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バラに溺れて

2008年 10月 21日

 夜寝るのが遅かった(一昨日日曜に起きた時刻の1時間前くらい)ので、今朝は起きるのが少し辛うございました。
 手早く昨日付の日記を書き、その前にメシを食い、そそくさと出勤。
 そして、今朝の分の写真。
 シモツケソウ(バラ科)ホトトギス(ユリ科)ですな。肉厚なのがホトトギス。


 今頃青いミニトマト。あまり季節を感じないものを撮ってしまったかな。


 今日の仕事は、ニオイとの闘いでした。題名に、「バラに溺れて」と書いたのは、花のバラではなく、バラの香気成分に溺れたという意味です。
 何でか知らないけど、抽出物から農薬を抽出するという意味不明な作業。今日は作業が終わっても、どこかから精油のニオイがする…。
 ( ¬.¬;)
 ところで、バラの香気成分について調べてみると、シトロネロール(citronellol)、ゲラニオール(geraniol)、ネロール(Nelol)などの、モノテルペン類と総称される成分が多いそうです。炭素の数10。
 …香水をたくさん付けた人の側に行くと、同じようなニオイがします。え?香りって言えって?いやいや、物質名で言えば、そんなにロマンティックにもならないからいいでしょう。
 ついでにもう少し話をば。
 炭素数は5の倍数で増えていき、15個だとセスキテルペン、20個だとジテルペン、25個だとセスタテルペン、30個だとトリテルペン、40個だとお約束、テトラテルペン
 ニオッてくるのはせいぜいセスキテルペンくらいまでらしく、30個のトリテルペンくらいになると、コレステロールみたいな形をしているものもあります。40個のテトラテルペンだと、ビタミンAでお馴染みのカロテノイド。
 …こうして系統的に見ると、なかなか面白いですね。
 なお、5の倍数で変化するのは、こういうテルペノイド(テルペン類)が炭素数5個の物質の鎖でできているからです。ただ、鎖といっても、枝が付いたり他の枝とくっついたりして、色々ややこしい形をしているのですが。
 とりあえず、今日ふうたろうを汚染したニオイが、モノテルペンその他の物質であるということだけ、書いておこうと思いました。
 …まだ手首あたりがニオッている。


 そうそう、帰りに好日山荘に駆け込んで、地図と、焼岳に行く前になくしたマップケースおよびそれを繋ぐ紐を買っていきました。おそらく、マップケースはこれで5代目。
 あと、いつものSさんはいませんでした。ちょっと前、山スキー、余計なブランドが付いて高くなるかもしれないといっていたので、不安です。そのことを話したかったのもあるのですが…。
 ブランドなんか、要らんぞ。(゚ロ゚メ)q ゴルァ
 …そんな言い方しないけどね。


天気:快晴(東京都板橋区・豊島区・埼玉県所沢市)

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