タイムトラベル(大阪市内)
ネボスケふうたろうは、部屋の中でも最も遅い起床です。とりあえず、眠りが浅いふうたろうですからね…
朝飯の準備やら、というか、昨日の片づけという感じですか。残り物をできるだけ食べてしまおうという話です。しかし、カボチャやタマネギ、ピーマン、何もかも、切りすぎ。ちょっと調整しようぜ。
それから、この茶がゆも、デカい鍋2杯とか、作りすぎ。食べ物は大事にしましょうや。
ふうたろう、カボチャを食いまくって、腹がイッパイになったところで、また川にシバかれに行きました。ああ水が気持ちいいなあ。
Kさんのシトロエンの車、ボンネットを開けてエンジンを見せびらかしています。
今日はふうたろう、助手席(左ハンドルなので右に)に乗りました。新潟県のKenさんが、やたらと怖いだの何だの言っていたのですが、ふうたろうには何のことやら。運転した者にしか判らないそうです。
農家の視察。視察といっても、ほんと見るだけレベル。土壌のアルカリ性が強いので、トウモロコシを栽培して塩類を吸収して、後でイチゴを植えるのだとか。
なんか、ふうたろうにはやっぱりよく解らないんですが、どうやら時間がおしているらしいです。それで、早速山間地のみかん畑を見に行くことに。
まだ青いみかんの種類は、八朔だそうです。八朔は美味いんですが、剥くのがめんどくさい。…というと、八朔農家のOさんは若干がっくりしたっぽい(滅
剥くのも食育だということで纏めときました(苦笑
青いみかん。八朔だけど。ひとつ青いまま転がっているのがあったので手に取ってみると、完全に大きなスダチかカボスでしたね。
みかん農家も離農する人がいるそうです。去年収穫の前に離農した人もいるのだそうです。このみかん畑の隣のヤブは、その昔はみかん畑だったとか…。
みかん畑でみんなマッタリ交流。暑すぎるけど。でも、この道を歩きながら話をするの、悪くないよ。ふうたろうだけじゃないはずです、そう思ったのは。
この後、本当に時間が押したので、ふうたろう、ろくに写真も撮らなかったようです。紀ノ川農協に戻った後、Youさん運転する車で、日根野まで送ってもらいました。本部の新聞記事担当のKさんが13時50分の関空発の飛行機に乗るので、ということで。日根野は贅沢だよねえ、と思ったけど、ふうたろうも便乗させてもらっているという件。もちろん、ガソリン代くらいは受け取ってもらいますけど。
それよりも、色々話をしてくれました。農家になったこと、それまでの活動のこと。元気だけど、苦労していること…。聞かせてくれて、どうもありがとう。
…いきなり写真が飛びました。ふうたろう、独り身になったので、しかも、21時20分の夜行バスまでかなり時間があるので、タイムトラベルでもしようではありませんか。
一度大阪駅まで行ったけど、阪和線美章園(びしょうえん)駅まで逆流。
そう、この学校。解る人は解ります。ふうたろうにとって、非常に影響力の大きかった高校でした。
しかし、今は何か別のものに変わろうとしているような。何、スーパーサイエンスナントカって。何というか、自慢はひとつにしようぜ。
ああ、変わってないわ、このクラブのホワイトボード。ちなみに、化学部は「化」の一文字しか書いていませんでした。化学部、無くなったか…(滅
わがワンダーフォーゲルは、「兼部可」(掛け持ちが可能)の文言を未だに入れているという件。
スーパーサイエンス高校の名を冠する天王寺高校。ふうたろうの時代にはそんなものはなかった。ある意味羨ましいことをやらせてもらっているなあと、今の天高生たちには思う。
ところで、この展示、河川の汚濁状況を、化学的酸素要求量(COD)と塩化物イオンの濃度で測り、「大和川はそんなに汚くない」という結論を出しています。まあ、それは構いません。確かに、COD(有機物の量)は少ないのでしょう。
