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早い菜種梅雨

2009年 2月 26日

 日曜日後半から、ずっと太陽のない日が続いていますな。普通なら気分が砕け散りそうな気もするのですが、まぁ、ふうたろう、大変な時期は過ぎたようですわ。
 今日は、ちょっと雑多としたことを書こうと思います。


 えっと、職場の見学者は、今日も3人ばかし。昨日みたいな変な人はいなかったので、何も問題なく。というか、外から人が来るというのは、いつも人に向き合うことのない抽出作業人ふうたろうには必要なことです。
 ただ、何の前ふりもなく、「分析について説明してくれ」、だけだと困りますがね。
 夕方は歯医者。入れ歯装着後初の歯医者ですが、歯の磨き方を改めて指導されていました。今日は長丁場、1時間以上でしたな。
 電車の中では、誰とは言わないが、オオサカの知事の黒さをルポした本を読んでいました。まだ前段階ですが、奴の弱者に対する魔物のような仕打ちといい、その魔なる性を隠すために拵えた公務員バッシング劇場といい、強さ-15%ってところですな。
 何、奴が賢いのではない。大阪府民とマスコミがアホなのです。
 公務員バッシング劇場に付き合わされたかわいそうな公務員は、その仕事の正当性も評価される前から、嫌がらせの電話なりファクスなりが来たそうです。保育園児のさつまいも畑を踏みにじっても、「子どもの笑うオオサカ」などと橋下が言えば、狂信者になれるのですからね。ヒドいもんです。嗚呼、さしずめ昨日の見学者の一人みたいなもんですな。
 とはいえ、ふうたろうも、今でこそそれなりの情報を得てこういうことを書けるけども、無い状態であれば橋下をどう見ていたかは判らないですね。歴史に「たら・れば」はありませんが、ひょっとしたら、-15%以下のあんぽんたんになっていたかも知れないのですからね。
 しかし、小泉純一郎と橋下徹は同じ種族ですか。石原慎太郎はただの○○ですが、この2体はなかなかのマリオネッターです。郵便局員や公務員を敵に回すことで、敵と味方の線を国民(府民)と自分たち支配者との間ではなく、公務員と他の国民(府民)+自分との間に引いた。仲間だと思わせるための嘘を吐きまくり(郵政民営化では税金の節約になる、など)、真意では誰を代弁しているのかは殆ど判らない。
 …そう考えるとふうたろうも「支配」の構造を学ぶ機会を持たなければ、この線を見破れなかったかも知れません。石の上にも三年というけど、共産党や民青に混じって哲学や経済学などを10年だてに学んできてはいないのかも知れません。
 話を戻すと、オオサカの場合、公務員の労働組合は自治労自治労連に分かれます。自治労系は、この橋下に支持が集まってどう考えても罠だとしか言いようがない時に、「(公務員の人員や給与の)削減反対」なんて言ったもんだから、狂信者を燃えさせたのだそうです。こういう分断攻撃なんて、ホントのこと言うと、そこら中に落ちてて、ちょっと目を凝らせば見えるのですよ。消費者と農民とか、教師と親とか、ね?
 だ・か・ら!それが見抜けないで罠にハマる中途半端な組織は、橋下よりも弱い。
 もう一つの労働組合・自治労連系の言い分が掲載されていましたが、「ただ反対」ではなかったそうです。ムダな経費の削り方、オイルショックなどの危機からスクラム組んで抜け出した経験などを生かした再建策など、示していたらしいですけど。
 橋下も弱いけど、自治労(弱い方)の哲学はもっと弱い。そして、マスコミはそれよりも輪をかけて更に弱く、一般庶民はゲロヨワ。大阪府の恥ですわ。勘弁してください。
 でも、本当に判っちゃいるが、こぼしていても何もならんのですよ。ふうたろうの職場だってそうだけど、道理を通した研究・主張は、後でその価値が評価されるものです。学問の世界もそうでしたよね?哲学なんて、何百年も後だったんじゃない?…そう考えると、今の社会の発展なんて、速い速い。小泉の化けの皮が曲がりなりにも剥がれたのが、彼が首相に就任して今でも8年ほどですから、それなりに進化してるんですよ、人の哲学も。…たぶんね。
 とりあえず、やることをやらないで文句を言うのは、三文ですか。さて、現実逃避終わって、テープ起こししなきゃ…。Tはもう終わらせてるらしいし…。ヤヴァイ。


天気:くもり一時雨(東京都板橋区・埼玉県所沢市)
覚え書き:歯医者待合室で患者と会話・東所沢駅経由・7万円

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