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異端

2009年 10月 30日

 細かいことはもう何も言うまい。
 もっと人当たりの良い人間に生まれてきていれば、どんなに楽な人生だったろうな。
 なんでこんなにイライラするのか、なんでこんなに不安なのか、なんでこんなに余裕がないのか。あまりにもマイナスのことが多すぎて、プラスのことなんか埋もれてしまってるよ。
 今日も、職場でくだらねえことでケンカっぽいのになって、孤立した。殆どの人はそういうことを起こさずに平穏に過ごしているであろうに(事実、ふうたろうがいなければ職場は平穏だ)、なぜふうたろうの場合はこうなるのかね。
 思ったのだが、ふうたろうが色んな場面で一人なのは、そういう「人であること」の面倒くささがイヤだからなのだと思う。仲間と山に登ったり、あるいは家族がいたり、団結して行動したり、という場面を経験してきた。楽しいときは良いけど、そうでないときも、かなり多かった。職場の事例でいえば、7割は苦痛か。そんな苦痛な相手と、なんでチームが組めるのかという話だ。そんな相手に手間をかけさせるのは「借りを作る」ような気がする。そんなだから、ふうたろう、いつも一人なんだと思う。一人が好きだというより、苦痛から逃れるため。
 ふうたろうは、小さい頃からそうだった。ひとたび集団の中に放り込まれると、争いが絶えなかった。小・中・高は、特に地獄の12年間だった。その中でも、小・中は生きてきた価値さえ見出せないくらいひどかった。あの9年は記憶にあることそのものが忌まわしい。
 しかし、そんなふうたろうが、今夜から友人と伊那に行くことになっている。ある意味清水の舞台から飛び降りるレベルのことだが、こういうときだから、揉め事が起こらないかどうかが不安である。たぶん、あいつらとなら大丈夫だと思うけど。数少ない、心許せる人々だから。
 疲れる人生だね。


天気:晴れ(東京都板橋区・豊島区・埼玉県所沢市)
覚え書き:池袋まで徒歩

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