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魔列車の旅が終わる(ぇ

2011年 12月 25日

 あっという間に最後の日です。しかし、ずっと天気も悪かったし、ふうたろうは車ではないので機動力もゼロ。山以外に観光地がたとえあったとしても、楽しめないことは判っているので、ちょっと物足りなかったなあと、思うのが、正直な感想だったりもします。
 でも、今年2月のあの3連休には来られなかった、Kさんの仁里木舎に来て、久方ぶり(1年半)にKさんとも話ができたことは良かったでしょうか。


 今日はご飯メニューでした。肉だめ星人ふうたろうを、ひょっとしたら気遣ってくれたのかなあ、昨日の朝も、普通ならハムやベーコンくらい出そうなものなのに、ない。今日はがんもどきなども含めた、純和風メニューです。


 今日の最終便は、倶知安駅を13時50分頃発車する電車ですが、それに乗ると、帰り池袋からのバスに乗れません。いちおう、新青森からの新幹線は最終で取ってあるのですが、一本早めます。
 …といっても、おそらく、この2本くらいじゃないですか、池袋までまともに帰る便は…。
 ひとまず、交差点のところのバス停から、倶知安駅まで向かわないことには。昨日とは全然違う印象を与えてくれたような外国人が一緒にバスを待っていまして、犬レベルの英語は変わらないままのふうたろうが、ほんの少し喋っていました。


 さて、倶知安駅。これから池袋に向かいましょう…
 ヌオッ(゚Д゚;)
 …バスが遅れて電車に間に合わなかった…(滅
 しかも、次の列車、池袋までの最終便だし…(壊滅
 これから4時間も、この中途半端な規模の倶知安駅で何をせえと。死んでもこんなところで4時間なんか待てるか!
 というわけで、ここから各方面に出ているバスを検索です。どうやら、伊達紋別まで行くバスがあるようです。そして、伊達紋別まで行くと、これがまた、リカバリが利くではないですか!


 バスの時刻はおよそ1時間後の10時31分。それまで、ふらふらしてましょうや。
 ん?(・ε・)
 ここ、確か、去年5月に羊蹄山敗退したとき、立ち寄った、食堂の「あんどう」ですね。雪下ろしを豪快にやっていますね。楽しそう…なわけないか…


 そういえば、倶知安駅前には、コープさっぽろがあるんでしたっけ。立ち寄って、物資を買っておこう。今日も戦いは長そうだからね。


 さあ、あのバスです。あれで、2時間半もかけて、JR室蘭線の伊達紋別駅まで向かいますよ。


 今日は雪の止み間はまったくありません。倶知安付近は猛烈な雪です。


 しかし、そろそろ車窓の景色に飽きてきた頃、空に晴れ間が見えてきて、雪も殆ど止みました。筋状の雲から降る雪は、本当に局地的であります。


 今回の寒波はかなり強いので、だいたいどこでも雪景色。それでもこの辺りはまだ積雪量は少なそうです。洞爺湖に近いところですが。


 伊達紋別駅到着。13時51分発の函館行きの電車まで1時間弱あるので、メシでも食いに行こうかと思います。


 普通の食堂だったので、普通の食事を。しかし、エビフライ定食は普通の食事か?


 観光地臭くない伊達紋別駅前は、ふうたろうには居心地はまだいい。仁里木舎の中を除くニセコリゾート一帯はふうたろうのMPを奪ってゆく。


 13時51分を数分遅れでやってきたスーパー北斗に乗って、さあ帰る態勢へ!
 …ふうたろうが乗った車両、シートにげろりんちょされているんですが(滅
 どういう理由で吐いたかにもよるけど、ノロだったら最悪なので、逃げます。
 (`皿´;)
 なんか、いちいち踏んだり蹴ったりだなあ。


 …こういう文章を、こういう景色の写真に添えて書かなければならない悲しさよ(悲愴感


 渡島駒ヶ岳が見えますね。写真を撮ろう。
 ん?(・ε・)
 車内放送:「お客様にお願い事がございます。駅停車時に、車外へ出ての記念撮影などはおやめください。電車の遅れに繋がります。」(リフレイン)
 (`皿´;)
 このクソ寒く混雑した車両のデッキで、唯一のメリットじゃねーか。しかも、車外に出てないし!!


 ああ北海道の短い昼が終わっていく(棒読み)


 函館駅で、スーパー白鳥に乗り換えます。いや、知内に止まる便なので、ただの白鳥号かな。六花亭のマルセイバターサンドくらい買っていきたかったのに、時間なかったね。


 もちろん、白鳥号はずっとデッキで立ちっぱなしという件。いいかげんうんざりの青函トンネルの轟音に耐えながら、18時前に新青森駅到着になるのですが、いや、青森駅で方向転換するのに数分停車している間に見た青森駅のホーム、すごい雪ですなあ。線路も埋まってるところがあったし。
 ま、もう東京に帰ってしまうので、雪なんて無縁ですね(投げやり


 あの北斗と白鳥の混雑は、どうも札幌でやっていたEXILEとかいうミュージシャンのライブによるものだったらしく、せいぜいこの青森や函館くらいがその影響の最遠だったようです。
 さて、問題の新幹線ですが、席が空いていて、座れました。立ち席指定で最悪これも立ちんぼかなと思ったのですが、なんとか。が!ふうたろうクラッシュ。座席の上に倶知安駅前のコープさっぽろで買った炭酸の抜けかけたガラナをぶちまけてしまいました。ふうたろうは持ち合わせのタオルで拭きましたが、客室乗務員のお姉様が落ち着いて座席を触り、「うーん、これは無理だね」と心が喋っているかのように立ち去り、程なくして、「あの席は発売禁止にしておきました」と。
 …まるでこの席にゲロったみたいじゃん…(滅
 いや、ホンマにむごい旅でした。とにかく、交通機関関連の事故が多発した旅でしたわ。何気に、ジリジリと経済的な打撃も与えてきましたしね。でも、思えば、同じ電車に乗り合わせた乗客や、場合によっては車掌と話ができたのも、同じ交通機関だったりするので、複雑ですなあ。
 ま、次の九州の旅に賭けましょうか。


天気:雪、強く降る。太平洋側の地域では概ね晴れ(北海道虻田郡倶知安町、他。移動中しか含まない)

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