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しょうもない雑誌でも読もうか

2006年 7月 11日

 今日もいつもどおり出勤。でも、8時26分のバスに乗り遅れかけました。8時31分のがあれば、かなり違うのですが…。
 日暮里駅には、近くの小学生が鉢植えしたものと思われるあさがおが。盛りはまだですね。

 電車の吊り広告をみていると、いろいろな宣伝がなされています。化粧品やら健康食品、進学塾、ビールなど。しかし、最も多いのが、雑誌の広告です。その中に二つほど気になる雑誌がありました。週刊朝日と、T雑誌。週刊朝日はメジャーな雑誌ですが、T雑誌の方はある宗教団体系列の雑誌です。
 まず、朝日の方には、共産党の中央常任委員の筆坂秀世氏が性懲りもなく出ていました。7月2日に行われた東大阪市長選挙の結果(共産党の候補が勝ったこと)についてです。投票率が低く、自民党や民主党、公明党などの与党系が分裂したためだということです。彼は投票率が低い理由については述べていません。選挙は算数じゃないから、その得票数・率自体が持っている意味を理解しなければ、選挙の分析とはいいません。滋賀県知事選挙でも、「党利党略で独自候補を立てるのはやめるべき」とか言っていますが、いったい、社民党の候補はどんな政策を立てていたのかなぁ。勝算や安易な政策判断だけで相乗りや自主投票を決める方がよっぽど「党利党略」だと気が付かないのでしょうか。
 だいたい、セクハラの反省もしないで全国の共産党員にさんざん迷惑をかけておいて、今さら共産党の批判とは、図々しいにもほどがある。もちろん、彼の発言とは関係なく、共産党側にも正確な分析をすることが求められます。本当に「多数の支持を受けたと言えるかどうか」を。
 もう一つはT雑誌。7月号に子どもの「荒れ」が紹介されていました。中身は、親の責任だということでした。親の責任だけにするのはどうかな。また、カウンセリングで治すといいますが、それだけで対処できるでしょうか。当面の課題という前提であれば納得いきますが、社会を変えるという視点がないのが、気になります。このT雑誌は、「社会を変える必要がある」とぜひ言ってほしい。
 ついでに、他のページもぱらぱらと見てみました。誰かに対する悪口がちりばめられています。そういうのもやめてほしい。
 とはいえ、この7月号、当団体の方のご厚意で無料でいただきました。義理人情を重んじるならば、大事にしないとね。

天気:くもり時々晴れ(茨城県取手市・東京都板橋区)

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