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ふうたろう@零族

2010年 4月 14日

 今日は、夕方、日比谷公園に行ってきました。
 普天間基地の国内や沖縄県内に移設することに反対する集会、というのが的を射ているでしょうか。
 会場は人があふれかえっています。反対の意思を表明しに来ていることは確かでしょうけど、本当の思いは人それぞれなのでしょうね。


 壇上にいるのは沖縄や、移設先として白羽の矢(?)を立てられた鹿児島県の徳之島の人たちです。あとになって他県の米軍基地を抱えている自治体の人たちも上がってきました。


 暗いけど、人は満員です。
 ふうたろうは、まだ中途半端な気持でこの会場にいます。もちろん、米軍基地は無条件撤去されるべきだと思ってはいますが、この集会に対する主体性が中途半端だということです。


 舞台を囲む人々が、発言者の話を聞いています。
 いつも思うけど、みんな本当に真剣だな、と。
 そりゃ、生活かかってるんだもんね。人の生死がかかっているんだもんね。愛する人がいるんだもんね…。真剣になるわな、そりゃ。
 ふうたろうには、色んな意味で、まだあまり実感がない。


 日比谷公園は官庁街のど真ん中にあります。だから、ここで張り上げた大声はすぐ側の厚生労働省にぶつかることになります。


 幟を見ると、諸団体が集まっています。商売人、農民、医療労働者など。
 各界の人がそれぞれの立場で基地に対する思いを表明すればいいと思います。しかし、商売人じゃなくても、農民じゃなくても、看護師でなくても、人であるというだけで拒否したいものだと、本当は思うのです。日本にある米軍基地の異常さは。
 そもそも、米軍や米兵が事件を起こしても、実質的に日本側が裁判権すら与えられないケースが多いという事態そのものが信じられない。それに、12歳の少女を米兵3人でレイプとか、ナントカの脅威に匹敵する脅威だと思うのはふうたろうだけですか。抑止力を云々するなら、まずはその脅威の抑止力を示してもらいたい。
 とまあ、ただのやまきちでも、これくらいのことは思うわけです。


 このあと、夜の官庁街をデモ行進。
 ふうたろうは小心者なので、外からついて写真を撮るのが精一杯です。外向きには「違和感がある」などと言っているけど、実際は切実ではないところから来る、他人事のような感情によるものです。


 ふうたろうは、ここに参加していて、悩みました。確かに、米軍の「抑止力」なんてものはおためごかしでしかないと思っているし、抑止力があったとしても日本国民が殺害されたり陵辱されたりしているのを見ると、そんな「抑止力」はいらんと思います。
 でも、その思いの強さが、そんなに強くないんだろうなあと思うのです。それが、こないだのブラインド愚痴の中でぶつくさ言っていた、「心の繋がり」というやつです。ふうたろう、裏のHNのように(ふうたろう@零族)、浮遊しています、単体で。にわかにくっつくことはあるかもしれないけど、直ぐに離れてしまう。
 咄嗟に「大切な人は誰ですか」と聞かれても、答えられないのですよ。そういう薄情さがあります。だからだろうなあ、力が出せないのは。
 こればっかりは、どうしても解決の方法が見えない。それとも、こういう活動をしながら解決策と解決への行動を同時進行で進めていくものなのかなあ。
 今日この集会に、咄嗟に来ようと思ったのはそういう深層心理が働いたのかもしれない。


天気:くもり時々晴れ(東京都千代田区・板橋区、移動中を含まない)
覚え書き:成増までスタンプ集めに行く(和光市まで移動)

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