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マックロ樹林帯のトンネル(じと目)(尾鈴山【白滝~正面周回コース】:宮崎県)

2013年 8月 13日

 尾鈴キャンプ場で迎えた朝。蒸し暑いので寝苦しかったけど、まあしょうがない。とりあえず起きて、スパゲッティをシバきます。タバスコ忘れたのは痛恨。


 テントを畳んで6時半に出発です。荷物を持って上がる必要はないので、キャンプ場の受付のところに置かせてもらいました。無断で(←こら


 キャンプ場から道路を上がったところに、白滝コースの入口があります。もう一つ入口がありますが、同じコースに合流するようになっています。


 まずは植林帯の眠い暗闇を歩きます。


 とりあえず白滝へ向かいます。


 ずっと進んでいると、滝が見られるような案内があったので行ってみようと思います。


 最初に目に飛び込んできたのは、灰汁の浮いた汚い水(滅滅滅


 滝です。もみじの滝。さっきから軽度のムカムカ症候群が。


 滝の近くでビッグベンをもよおしてきたので、やっておきます。今日は幸い人が少ないというか、いない。


 緑が日に当たってきれいです。空は折からのモヤで鬱空スペシャルなので、むしろこれでいいんじゃないかなと。


 あれ、さぎりの滝、ですかね。遠目に見るだけだとしょぼいけど。


 トンネルがあります。


 やっぱりムカムカするので、この岩河原で休憩します。一枚岩の上に転がります。


 なんだかんだ言って、幸せなひとときですよねえ…。東京の家でイモムシのように転がっていることを思うと、よほど療養できる気がします。


 とりあえず、タオルを洗濯…じゃなくて、濡らして頭に巻きます。今日もひたすら暑い。


 岩の上を滑る沢。確かにすばらしい。


 水の流れも清々しいですし。


 工事現場の足場みたいなのが置かれてあるので、それを伝って徒渉します。


 再び単調な樹林帯。こういうのは疲れます。


 ややこしく道は曲がりながら、奥に進みます。橋が出てきました。


 ヌオッ(゚Д゚;)
 いつの間にか白滝を過ぎ去ったのか?今まで歩いてきた方向に「白滝」の指導標…?


 いや、そうではなくて、白滝を見るには盲腸線を歩かねばならないだけでした。しかももみじの滝みたいにちゃんと見えるわけでもなく、ネタにもならないという罠(滅


 さて、尾鈴山に向かうべし。ここで沢が終わるはずです。


 そして、ここから水の助け一切無しの急坂。代わりに汗が滝のように流れます(滅滅滅


 ああ滝が涼しそうだなあ(棒読み


 雨が降らないので、どの沢も水量が少ないのなんの。タオル濡らすのが精一杯です。そして、とにかく暑い(汗だく


 林道に当たります。それを横切って、更に上に行きます。


 登山道と言うよりもブルドーザ道。


 ブルドーザ道が途切れました。道大丈夫?


 どうやら大丈夫というか、存在だけはするようです。


 未開封で賞味期限が切れていないペットボトル入りの水を発見しました。こいつは飲める!
 しかし、涸れた沢でペットボトルの水を手に入れるとは…(じと目


 毒々しいほどにオレンジ色したキノコ。


 ようやく稜線に出ました。ここに至るまでにかなり疲れましたが、まだしばらくアップダウンが続きます。それでも荷物がないだけマシ。


 モミジガサがシカか何かの食害に遭いまくっているようです。ちぎれたのがそこら中にありますから。


 山頂方面に向かいます。尾鈴山には3コース、その気になれば4~5コース、登山道がありそうです。


 モミジガサの道。しかし、鬱蒼とした樹林に始終覆われ、虫は多いし花がきれいなわけでもなし、変化もあまりない道。これが200名山か?


 まるで荒れ果てた庭園のようなところを歩いていきます。


 長崎尾、と書いてありますが、木の壁に囲まれたピーク。薄暗いだけで落ち着く雰囲気もなし(滅


 ふうたろうの上空には不吉な雲がさっきまでかかっていたけど、取れた…のか?


