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頭が痛いぜ…

2009年 4月 8日

 精神状態はいいのですが…、そう、今日の天気のように…、しかし、肉体的に、頭がモヤモヤする…。やっぱり、ソラナックス切れか。一種の麻薬みたいなもんだし、肉体的依存症ですかな。厳しいですな。
 夜になるほど、具合が良くない。


 その夜に、帰ってきた時に付けていた番組が、クローズアップ現代。有料老人ホームがファンドに売られて問題になっているとか。
 既に頭がモヤモヤしているので(肉体的)、半分忘れかかっているのですが、解説員が小難しい言葉を使う割に根本的なことを言ってくれなかったことだけは印象的でした。「ない」ことは意外と覚えていたりする。
 NHKとしては、最初は、確か、老人ホームの経営者から不動産屋がそれを買い取り、ファンドはそのための資金を供給し、不動産屋は経営者から買った金額よりも高い金額でファンドに買い取ってもらい、ファンドは不動産屋にホームを貸す形にして「不労所得」(ふうたろう註)を得る仕組みになっていると、解説していましたな。
 これは確か最初の5分くらいで出た話ですから、ハッキリ言えば、そこで話は終わりで、ファンド(投機機関)を規制するということになるのです。でも、前述の小難しいどこかの教授が「老人ホームの経営云々」という狭い箱に話を閉じこめていつの間にかファンドの話はどこへやら。極端な話ですが、選ぶ側も主体的にならなければならない、という話にもなりました。
 おいおい、ちょっと待てよ。健全な経営をしている介護施設を自分で探せというのか?プロでもないのにファンドに関わっていない老人ホームを探せというのか?そもそも、ファンドのことを問題視すべき立場である専門家が明確に問題視せず(できず)、老人には自律自助を要求するのか?
 で、話をファンドに戻すと、ファンドも、ついでに不動産屋も、何の労働をしたのか?あくまでも介護施設としての老人ホームの、何の労働をした?
 経営というか、そういう事務作業分の労賃は払うとしても、ファンドが6%の儲けを得、不動産屋も瞬時に12億円ほどの金をもらったみたいだが、その分の利潤はどこから生み出されたのだ?糸を辿っていくと、結局利用者のサービス削減分と、職員の給料削減分に行き着くではないか。働いてきた者の希望と働いている者の努力とを、働きもしないで金を得ようとしている集団が奪い取っているのだ。ふうたろうの方がよほど働いているではないか。
 どいつもこいつも(専門家たち)、いいかげん、そのタコな経済の仕組みと悪だくみに、気付け。(根性論)
 気付いていながらごまかしているのなら、傷を広げないうちに専門家をやめるべきですな。化学実験におけるデータの捏造と同じくらい悪いことですよ?(ある意味根性論)
 頭がモヤモヤする。しかし、どうしても、こういう輩は許せないんだな。金のためには手段を選ばない勢力、プロという名前でそういうのを擁護する勢力が。


天気:晴れのちくもり(東京都板橋区・埼玉県所沢市)
覚え書き:空芯菜炒め・炊飯・四阿山復路切符・ATOK進歩を嫌う・4,4′-ジクロロベンゾフェノン

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