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全員集合

2011年 2月 11日

 今日から2泊3日のスキーツアー、「こけまくり」が始まります。茨城県からいなくなってもう4年目ですが、まだ繋がりが残っていて、このツアーに参加することが毎年春先の恒例となっています。
 しかし、今日は太平洋側の各地でも大雪になるという凄まじい巡り合わせで、更にメンバーの一人が寝坊ぶちかましするという惨事が起こり、出発はおよそ1時間遅れました。
 ここは目黒駅。既に雪が降っています。道中がとても不安です。


 今日のメンバーはUさんの教え子3人、茨城県のレギュラー1人、ふうたろう、そして、新潟県から1人(何)でも、新潟県の人をわざわざ東京に召還するはずもなく、彼女1人だけは住処である長岡から直接来てもらうことになっています。
 かくして、合計6人のワゴンが今日の目的地、長野県北部の木島平スキー場に向かいます。
 しかし、早速大月を過ぎた辺りでチェーン規制による大渋滞が始まりました。
 その後、3回ほどチェーン規制の渋滞があり、これらを過ぎたらもう15時を回っていました。茨城から来た人は5時頃に出発しているので、もう10時間ほど車の運転をしていることになりますか。疲れもピークに達しています。


 木島平スキー場にあるホテルに向かいます。着いた頃にはもうスキー場の営業が終わっていますから。新潟から来たMariさんはもうとっくに滑り始めているらしい。


 15時39分頃にようやくホテル前に車が着いて、荷物をホテルに運び込みます。いやあ、運転お疲れさま。


 一日降り続いていた雪の影響で、車の荷台にくくりつけていたスノボーが雪まみれに。10時間晒されていたからね…。


 ホテルの部屋に入ります。4人で寝るには狭いかなと思いつつ、まあ、安上がりにするためだからしょうがないかと思っています。


 部屋からの展望は抜群です。最高ではないか!
 …しかし、そう思うのはこれが最期。


 Uさんの教え子のうち2人姉妹が女子部屋から出てきました。しかし、彼女ら、オートロックの部屋から鍵を持って出てこず、そのままドアを閉めてしまったので、チェックイン早々締め出しの刑。しかも、姉のIちゃんはスリッパも履いていないという件。


 ホテルのフロントに頼んで開けてもらった女子部屋の窓から見えた風景は、ゲレンデと山側の展望です。展望でいえば男子部屋の方が良かったでしょうか。


 暗くなってくるとナイターが始まり、スポットライトが。


 このホテルの食事は17時半~18時半。一般的には早い夕食で、参加者メンバーの半数くらいからはブーイングでしたが、ふうたろうにとっては願ったり叶ったり。
 Mariさんは夕食ギリギリまで滑ってきたようです。そして、玄関まで迎えに行って夕食前にみんなに合流していました。初顔合わせなのでどうなるのかなあと思っていたけど、さすがMariさん、数秒で溶け込んでいました。まるで合金のような人だなあ(笑


 それにしても、この食事は悲惨の極致。野菜が少ないとか量が少ないとかいうより、すべての質が最悪級に悪い。同じ作るなら、もっと美味く作れないのかと思うくらいひどい。


 総勢7名のこぢんまり一行は、ホテルの風呂を蹴って、馬曲温泉(まぐせおんせん)に出掛けます。メシを食ってからなので、気分的にはもう21時くらいですが、時計を見るとまだ19時半。ふうたろうのペースで時間が流れているなあと、ホッとします。ただ、洗髪や洗顔ができない。それどころか、身体を洗う場所がないという。洗えないわけではないけど、屋外で寒いので、もうかけ湯をするのが精一杯です。


 建物は静かな佇まい。中で食事や土産物物色ができます。火口そば(ぼくちそば)というのが気になったので、目を付けておきました。


 順序が逆になりますが、入口付近は雪で作った灯籠とか。


 外湯(露天風呂)は雪の中にあります。


 こうして、移動と温泉で終わった一日目でした。しかし、皆が集った1日目。明日から本番。夜はUNOで少し盛り上がって、みんな寝ます。


天気:雪時々止む(東京都板橋区・目黒区・長野県下高井郡木島平村、移動中を含む)

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