 (=皿=)
 あー薄暗い(滅


 きれいな森とも言えない、何か、ただのヤヴに道を通しただけみたいな、そんな感じ(じと目


 何か、竜門岳(奈良県)思い出してきた…(じと目


 そしてこれが山頂。少なくとも、山頂と書かれた標があるところ。
 ハッキリ言ってビミョー(じと目


 どこかこの辺に万吉山に行くための分岐があるはずです。


 ま、今日は行く気、さらさらないけどね…


 この辺、樹林が切れています。どうやら展望箇所だそうです。


 が、展望が聞いて呆れて涙目(滅滅滅


 そして、急坂の樹林帯に突入。
 ところで、モンベルで買った靴の仕立てが悪いせいか、左足のくるぶし辺りに出っ張りが当たってやたら痛い。店に行って(゚Д゚メ)ゴルァしておかないと(違


 単調すぎる樹林帯の急坂。良かったのは上りの滝まででしたな…


 そして下りの林道に到達。あとはキャンプ場まで林道歩きです。


 ここから舗装路。


 クルマが一台だけ止まっています。さっき8合目くらいですれ違ったトレランの人のかな?


 イトシノサワヨしたいけど、実は16時過ぎまでにフロンティアバスの停留所、「細」まで行かねばなりません。そこはキャンプ場から歩いて小一時間かかる場所です。


 しかし、こういう滝をみたら、やっぱりじっくりと写真くらいは撮りたい。林道でゴロゴロイモムシのように転がりながら撮ります。


 もうすぐキャンプ場。


 キャンプ場に着いたら、管理人の婆ちゃんが、梨農家をやっているというので、はねものを剥いてごちそうしてくださいました。


 さて、ふうたろうはバス停へ。長い道のりです。


 キャンプ場への道は、あの道路以外にも歩道があります。トンネルが掘られています。


 キャンプ場の敷地を出たら、まっすぐ道路を南へ。長い車道歩き。まあ、夕張岳のアレほどじゃないけど。


 延々と歩いているこの道は、実は九州自然歩道らしい。ふうたろうには、ただの車道にしか見えないけど。
 まあ、九州ただの車道だと誰も寄りつかんか(白笑


 ただの車道から出てくる辺りで、川南町と都農町の境界があります。


 何かの工事をしています。たぶんそれはこのあと判るか。


 県道の標識が出てきたけど、まだ先。


 川の右岸に走るその県道が、コンクリートで固められています。生活道路だから一定しょうがないかというのもなくはないけど。
 さっきの工事も、この延長なのかな。


 バス停のそばには太陽光パネル敷き詰めゾーンが。これだけあれば、この集落のエアコンくらい賄えるかな。


 そして、「細」バス停。この辺りは、川南町細という場所なのでしょうね。フロンティアバスは、こういう拠点になる場所までしか来ませんし、こういう場所でしか降車できません。


 ふうたろうが予約したのは16時14分。本当ならもう少し遅くする予定でしたが、先約が入っていたためにこの時間帯が限界でした。
 とりあえず、15時40分前後に到達できたので、足を洗って待っています。


 空は真っ白の煙霧に覆われ、むしろ厳しい日差しが遮られるほど。それでも気温は猛烈に高い。今日も高知県では40℃に達したらしい。


 川南駅。フロンティアバスが予定より早く来て予定より早く到着しました。いつものように運転手とマンツーマンで話しながら。
 そしてふうたろうは、予定通り、鹿児島へ向かいます。桜島だけでも行っておきます。とてもじゃないけど、高隈山を縦走する体力は…(アヴラ汗


 宮崎駅に30~40分待ち時間が用意されていたので、駅ソバを食べます。あっさりしていて食べやすい。ネギ多め。エビ天入りです。


 ところで、川南駅で買った乗車券と特急券について。
 乗車券はこの通りなのですが…


 特急券、未来のきっぷなんじゃない?今日は8月13日です。


 6年ぶりに鹿児島県入りしました。懐かしの鹿児島県!
 …まず駆け込んだのはauショップでした。しかも閉店ギリギリ駆け込みで。携帯の充電器(コンセント付き)を買うために(ポイントで足りた)。そのあとホテルにチェックインしたら、次は下着やズボンの替えを買いに出かけます。
 というわけで、鹿児島県の懐かしさなんてものを味わっている暇は短き葦の節の間さえもありませんでしたとさ(滅滅滅


 まったく、色気も何もないですな。尾鈴山はマックロな樹林帯でまるで奥多摩の植林帯を歩いているみたいだし(じと目
 明日は桜島に向かう予定ですが、その桜島へはどうやっていくのが最善なのか、まだ計画がはっきりしていません。充電器を手に入れたスマホで調べた結果、明日はどういう動きになるのやら…
 でも、本当は、もっと時間的・体力的余裕を持っていれば楽しめたという思いがあります。山は人を選ばない。人が山を選ぶのだからね。
 #190尾鈴山クリア。


天気:晴れ時々くもり(宮崎県児湯郡都農町・木城町・川南町・鹿児島県鹿児島市、日豊本線)

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