狭く、滑落したらゲームオーバーです。しかし、その分展望は抜群。紅葉もタダで見放題です。


 雲が切れてきて、意気揚々。雄叫びを上げながら紅葉を目で食べて登ります。


 雨ならではの美しさ、所沢での毎朝の勝負で会得した水玉作戦がここで役に立ちました。
 雨が降っていなければ撮れませんよ。


 V字谷に敷き詰められた紅葉のじゅうたん。少し陽が差しているので、赤が濃いのなんの…。


 青空も見えてきたし、もう、回復かな。
 最高です。


 とりあえず、しばらく見ていましょう。


 かくの如し。虹が架かっているの、見えますか?


 むっ!
 またガスが立ちこめてきましたぞっ!!
 しかも、雨が降ってきました。


 もう、前10mがろくに見えないガス。
 これは文字通り展望がない。


 ここは、大倉山というひとつのピーク。周り何もないので、きっと展望抜群なんでしょうけど、文字通り展望を失っているので、かくの如し。


 時々、こうやって晴れ間を覗かせるのですが(頂上までに8回)、すぐに曇ってしまいます。何だか、屋久島(2007年8月13日)登っているみたい。


 大倉清水といわれる場所。水場…?探す気にもなれんよ。水は背中にいっぱい積んで重いくらいなのに…。


 ぬかるみとヌメった木道のコンボはキツい。


 白沢清水。大倉清水から約45分。結構がんばった方かも。
 そして、水場はスルー。それに、汲む気になれる水場でもないし。使えないと思う方がいい。


 15時を回って、空がいっそう暗くなってきました。当然、稜線も暗い。頂上(姫ノ池)はまだか…。


 「ドコモ可」
 電波が通じるところということか。auは、電波は3本立っても、不安定で天気予報を見ることは叶いませんでした。頂上(姫ノ池のある池ヶ岳)直下です(距離的に)。


 瞳孔を思いっきり広げて、暗くて嫌になりそうなところです。あと数十メートルのはずなんですが…。もう16時回っていて、さすがにビバークしないとまずい。


 どうやら、池ヶ岳に着いたらしい。時刻17時7分。これ以上歩くと危険。ウッドデッキにビバーク。キャンプ気分で来たけど、とんでもない。強風でテントを張ることさえ困難でした。…羅臼平(2008年4月28日)ほどではないけどね。


 もう、精根尽き果てました。さぁ、メシにするぞ。腹が減ってしょうがない。ブドウ糖不足で死ぬ。
 下剤袋の水がやっと消費できます。


 テントに入ってしまえばこっちのもんなので、あとはテント生活を楽しみながら、メシを食い、地図を眺めていればいいのです。
 でも、眠いね。飯食ったら、歯磨きして寝ましょう。外ももうすっかり暗い…?ちょっと明るい??
 歯磨きのためにコップを持ってきたので、テントの中でゆっくり歯磨きができます。
 就寝時刻、19時過ぎ。


 平ヶ岳本丸まであと少しのところまで来ました。これはもう勝ち勝負確実です。ゆっくり寝て、詰めますぞ。しかも、天気予報では確か快方に向かうとのこと。#43平ヶ岳、もう少しです。


天気:くもり時々雨、時々陽が差す、夜は強風(新潟県南魚沼郡六日町・北魚沼郡湯之谷村)


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