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大都会の小さな集会

2009年 11月 8日

 今日は、Aちゃんと所沢駅ですれ違いの待ち合わせをして、代々木公園にて開催される「11.8国民大集会」に行きます。
 ふうたろうは人との話に飢えているし、Aちゃんも色々話してくれるので、気楽です。


 代々木公園は満員御礼…というより阿鼻叫喚でした。まあ、いつものことだけど。とにかく、なぜ、こういう集会って、こういう人の話を聞く気力を失うほど詰め込むんだろうと思います。嗚呼、辛い。
 国民大集会なので、各方面で活動している人たちがアピールなどを舞台でやっていきます。(資生堂)正社員を一旦解雇して派遣で雇い直すとか、米軍基地移転(だったかな)の運動をしていたら当局に告訴されたとか、「どこの国か判らない」ことをされているそうで。あまりにもそういう「どこの国か判らない」事件が頻発しているので麻痺してしまっているのですが、隣でAちゃんは「えーっ!!?なんだよそれー!!チョーむかつく!!」というのを連発していたように思います。ふうたろうとしては、そういう勢力そのものと直に戦う(ふうたろうの場合「闘う」とは言えない…)より、虐げられている人たちだけを集めて多数者を作ることが重要なのだなと思いつつ、実際の方法論が思いつかないという状態です(虐げる側に変わってもらうために力を注ぐのは基本、時間のムダ)。虐げられて自信がない人が、声を上げるための最低限必要な条件を、団結という行動で作ること。嗚呼、これが単独行の最大の弱点。単独山行でなら通用しても、二人三脚や5人騎馬戦では通用しないという話。


 Aちゃん、シュプレヒコールを伴うデモ行進(最近はしばしばパレードというらしいが)には、他の仲間が見つからなければ参加しないとか言っていたのに、結局明治公園(終点)まで歩きました。ふうたろうもそれに付いていったという感じです。長いシュプレヒコールなので、最初何言ってたのか忘れることも多く、結局、最後の述語だけコールになるのですよ。
 明治公園で霧散したふうたろうたちは、そのあと千駄ヶ谷駅まで徒歩。小春日和(冬の季語)の大都会を歩きました。集会参加者で大混雑する前に電車に乗りましたが、やっぱり総武線は混んでいました。
 新宿から西武新宿まで、アリのように地下を歩き、所沢で一旦Aちゃんに下りてもらって、ドトールで氷入り牛乳とクレープのケーキをシバきながらお話をば。Aちゃんは韓国に留学していたので、最後はハングルの話で妙に盛り上がってしまいましたな。


 今日は、集会に行ったと言うより、それを口実に茶をしばきに行ったという感じでした。これくらい気楽なことが、そこそこ頻度高くあれば、ふうたろうの生き方も少しは楽になるのかも知れませんね。


天気:くもり時々晴れ(東京都渋谷区・港区・新宿区・埼玉県所沢市)
覚え書き:MS新聞配達

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