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つまらんものを発見した

2009年 1月 24日

 今日、結局山に行こうとしても、丸一日中雲が厚くて、全然行楽日和ではありませんでした。
 それから、夜中、ずっとねずみが暴れていました。遂にふうたろうも堪忍袋の緒がキレました。


 昨日、カメラバッグのベルトが音をたててキレたので、その補修のための道具とねずみ対策グッズを買いに出掛けました。カメラバッグの補修はリベットを使ったらいいと思っていたけど、当然、そんな特殊な道具がいとも簡単に手に入るはずはありませんね。安全ピンでごまかすしかありません。
 一方、ねずみ対策グッズは、物理系化学系がありました。なぜか知らないけど、今日行った店はねずみグッズが悉く品切れで、所沢は密かにねずみ天国になっているのかと思わされました。とりあえず、物理系2つ、化学系1つ、それぞれありました。
 どうも、殺鼠剤(化学系)というのは、ワーファリンという抗血栓薬を使ったものらしいく、4回分で2000円強のその商品には、ワーファリンのより強力な物質を使っているようで、「スーパーラットも退治できる」だとか。
 結局、化学系はいたちごっこならぬねずみごっこなので、しかも「ねずみほいほい」(物理系)の3~4倍以上もの値が張るので、物理系で決定。物理は単純で非選択的で強力、そう思えば、安くて安全で環境負荷も小さいと言えます。でも、ハイパーラットなんかが現れて「ねずみほいほい」を破壊していった場合は、剣を持って闘わなければならないかもね。


 ところで、ねずみグッズを買った店の1Fは食料品売り場でした。そこに、変なものが。
 「GABA醤油」だとさ。GABAとは、Gamma Amino Butanoic Acidの略で、ただのアミノ酸です。「頭がよくなる系」の宣伝文句が、添加物を思わず無視してしまうくらい書いてあって、情けないやらみっともないやら。
 GABAはただのアミノ酸とは書いたけど、一応神経伝達物質のひとつでもあり、神経で働いている物質です。太ももに生化学辞典を乗せながら書いているけど、中々、奥の深い話ですな。抑制性伝達物質と呼ばれる種類の神経伝達物質で、興奮を抑える物質だそうです。
 実は、ふうたろうが日頃飲んでいるソラナックス(主成分アルプラゾラム、「ベンゾジアゼピン系」と呼ばれる抗不安薬)は、このGABAの働きを助ける物質で、まさに抑制性であるがために、過剰な不安が抑えられるという算段なのですな。
 まぁ、仮に、醤油なんかにGABAが入っていて、それが吸収されて余計なところで動いてくれたとしたら、頭が吹っ飛びます。醤油のラベルには、特許出願中とまで書いてあり、このGABAを生成させながら醤油を醸造する技術を天高く持ち上げています。
 生兵法は怪我の元。ふうたろうがここで日記書くくらいはともかく、醤油に余計なオプションをつけて、被害を出さないようお願いします。
 嗚呼、つまらんものを見つけてしまった…。
 さて、風呂入って寝るか。


天気:くもり(埼玉県所沢市)
覚え書き:なめたけ・国産大粒納豆購入

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