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悲しい事件が連続する毎日

2005年 11月 11日

 今朝は冷え込みました。今日は、いつも職場で飲んでいる冷ためのはちみつレモン(無農薬と称するレモン)を温かくして飲みました。クエン酸と糖分が体を癒します。レモンの香りを活かすには皮を少しだけ加えるといいです。これも無農薬の特権ですね。

 ところで、遅めの仕事帰り、週刊誌を読んでいました。電車の吊り広告に釣られ、買ってしまいました。注目したのは、あのタリウム事件です。

 どんなことが書かれてるのかなぁ、ページを開いてみると、予想の範囲を出ないものでした。描かれているのは、少女が「異常」なこととか、何年か前に起こった「酒鬼薔薇(さかきばら)事件」と共通してるとか。感情的で、理屈っぽくて、他人事で解釈だけに終始してて…。その理屈の先には、「彼女を空想の世界から現実引き戻すこと」とか、ひどいことには、「(彼女には)うれしい・悲しい・怖い…(中略)…という感情はない。」「こういう犯罪は社会がどう立ち向かおうと、5年か10年のうちにはまだ出てくると思います。何年かに一度起こる災害というか…(中略)…異質な個体と考えるべきでしょう。」とか。後で「ぶち抜き」と称して載せている日記(ブログ)に書かれた、彼女の叫びには目もくれません。彼女はものじゃありません。感情がなければブログに叫びなんかあげません。彼女の起こした事件は地震のような自然災害ではありません。それに、社会がどう立ち向かおうとも出てくるとは、あまりにもひどい。こんなことを言っている間は、本当に社会は変わりませんし、本当にこんな不幸な子どもが「5年か10年のうちにまた出て」来ます。

 そんな愚論はさておき、僕たちにできることはなんでしょうか。弱い立場の人にとって、本当に生きづらい世の中です、今は。

天気:曇り(東京23区西部)

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