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大移動完了

2010年 1月 4日

 船ではじゅうぶんゆっくり眠りました。ホテルに泊まったのは結局28日移動中の岡山で1回のみで、他は小屋や移動、あるいは親戚の家でした。その割には熟睡した日が多かったように思います。
 さて、いよいよ神戸港に着岸。6時55分の予定で、夜明け前ということになります。


 今日、所沢まで鈍行で帰れば、旅が終わります。しかし、その最後の今日が、特に午後からが正念場です。今は朝のさわやかな時間を過ごしつつありますが・・・。


 ダイヤモンドフェリー(さんふらわあ号)が六甲アイランドの港に着いて、タラップの目の前にバスが来て、JR住吉駅まで。運賃220円。アイランド北口駅までなら無料ですが、住吉駅までの電車賃が240円なのでバスを使うのが得策。
 今日は東海道本線オンリーで帰るか、いつものように関西本線経由で帰るか迷いました。東海道オンリーの方が2時間ほど早く帰れますが、単調な風景なので飽きます。結局、大阪駅でBダッシュで環状線に乗り換え、新今宮から通称大和路線で奈良駅まで行き、その後、加茂駅、亀山駅と、迂回路を取りました。少なくとも、亀山駅までは景色を楽しめます。
 亀山駅で降りて、待ち時間を散歩や買い物に使います。静かな駅ですから。


 しかーし!
 関西本線が名古屋駅で東海道線に接続すると、そこから始まるのは阿鼻叫喚。豊橋駅まではそれでもまだマシです。車両もそこそこ多く、混雑はしていません。
 ここは浜松駅。あと30分で最終の地獄が始まります。雲でも見ていようや。


 浜松駅から静岡駅まで3両編成。そこに乗客が殺到して、中はまるで西武池袋線の帰宅ラッシュかそれ以上のレベル。死だ!
 静岡駅で3両連結して、多少マシになりましたが、熱海駅まで乗り換え無しで、2時間半。この浜松~熱海の区間は、西日本に行くときの「関ヶ原」です。


 熱海駅からもまた長いのですが、まあ何とか座れるし、15両編成なので鮨詰めでもありません。楽です。池袋に19時半に着くと、ようやく旅の終わりを感じることができます。
 家に着いたら年賀状が何枚か来ていましたが、今年は一枚も出していなかった。返事出さなきゃならんのですが、年賀はがきがないし、8日分の日記を書かなきゃならんし。
 というわけで、帰ってきてからは日記の追いかけ作業です。といっても、できたのは29日付まででしたが。
 28日夜から始まった、綱渡り西日本の旅が終わりました。天気は基本的に良くなかったけど、それぞれ良い景色や雰囲気を味わえたのではないかと思います。由布岳の樹氷はすばらしかった。こりゃ、冬は毎年九州・四国の旅になるかもね。


天気:晴れのちくもり(兵庫県~東京都まで、移動中全行程)

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