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きれた…

2009年 1月 23日

 雨は朝方で上がるとの予報は当たりませんでした。出勤時の9時過ぎ、霧雨が降る中、重い身体を揺らしながら駅まで小走り。


 今日の仕事は、職場にある数多(あまた)の化学物質の管理。主任は400種類とか言ってたけど、有機・無機合わせてそんなにあるのか…。
 その試薬管理なのですが、主任とふうたろうの迷コンビでやっていたら、あまりにも時間を甘く見すぎていて、相当手こずりました。管理表に載っていない試薬がごっそり出てきて(でも去年は確実に管理表に載っていた)、改めてDBの作り直しになりそうです。大変なのは、なんの試薬か判らないもの。例えば、1-プロパノールといわれれば、ただのアルコールで何かの溶媒に使ったと判るけど、1,1,1,5,5,5-ヘキサ~-4-(略)というIUPACの命名法で書かれた物質なんて、目玉ひん剥いて嫌気がさします。たぶん、何かの反応に使うんでしょうけど、ふうたろうの知らないところで使われて眠り続けている物質なんでしょうよ。
 嗚呼、メチル基一個付いているだけで物質は違うんだもんなぁ。


 帰り、大山駅の地下道を通った時、階段の手すりにカメラのストラップが引っかかって、男の裁縫がキレました。嗚呼、ふうたろうの山行意欲も実を言うと事切れているので、「ひとまずお前は休め」という合図なのかもしれませんな。
 …家に帰ってきてから、地図を開いてこの週末に行こうと思う山を選別していたのですが、丹沢の地図を見ても、両神山の地図を見ても、奥多摩や奥武蔵の地図を見ても、とても登り切る自信がありません。いや、登れるのかもしれないけど、登山口まで行く自信がむしろないのです。
 近くに魅力的な山が見あたらないのもあるかもしれない。それ以上に、何か焦っているのかもしれない。伯耆大山をスーパーハイテンションで上がっていったあの力も、爺ヶ岳の雪を蹴飛ばしながら遊んでいたあの余裕も、どこへ行ってしまったんだ…。
 「山と化学を愛する」という看板、降ろしたいくらいの気分ですけど、まだ置いておきます。必ず、復活しますから。これで終わりってことはありませんから。
 でも、ずっと一人で落ち込んで一人で起きあがっての繰り返しは、いいかげん疲れた。ああ、基本は一人ではないんだったな、あのN民連の大会の時、確かにそう思った。でも、ひとたび、ふたたび、離れると、やっぱり孤独感がふうたろうを覆ってホワイトアウトしてしまうんだ。
 …さて、明日は朝日でも見られるといいんですが、それすらも叶わないかな、今のふうたろうでは。
 弱気…。


天気:雨のちくもり、時々晴れ(東京都板橋区・埼玉県所沢市)
覚え書き:餅つき新年会

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