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2009年 1月 15日

 都会のアーベンロート。味気ないけど、よく見れば、やっぱり山と同じ現象なんだな、と思ったりしながら、今日も歯医者。先週、歯茎を覆ってあまりあるほどのパックを塗ってもらったやつから、1回解放されることになります。


 先週は、アレでしたね。だから、いつも担当の人は、別の患者に当たりましたね。ふうたろうも医者も人間ですから、しょうがないですね。
 ところで、パックを外してもらう時、F医師が先週これぞといわんばかりにパックを頑丈にしてくれたので、「虫歯の穴に引っかかって取れない」と歯科衛生士の人も少し手こずっていました。いや、ふうたろうはそれ以上に、工具(?)が傷口に刺さって、漫画風の涙が出ましたさ。子どもが怖がって歯医者で泣き叫ぶという風景ではなく、顔がひきつって涙腺が圧迫されるという風な。いや、スゴかったですな。
 最後に、先週のパックのおそらく5分の1くらいの量、処置してもらって、また来週。…長いな。最低でも再来週にならないと治療に入れないのか。


 治療が終わったら、えっと…、右下の親不知を抜いてもらった時に非常に世話になった若い歯科医師なんですが(名前を忘れてしまった恩知らず)、山の写真を見たらしく、「やったことのないジャンルなんで(登山を)やって見ようかと思うんですけど…」と。
 月並みな表現では「高尾山」と言うところですが、ふうたろうは高尾山は山だと思っていないし、高尾山を歩くのなら房総半島の鋸山を、北斜面から登った方がよほど訓練になると思うくらいなので、とりあえず、奥多摩や河口湖近辺、丹沢などを進言しておきました。
 …しかし、好日山荘にしても、この歯医者にしても、職員たちと、客店員および患者医師の関係を超えましたな。そうなってくると、色々また新たな楽しみと同時に、深い問題も生まれてくるなと。これが社会の原風景なのかもしれないけど、これでいいのかな、という思いもなきにしもあらず。ふうたろう旅日記の中でしか起こらないようなことが都会の中でも起こりつつあることに少々戸惑っています。
 歯の傷は徐々に癒え始めているようです。


天気:快晴(東京都板橋区・千葉県松戸市・埼玉県所沢市)
覚え書き:8検

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