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まだ孤立している分野

2010年 9月 7日

 今日の帰り、意を決して(何)職場近くのバス停からバスに乗って池袋に向かってみた。どういうルートで、何処に向かうのかを確かめるために。また、途中のバス停が使えるかどうかも確かめたかった。
 しかし、まずひとつ引っかかったのが、大幅に遅れること。川越街道はデフォルトで渋滞している。そして、なぜか正時を挟んで前後5分くらいがバスの空白時間帯。5分ほどバスが遅れてくれるので、ふうたろうがバス停に着いたら丸10分ほど待たねばならなくなる。この時点で既にアウトですな。
 更に、バス代210円は高い。


 バス停の終点である「池袋駅東口」とは、何と池袋駅東口から大通り1本挟んで、更にビル群をくぐり抜けたところだった。これはマジで使えないな。だいたい、何で川越街道から無理して東口に向かうんだと。西口に行けばいいのに。


 …と、まあ、そういう気晴らしはともかく、ひとつ、調べ物で困ったことがある。こないだある人から相談されたのだけど、「親戚が引きつけ(神経症状?)をほんの10秒間くらい起こして、それを一日に何回か繰り返している」というものだ。それが農薬に依るものではないかと、本人は思っているらしいのだ。
 しかし、この話、ふうたろうが卵かけご飯の3杯目を必死で食っているときに雑談の中から現れた話で、どんな農薬を使っているのか、医者の診断や所見はどうなのか、などの情報が全くないのだ。
 そういうわけで、今日、念のため、医学系の論文のデータベースになっているページで、「pesticide」や「convulsion」、「paralysis」なんかで検索してはみたけど、やっぱり見つからなかった。pesticide、つまり「殺虫剤」なんかでは、あまりにも大雑把すぎて…。ピレスロイド有機リンカーバメート、そして今有名なネオニコチノイドといわれるやつとか。もっとも、どれもこれも神経毒になりうるやつで、雲を掴むような話だ。
 せっかくそういう系統の学問をやってきたはずなのに、無力だね。もう少し基礎情報が頭に入っていれば、少しは力になったかもしれないのに。
 でも、情報を得られる場にいないというのはそういうことなのだ。どこかで、「どうせ学んでも誰の得にもならない。」と思っていたのも事実だし。
 何というか、やっていることが素人感覚だね。俺は何やってんだろ。
 そういえば、大学に論文を読みに行くという話、うまくいかないね。泥臭い情報収集に希望が持てず、尻切れトンボになる。せめて、そういう知識や情報を持った人とのネットワークくらいあればいいのだけど、そんなものこそふうたろうにあるわけがなかろう!
 はぁε=(´Д`;)


天気:晴れ時々くもり(東京都板橋区・豊島区・埼玉県所沢市)
覚え書き:西武デパートで納豆3パック・富士そば(?)

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