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気が付いたんだけど・・・(ため息

2012年 1月 24日

 朝になったら、もう晴れています。長く降らないのが東京の雪。長雨はあっても、長雪なんて無いもんね…。
 しかし、この凍り付いた路面は、都会者には殺人的なようで、歩きづらそうでしたね、みなさま。ふうたろうは、それでも涼しい顔してチャリを漕いでいましたが。


 ところで、この頃山に行けない気持ちからなのか、山そのものからなのか、どちらからかは判らないけど逃げています。ふうたろうが、妙に「学習意欲」っぽいものが沸いているときは、山に行けない(逝かない)時なのですな。
 で、今日は生化学の代わりにどこに逃げていたかというと、地球温暖化の話でした。しかし、ふうたろうは思っている以上に地球の気候について知りません。温暖化の影響が出ている、という割にはね。
 例えば、地球が、温暖化の影響を取り除いた場合の、太陽エネルギーと(黒体)放射で地球から出ていくエネルギーが同じになる温度、というのがあるようです。それが、次の式らしい。
 Qin=(1-A)×I0×πr2(ワット)(これが地球に入ってくる太陽熱エネルギー)
 Qout=σ×Te4×4πr2(ワット)(これが地球から黒体放射することで出ていくエネルギー)
 Aは地球の太陽エネルギーの反射率
 I0は地球に降り注ぐ太陽エネルギーすべて
 πr2は太陽エネルギーを受ける面積(地球半分に相当する面積しか日が当たらないので)
 4πr2は地球の表面積(放射の場合は地球全面からなので)
 σは
シュテファン・ボルツマン定数という決まった数値で5.67×10-8(単位省略)
 これが釣り合うところが地球の温度(Te)で、すべてのところに数値を代入して、Qin=Qoutを解くと、255K(ケルビン)、つまり、-18℃になるらしい。
 しかし、地球の平均気温は15℃。この33℃を埋めているのが、温室効果に依るものだそうです。
 温室効果を含めての計算も、ふうたろうが読んでいた「日本の科学者2011年9月号」には書いていまして、二酸化炭素や水蒸気などの大気層などにも、かなり似た数式を当てはめて、理論計算しているようです。
 念のため、ふうたろうは、使われているところより、こうやって現象を数式などで表現できることに心がときめきます。
 …まあ、今は山に登れなくて(登らなくて)逃げているんだろうけど(じと目
 それにしても、二酸化炭素による温室効果を否定するということは(素人で書いている人の中はそんな誤解をしているようにさえ見受ける人もいる)、二酸化炭素や水蒸気の化学的・物理的性質さえも無視しているということになりますか。
 まあ、それはともかく、温暖化を例に、物理の勉強をできて幸せだったなあと、問題を矮小化させておきます。


天気:くもり時々晴れ(東京都板橋区)
覚え書き:科学的社会主義(経済学)

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