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子どもたちもおとなたちも

2013年 7月 21日

 夜中、昨日一日の出来事とは裏腹に、ひどい悪夢を見ました。寝袋忘れて寒かったとかいう意味ではなく、周囲の人間全員が敵のようになっている悪夢…たまにこういう夢を見る。心の中を論理的に述べるのは難しいけど、昨日一日のことが関係しているのは間違いないと思います。
 ところで…
 ふうたろうのおやつがねずみに食われたんですが。何で、密封されているせんべいや、果てはこんにゃくゼリーまで食い散らかされているんですか?


 今日の始まり。石をこよなく愛する少年がいます。昨日はあんまり喋らなかったけど、今日は…?
 砥石で石を削っていますが、何をやっているんでしょうか。


 6時、ふうたろうたちAグループ(ふうたろうは要員である)は、山頂に向けて出発。Bグループは前岳湿原と呼ばれる場所までしか行きません。初心者・小さい子ども向けです。


 Aグループには中学生のほぼ全員と、小学校4・5年の子ども数人、合計12人います。そこに保護者が4人ほどいて、要員がふうたろうを入れて4人ほどいます。
 山に人を引率するというのは、実はそんなにたやすいことではありません。怪我や死亡などの事故が起これば責任問題になるのですから。


 今日はくもりと言われていたけど、空は青そうです。


 ヴォー岳台、いや、望岳台まで樹林帯の急坂が続くので、それなりの修行コースです。しかし、何より修行なのは、ボウズどもの相手であります。石の少年と5年生の少年が特に凄まじくて、喋るのも遊ぶのも、ひとときさえ休まることなし。


 その一方で、中3の女の子が鼻血でストップしたり、肉離れでリタイアしたり(持病らしいが)、おとなの一人がバテたり、と、なかなか凄いことになっています。
 リタイアする場合には要員を付けて下ります。ふうたろうはリタイア組の付き添いに


 なるはずもなく主脈を歩くことになります。大暴れしている(笑)ボウズふたりは、さすがに共暴れして疲れているふうに見えるため、切り離します(鬼


 中3の女の子はふたり、書道女子でした。しかし一人がリタイアしたため、本当に静かでしたね…。まあ、たまに凄いことをポロッと言うおもしろそうな子でしたが(黒笑
 彼女はデジカメを持ってきていたので、もうちょっとゆっくり写真を撮らせてあげたかったなあ…。


 ○ィンコ岩…じゃなくて、男岩です。まあ、ボウズたちは言わずもがな。おなごたちもさばさばしていますな(笑
 ふうたろう、長らく山を集団で歩くことを忘れていましたが、そういえば、高校のワンゲル部の頃はこんなこともあったような気がしますね。もっとも、本気で楽しいと思えれば奇跡でしたが。


 青空がきれいですね。
 ふうたろうの後ろを歩いている書道女子の中3の女の子(Eちゃん)、もう一人の連れと一緒に登りたかったらしい。そのもう一人は脚を負傷していて、しかも望岳台からしばらく続くヤヴトラバースですっかり体力と気力を失って、リタイアしたのです。
 Eちゃん、共暴れしているボウズ(HとG)とは対照的なくらい静かです。


 ちょっと(数秒)止まって、写真を撮る暇くらい作りましたが、ボス・Fwさんがキリキリと進ませます。が、Eちゃん、その間にしっかり写真を撮っていたみたいで、良かった良かった。


 1ヶ月前に来た時はここは一面の雪。長く雪が残る場所なので、雪がない間に生殖のサイクルが終わるような植物しか生き残らないのでしょうね。それがたぶん、こういう湿原なのだと思います。


 この紫の花は、シロウマアサツキかミヤマラッキョウか?ともあれ、これを見ると、必ずざるそばが食いたくなります(←こら


 たった1ヶ月前には、吹きだまった雪が思い切り残っていたというのが信じられません。今はまったく、残っていませんから。


 たった1ヶ月前、正確には28日前、ここでロープを張っていたのですね、ハンマーの重さで右腕が使えなくなっていたような気がしますが。


 ここは吹き通しと呼ばれている場所で、風が強い…らしい。今日はクソ暑いので、ここの風が心地よい…。


 ヴォー岳台より先、歩く速度が上がったせいで山頂まで行けそうです。11時にはどこにいても下山するという約束なので、少し焦ったかな?


