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アウェー・ビキニ

2009年 2月 28日

 ついゲームに逃げてしまった夜、次の朝、当たり前のように起きるのが苦痛で、ビキニデー行動にはもっとも相応しくないコンディションで臨むふうたろう。集合場所の南浦和駅西口@7:10、出発7:30のすぐ後、15分もしないうちにいきなり休憩でございました。ついでなので朝飯にしてしまおうと、きつねそばをば。


 ふうたろうは席が空いてなくて、当たり前のように相席でした。スーパーハイテンションならば首尾よく隣の人との会話も進むのですが、いかんせん、ふうたろうは最悪の睡眠不足で、聞き上手にも話し上手にもなれませんでした。
 ただ、意外にも、信州大学出身だというので、ある種の親近感があったりも。


 海老名サービスエリアの、ハイパー・キノドク・スーベニアです。お約束。


 海老名以降、高速を降りるまで、その隣にいたSさんと会話を続けたかも覚えていない状態のふうたろうでして、気が付いたら次のサービスエリア(静岡県)でした。そこでこういう弁当が配られ…。


 中身も、これもお約束。フェアビンデンの弁当が食べたい…、そんなマイナス感情ばかりが積もってゆく、アウェー・ビキニの始まりでした。


 なんの!
 大丈夫です。ふうたろうはいつも新天地で人脈を開拓してきたでしょう?旅先でさえそうだったでしょう?大丈夫!
 それに、ほら、思いは同じですから、ね?
 ふうたろうも、知りたいことがあるから、レコーダまで持ってきたんでしょ?


 でも…、うつろに空を眺むれば、晴れきらない心…。アウェーアウェーとうるさいふうたろうの影め!


 会場の「静岡県コンベンションアーツセンター」
 東静岡駅前にどでかいこの建物が一つ。思えば、大型公共事業といいつつ、利用している回数も、意外と多いのかなと思ったり。でも、ふうたろうたちが使わなくても、この建物は出来ることになっていたりする。


 嗚呼、世間ではひな祭りでしたな。ふうたろう的には、すっかりビキニデーモードですが何か。


 グッズ売り場。こうやって運営資金を稼ぐ方法も、ある。こういう方法も、楽しいですよ。


 「核兵器をなくそう」
 このフレーズ、どうしてふうたろうには上手く響かないんでしょう。それとも、ふうたろうが特別なのですか?どうして…?


 まだ、会場の、ホールの中は人もまばら。じきににぎやかになりますけどね。最終的には1200人ほどに膨らんだそうです。


 前の舞台で、歌のリハーサルをしています。平和の歌というのは、とても耳に残りやすい歌が多く、直接的に「平和」という言葉を使うものも多いです。これも、ふうたろうの感性に合わず、中々複雑なんです。
 始まるまで、ウロウロしながら、アウェー・ビキニで、遂に茨城メンバーのHさんに会えました。
 続いて、SちゃんとかSちゃんとかOさんとか…。


 ええ、ふうたろうの感性に合わない、というだけで、そのものの価値は変わりませんさ。それぞれにやりたいだけの思いがあるんですから、認め合うのが筋なんですよ。ふうたろうには中々難しいんですけど。
 熱意はスゴーく伝わってきます。


 ふうたろうもいよいよ記録モードに入りつつあります。ボイスレコーダのマイクをリュックにくっつけて、発言者の方に向けて…。音を出せないから、ふうたろうも、発言を真剣に聴く以外になく、相乗効果です。


 画像が単調?
 まぁ、そう言わないでくださいな。
 一枚と同じ写真がないように、一つとて同じ主張はないですよ。でも、感受性が弱いと、その違いが判らないという話もある。ふうたろうは、判らなかったりする。


 被爆者はもう待てない。
 ああ、その通りさ。平均年齢75歳。待てないのさ。後で書くけど。


 次は分科会。ふうたろうの行く先は決まっています。
 でも、不安先行型ふうたろう、ちゃんと感性豊かに学べるかをここで心配しているのです。エスカレータで。


 ふうたろうが目指すのは9F。しかし、数珠繋ぎのエスカレータがあるのは6Fまで。残りは、更にだだごみエレベータだけ。ありえないッスって、建物の人にやかましく言ったら、階段の扉を開けてくれました。ふうたろうはアナログですなぁ…。思考回路も。


 ふうたろうの分科会は、原爆症の認定問題について。原爆に被爆してしまった人たちが、50年も権利のない状態に置かれている。ふうたろうがこれに関心を持ったのは、2005年の原水爆禁止世界大会でした。正確には、その後、ですか。