でも、塩化物イオンを測定するのは、なぜだろう。なぜ塩化物イオンを選んだのだろう。イオン性物質汚染を見たかったのだろうか。しかし、それでも、なぜ、塩化物イオンなんだろうか。大和川や道頓堀川と言えば、満潮時、下流域では海水が逆流するだろう。では、その採水はいつ行ったのか。
もっとも、こういう実験を、どういう環境でやったのかは解りません。先生に丁寧に指導してもらいながら、だったのか、まるっきり生徒の独力でとりあえずやってみたのか。発表して、会場で議論をしたのか、なども。国立大学の卒論レベルを見ていると、この高校でやっていることはむしろ「ハイパーサイエンス」なのかも知れないけど…
そういえば、ふうたろうが高校2年の時に地理の授業で、地域調査をやって、関西空港のことをやったっけ。完全に体制寄りの、今思えばゲロしょぼ研究だったけど、多角的にとらえていたと、先生には褒められたっけ。高校生ふうたろうには、それくらいが精一杯、なのかも知れない。
さて、ふうたろうはこれから、会いに行く人がいます。長野県で大学に通っていたとき、同じ研究室だったReiさんに、もう9年ぶりくらいに会います。とりあえず、寺田町駅目指して歩いて、環状線に乗りましょ。
待ち合わせは大阪駅。そして、早速腹を壊すという罠(滅
駅で彼女が来る16時過ぎまで待っていたら、何だか猛烈に疲れが湧いてきました。大丈夫か、HP足りてるか?
ふうたろうはHPが足りないようだ(滅
Reiさんと茶ならぬ、ジュースなどをシバきながら、約1時間半ほどを過ごしました。大学時代の懐かしい出来事を思い出しながら。懐かしい名前が出てきますね。ふうたろうのあの頃のこととか、誰々のにゃんにゃんのこととか(何
Reiさん随分苦労を重ねてきたみたいで、雰囲気、変わってないようで、やっぱり変わったかなあ。ふうたろうは、より自由人というか、異星人になったかなあ(黒笑
ともあれ、Reiさん、旅行も学習も、それ自体を楽しめるようになってくれよな。何かの代償だと、結局苦しいだけなんだ。俺はそういう代償の行動を取ってた時代がある。だから、そう思う。
18時にReiさんと分かれたふうたろう、行き先に迷いましたが、迷うことはない。風呂入りに行けよ。汗くさいまま、夜行バスに乗る気か。
…というわけで、梅田の交番で、天王寺(新今宮)のスーパー銭湯に行きました。なぜか、警官のおっちゃん、「今1000円キャンペーンやってるで」ってことも言ってたな。うん、警官って物知り(黒笑
夜飯が遅くなるのがいやだったので、汗くさいままだったけど先にメシを食いました。980円の100円引きクーポン利用で、ホタテエビフライ定食。すごいカロリーなんだろうなあ。米はどこ産だろう。
この温泉の作りも、何だかものすごく大がかりで、楽しいとか充実しているとかいうものを超越していました。ま、ふうたろうにとっては、こないだのやはた温泉くらいがいちばん良いですわな。
スーパー銭湯から出てきて、大阪駅に着いたのが20時45分頃でしたか。紀伊國屋書店に北海道の地図を探しに行ったけど犬死にに終わって、歯磨きをして夜行バスの発着所に向かったら、まだ10分前なのに電話がかかってきて、とどのつまりは早よ来いといわれました。しかし、肝心のバスは発車が20分も遅れるという罠。みんな、愉快だなあ…。
ふうたろう、京都くらいまでは起きていられるかと思ったけど、茨木や高槻は覚えていません。気が付いたら、袋井(静岡県)かどっかだったような気がしますが。
それでも、首が何度も痛くなって辛かったなあ。
こうして、ふうたろうのタイムトラベルは終わりました。明日の朝、無事に家に帰り着きますように。
天気:晴れ、朝のうちくもり(和歌山県伊都郡九度山町・かつらぎ町・大阪府大阪市阿倍野区・天王寺区・北区、移動中は含まない)