 そして、10時47分、13分のタイムリミットを残して、何とか登頂!みんなよくがんばりましたな!!
 でも、リタイアした仲間を思うと、特に情の深い連れにしてみれば、一緒に登りたかったという思いはあるでしょう。


 ザンネンなことに、何気に雲が多い。元々今日はくもりの予報だったので、雨が降らないだけマシだったのかもしれませんな…。夕張岳は4回来たことになるけど、ど快晴1回、曇りがちが3回、ということになります。


 11時5分に下山開始しました。下山の時は若干列にばらつきが見られつつあります。気が抜けてしまった人もいるのかもしれません。


 石の少年が、頭が痛いとか言っていたのはどの辺りだっけ。そりゃあ、あれだけ共暴れしていれば、頭痛もするだろ。


 下りはぼちぼち。ふうたろうも4回目の道なので(往復を考えると7回目、1回目の時は金山に抜けたので下ってない)、写真撮るところもそんなには。


 そうそう、この二人が共暴れしまくっているボウズたち。まあ、怪我さえしてくれなければそれでよろしい。
 でも、石の少年は、最後の急坂で脚に力が入らず、ねんざした模様。それでも、上半身は元気だったようですが。


 というわけで、下山後はお疲れ様の流しそうめん、いや、ひやむぎでしたな。


 食べる人はたくさんいます。我田引水で下の方まで行き渡るか心配。


 特にほら、こんな核エネルギーで動いていそうな共暴れクンがいたら…


 しかし、人には食べる時間というものが必要なため、結局はこうなる運命です。それを、ふうたろうみたいな無粋極まる野郎が、何の苦労もなくすすって食べています。
 別に、元々は流れていたんだからいいじゃなーい?(ぇ


 夕張メロンをいただきます。よく熟していて、美味い。でも、ブランドが付いているので、高いんですよねえ…。それに、夕張という名前は、表向きには財政破綻、裏では公共事業に群がった企業のイメージが、今はむしろ強い…。


 帰り、札幌市に住むAさん号にふうたろう入れて4人相乗りで、札幌市内の銭湯のある場所まで送ってもらいました。誰が皮切りだったのか忘れたけど、自衛隊か憲法かの話を始めたので(ふうたろうではない)、いつの間にか選挙の話にもなって(略
 …ふうたろうは、情報や知識というものは、当たり前のようにあるものだと思っていたよ。ふうたろうにとっては空気のようなものでも、実は殆どの人にとってはそうではない、だからこそ選挙もあの結果なのでは…?と思ったり。


 北国の夏の一日が終わろうとしています。とりあえず、風呂にも無事入れたので、これからガラナを買って、札幌駅まで行くのです。


 それにしても、ここはいったいどこなんだと。南郷13丁目駅とか言われても、分かりまへんがな。


 地下鉄の乗り換えめんどくさそうだし、バスでも出てないかなと周囲を見て回ったけどなさそうなので、結局地下鉄に乗りました。
 札幌駅に着いたらものすごい人の数で、一気にMPが0になりました。ふうたろうはしんでしまった。


 満身創痍で札幌駅の待合所に腰掛け、選挙速報を見ていました。下馬評で自民が圧勝することは判っていたのでどうでもいいのですが、問題のわが共産党がどれだけ議席を伸ばすかが気になります。21時前から見ていましたが、21時40分頃には比例で3議席、東京と大阪の選挙区で2議席、確保していたようです。思ったより伸びてない…。ただ、東京の吉良よし子は開票3分で当確が出たとかいう噂もあったようですが…?そんな時刻は、鰯の腐ったような目をしながら札幌駅ビルを歩いていましたからね(じと目
 はまなすに乗ってからも選挙結果が気になってしょうがなかったけど、民主に1万票くらい負けていた京都選挙区でひっくり返し、当選確実になったあと、残るは神奈川県、というところで、寝ました。


 充実しすぎていた交流会は、やはり、あっという間に終わりました。この日記にも書き切れていないこともあります。また、来年にも参加したいですね。参加というか、要員なんだろうけど(笑
 大事なのは、こういう経験を継続すること。ふうたろうのすさんだ毎日の生活の中に、たまにこういうことがあるだけでは、ダメですから…。といっても、相手が必要なことなので、どうにもならんことでもありますね。


天気:晴れ時々くもり(北海道空知支庁夕張市・石狩支庁札幌市)

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