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知識はそのまま墓場へ

2012年 3月 9日

 …今夜の夜行バスで、先週末に行けなかった森吉山を目指そうと思う。あの、インフルエンザ発症から、もう丸一週間経ったのかと、正直信じられない気分だ…。ああやって休めていたのが妙に懐かしく愛おしい気がしてならない。


 なんであの職場にいるとあんなにしんどいのか。もう、単純な話だ。仕事がないからだ。その次に、仕事がないから周りの同僚などと話すのも後ろめたいのだ。更には、サボっているだのやる気がないだのと言われると、それに加えて腹が立ってくる。
 そういえば、今日はフランスからの来客が何人も来てたね。でも、主に放射能関係だし、あるいは遺伝子組換え関係だった。農薬なんて、もう遙か彼方に忘れ去られたなあ(棒読み)
 半分冗談だけど、ふうたろうの出る幕ではない。出てみたけど、そんなにリキも入らない。根本的にあの場にいると鬱になるので、リキなんて入るわけがない。
 …今日、久しぶりに生化学講座だ。アミノ酸の合成も最後になってきたけど、今日はプロリン、イソロイシン、バリン。
 グルタミン酸からオルニチンを経てアスパラギン酸が作られるのだが、途中で枝分かれしてプロリンにもなる。アセチル基でアミノ基が保護されればアスパラギン酸に、されなければプロリンになる、と覚えとく。
 イソロイシンは、トレオニンの代謝の際にできるケト酸である、αケト酪酸とピルビン酸が化合し、分子転位し、アミノ基を得ることで生成。バリンはピルビン酸2分子でイソロイシンと同じような過程を経て生成。ロイシンはまた別に調べないと、今の教科書には載ってない。残るはこのロイシンとリジン。
 でも、何やってんのかね。誰もこんな知識、求めてないのにね。東電が放射能をばらまいてくれたおかげで、こちらはやることを失ったわ。かといって、行くところなんて思いつかない。
 それに、あの監視状態が加わったので、更に居たくない場所になった。このままじゃ、また3年前のあの鬱が再発するわ。…何をするにも、カネも経験も足りん。正直、気が狂いそうだ。


天気:雨(東京都板橋区)

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