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No Risk, No Return

2009年 2月 8日

 今日のイベントで特筆すべきことは、どうしてもN民連青年部総会なのですが、本当は、この前に、S(♂)が家に泊まっていったことも結構な行事でした。そうだな、…我が家に人が泊まっていったのは、ねずみ以来(同居)ですか。
 HPが1になっていたので、起きるだけで9時半。日記を書くにしてもパワーが出ず11時過ぎ。それから、Sと駅前のモスバーガーで腹に何か入れてから、それぞれ、いくべきところへ出発。


 今日から始まるN民連青年部総会は、「技術重視」ということでした。この、「Dr.ソイル」という、土壌の化学組成だけを診断できるキットを使って、農家にとって重要な土作りに沸こうというのです。


 とりあえず今日測るのは、五酸化二リン酸化カルシウムらしい。


 ふうたろうにとってはまったく普通の物体である数々の実験器具も、ここにいる大多数の人にとってはブラックボックスなのです。ふうたろうは基本手を出さない。当たり前ですが、農家がこれを使えるようになることが目的なのですから。


 交代でみんなに器具を触らせる。土(サンプル)を試薬にドボン。


 特に、みんな混乱するのが、ピペットの扱いです。「0.5ml量って入れてください。」といわれても、どこまで吸ったら良いのか判らない。いわゆるメニスカスと言われる、曲がった水面の底を線に合わせるのですが、調節ができず…。


 試薬を入れます。もちろん、ピペットの扱い、大変です。


 呈色反応なので、こういうシートで比色分析します。確か、血液のヘモグロビンの分析、ザーリ法もこれ系です。


 左のが五酸化二リン、右が酸化カルシウム、です。みなさん、お疲れさまでした。なお、指導自体は、Dr.ソイルの会社の人たちが来てくれました。本当に、ありがとうございました。


 さて、今日の日はさようなら…
 春一番で洗濯物がケチョンケチョンになってしまうのではないかと思うくらい風が強い晴れた一日が終わろうとしています。
 さて、これからあのレセプションです。


 今年は満員にもほどがあるほど詰め込まれています。まぁ、食い物に集まるのはねずみと人とでそれほど違いがないのでしょうなぁ。しかし、ここでのメインディッシュはあくまでもですから。


 実は、11月の最後の3連休で、伊那で会ってきたMが、今日この場に来ていたのですね。晴天の、春一番の、霹靂ですか。ふうたろうも大びっくりでしたね。他にも、伊那で農学の勉強に励んでいた(ふりをしていた)時代の活動仲間、Hもおりました。可愛い婚約者がいるとか。ぬぅ…。
 もう第1ラウンドが終わろうとしていた20時前、いわゆる中締めというやつですが、その間際に、ふうたろうのトラウマとなっていた、去年のあの時の関係者が突然やってきました。
 …解ってはいる。100%純粋に、悪気はないのだと。去年のあれでさえ、そうなのだということも。でも、それでも、やっぱり身体は硬直しましたな。本当は、悪ふざけができるくらい余裕があった方がいい、それは知っている。
 結局、この中締めの後の第2ラウンド、要するに本気の交流会は、リスク回避に出ました。ふうたろうは飲み会を諦めた…。
 初めて参加のM、さすが伊那で鍛えたその精神力と持ち前の行動力。ふうたろうにとっては剣山の暴風雪よりも厳しいあの輪の中にいとも簡単に収まっています。去年のふうたろうを知っているTは、ふうたろうに別室で付き合ってくれていました。その後、Mを連れて、レトロな菊水湯(銭湯)へ。去年、たばこの話で長湯になったおっちゃんはまだ今年も元気だったようで。顔を何となく覚えていたもので。
 ふうたろう、湯冷めなんて言葉は物理用語集に載っていないといわんばかりに、夜の文京区をウロウロ。ふたりは先に旅館に戻っていきました。学生自治会をやっていた頃、ここで泣いたし笑ったし、嵐のようでしたなぁ。でも、あの時のメンバーの方が色々いて、暴れん坊からしみじみと話す人までいて、居やすかったような気がします。確かに、農業に特化したものですからね、今の組織は。
 ふうたろうは散歩中にHPとMPが尽きたので、旅館に戻り、歯磨きして寝ました。ふとんは掛け布団が1枚でしたが、ねずみと同棲している所沢のアパートで慣れているので、平気。いつの間にか暖房がかかっていましたが、後で主任やSが来た時に付けたらしい。
 やっぱり、この青年部は、ふうたろうの居場所ではないな。


天気:晴れ(埼玉県所沢市・東京都文京区)
覚え書き:菊水湯450円(区外)

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