荒れた晴天
起きたら雨がすさまじく、しばらくして風も強まりました。ベランダに干していた洗濯物をシブシブ取り入れ、最後まで取り入れるのをためらっていたテントも遂に撤収することになりました。遂に今週、テントが乾かなかった。
しかし、30分もしないうちに陽が差してきて、なぜか風がより強くなりました。
気象庁の警報の画像を拝借してきました。2009年10月7日20時20分と10月8日7時26分のもの。
まるでインフルエンザのパンデミックのような広がり方に呆然とするしかありません。土砂災害の警戒情報が中部地方から関東地方に繋がっています（斜線）。台風がこれほど雨を降らせる存在だと、初めて実感したところです。
この後、出勤だったのですが、首都圏の交通機関は大童でした。西武線はなんのためらいもなく（？）通常運行カマしていましたが、JR線は悉く死んでいたようです。ニュースによると296万人に影響が出たとか。いやー、首都圏ですよね、数値が。しかも、止まった電車の中は満員という、これまた首都圏ですから。
茨城県の被害は特にひどかったらしい。竜巻がいくつか発生して、通り道の家屋などをたたきつぶしていったようです。ふうたろうが住んでいた取手市の隣町、竜ヶ崎市もやられたらしい。しかも、朝5時とか、寝耳に水ではなく、寝耳に風、ですな。まだ死人が出なくて良かったかもしれない。
ただ、神社の境内にぎんなんを拾いに行って落ちてきた大きな枝に潰されて亡くなった人もいるとか、笑えない冗談があったようですが。
台風がこれほど強いままやってきたのは、海水温が高いからだそうです。27～8℃くらいの海水温があると勢力を維持したまま移動するようで、地球温暖化との関係を述べている人もいました。
二酸化炭素が地球温暖化に関係しているかどうかはこの際別としても、温暖化現象を否定してまわっている勢力は、将来どう責任とってくれるのでしょうか。温暖化は間違いなく起こっていますよ。いや、言い訳は聞かない。
…台風一過の週末は晴れそうです。思い切り北アルプスをシバいてきましょう。
ルートについては9日付にのべます。
天気：雨のち晴れ、強風を伴い強く降る（東京都板橋区・豊島区・埼玉県所沢市）
覚え書き：好日山荘・気象用語のまとめ作成必要