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主治薬剤師

2010年 12月 13日

 朝は病院の予定で、霧雨の降る中病院までチャリダッシュ。9時15分の診察を受けるのに、8時50分に家を出れば十分間に合います。これくらいの時間で出勤できれば楽だけど、まだまだ遠い話ですなあ。
 …というのは置いといて、今日の診察、前回の胃カメラの時の診察に当たった医者と同じなのですが、こいつが若干ヤブっぽくて、プリンペランの効能をメチャクチャな誤解と歯切れの悪い説明とありえない処方で済まされてしまいました。上部消化管特異的な薬だとおいらは聞いているんですが、腸にしか効かないと言われたのが妙です。
 その確認を、薬の専門家である薬剤師に相談しようと、駅前のM薬局のベテランの薬剤師を訪ねました。ついでに、ランソプラゾールのユービット錠における偽陰性反応についても聞いておきました。
 結果はもちろん満足のいく説明でした。でも、何より素晴らしいのは、あれだけ混んでいるのに、ちゃんと相談に乗ってくれることですよね。どこまでもヤブっぽいふうたろうを診察した医者は、相談に乗るフリしかしていなかったし。
 ピロリ菌の検査に使うユービット錠は、炭素を同位体元素に置き換えた尿素を使って、それがピロリ菌のウレアーゼによって分解生成した二酸化炭素を測定するものです。このピロリ菌は、酸性状態で活性が最大になるため、胃酸を抑えるランソプラゾールを服用すると偽陰性が出る可能性があるという説明でした。あースッキリした。
 薬剤師も医師も、そういう意味で技術(サービスの質)の底上げが必要ですな。ま、人のことは言えないけど。


天気:雨(東京都板橋区・埼玉県所沢市)

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