 被爆者の人の多くは、思い出すのもつらい、と聞きます。でも、風化させてはならない、という思いで、その傷ついた身体で話してくれるのですよ。差別に耐えてきた人たちが、人前でカミングアウトするのがどれだけつらいのか、ふうたろうにも想像は付かない。でも、ヒロシマ・ナガサキにしても第五福竜丸にしても、差別の目がひどかったのは事実で、証言してくれています。
 その話を聞かせてくれるだけでも、ありがたいと思うべきだし、ましてや、被爆者の感情と肉体を蹂躙していく政府側の態度には、理論と運動で徹底的に臨むしかないのですな。別口で、「タヌキにでも解る内部被爆」というのをまとめてみようと思います。
 この分科会には、被爆者であり、かつ、核物理学者でもある人がいます。強力ですぞ、彼は。核兵器の廃絶と、被爆者の救済のために活動しています。バケキチふうたろうも負けてはいられませぬ。


 さて、「青年のつどい」に来ました。青年といっても、来たい人が来るので、けっこう年配の人だっています。ふうたろうもいいかげん…。
 まぁ、それは良いとして、実は、N民連静岡県連の人たちがいたり。この前までふうたろうが悪態をついていた青年部の、部長もいたり。ぶれまくりふうたろう、恥を忍んで参りました。
 国産小麦のクルミパン。夜飯にするにはキツかったけど、食べるものがほとんど無いので、これ以外の手段が…。


 これが青年のつどいの様子。この数をもってして、「若者は平和を求めている」などとは言いません。科学の名に恥じない行動をしたいのなら、実際の現場に出て、本当にそうであることを確認すべし。ただ、一人だけでやらないこと(できないけど)。


 青年のつどいでは、安斎育郎さんという立命館大学の先生がいました。この人、科学の鬼神です。さっきの、核物理学者の沢田昭二さんも魔神ですが、こういうところで先頭切る学者は、知識もさることながら、その使い方や丁寧な考察に圧巻です。
 怠けてなんかいられないからスゴく大変でしょうけど、できればこういう先生の下で、大学の勉強をやりたかった…。
 あ、写真は、その先生たちではなくて、核兵器に関するウルトラクイズで勝ち上がっていった人たちが壇上に立っている様子です。ふうたろうは一撃でやられましたが何か。


 N民連ブース。食糧供給路。ええ、核兵器一発で、農地なんて無くなりますとも。死の属性一色ですよ。全世界の人が核兵器のない状態は望ましいはずなのですが、なぜかそうならない?一番一致しやすいのに?「~論」の前に、理屈の前に、そのかたくなな態度を捨てるべきですぞ。
 あ、写真と関係ありませんでしたな。まぁ、人であれば、普通はみんなが集える場である、ということです、核兵器の廃絶運動というのは。


 この歌、曲がいつまでも頭の中に残るのですな。でも、いいでしょう。青年のつどいでは、歌好きの人が多いから、その要求に見合ったことをやっているんですよ。ふうたろうは歌えないけど、みんなが楽しんでいる様子を楽しめばよい。それに、クイズ大会は玉砕したけど、楽しんでましたしね。
 あ、そういえば、CがそのクイズでMVP取りましたな。最年少でMost valuable player。


 でもね、青年のつどいが終わったら、アウェー・ビキニ参加のふうたろう、根無し草で、埼玉メンバーに溶け込めなくて苦労したんですよ。メタ配向性ふうたろう(消極的)は、一番元気だった高校生たちについて行けなかった。


 しかーし!
 風呂で、部屋で、移動中で、アウェーなりの突撃のしかたがあるのですよ。ふうたろうの部屋には、Kさん、Kさん、N先生、Tくんがおりましたさ。KさんとKさんとTくんはあまり話できなかったけど、N先生は、またおもしろい人で、共通の知り合いがいて、爆笑しあっておりましたさ。そのうち睡眠薬が効いてきて寝ましたけど。Kさん何気にいびきがスゴかったな…。無呼吸症候群にならなければよいのですが。
 風呂では、土建(何の略か解らない)のMくん、Aくん、Aくん、Aくん、…全員思いだせないところが最近のふうたろうクオリティですが、1時間近くも風呂で話しておりましたさ。ふうたろうのバカの壁が如何に薄っぺらなものかよく解りましたさ。
 というわけで、アウェー・ビキニ1日目、いい感じです。でも、みんなとは全然話せてないから、明日はどうなることか!?


天気:くもり時々晴れ(静岡県静岡市・焼津市、移動中などは含まない)
覚え書き:レコード40・イチゴ牛乳500ml・つどいの途中でねずみ駆除電話3日

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