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朝飯前の登山(滅)(蓬莱山・武奈ヶ岳【小女郎峠~坊村縦走コース】:滋賀県)

2012年 9月 22日

 10分ほど京都府の山科駅到着が遅れましたが、電車には問題なく間に合いました。しかし、困ったことがあります…。


 蓬莱(ほうらい)駅到着。ここは滋賀県。今日は昨日あたりに即興で決めた、比良山系縦走を準無計画実行します。


 「ひとりで遊ばない」
 大きなお世話です(何


 ここにコンビニの袋が転がっているということは、近くにコンビニがある(ぇ
 実は、朝飯を食いっぱぐれてしまったのです。山科駅近くには、6時前に開いている店はありませんでした。こんなことなら、昨日のうちに、パンだけでも用意しておけばよかった…(涙目


 朝飯前に蓬莱山に向けて出発。そして、地図をよく見ると、ブッシュとか書いているという件。またかよ。


 最初のうちは閑静な住宅街、というか、まばらな家々。コンビニどころか、店っぽいものさえ一つもないという。


 町を抜ける前にMPが切れて、ちょっとベンチにでも座ろうかなと。早速非常食兼行動食に手を出します。佐武流山以来だね非常食に手を出すのは(早読み


 地蔵が並んでいます。ふうたろうはそれよりも腹が減ったぞ飯。


 歩いていくと、坂はどんどんきつくなるばかり。別荘にしようとして失敗したとしか思えない区画の横を通り、そのまま林道へ。結局ふうたろうが食べるに適する有機物は落ちてすらいませんでした。


 どこに行くためのものかよく解らないけど、橋があったので腰掛けます。マッタリと。とりあえず、空腹はさっきの非常食で凌いでおきましたが、菓子では持ちが悪い…


 全面コンクリートの沢。割れ目からツリフネソウが咲いています。


 山科に到着した頃、蓬莱駅を出る頃はまだまだ空は曇っていましたが、青空が広がり始めました。天気は午後から下ってくるといっていましたが…。


 いよいよ林道終わり?結構急坂でダルかった…


 ヌオッ(゚Д゚;)
 …行き止まりですか(滅


 さすがにそれはないです。あんまりです。


 さ、行きましょう、蓬莱山へ。


 登山道に入って程なく、薬師滝なるものが。


 まあ、滝ですわな…。


 太陽の光の入りがあんまりよくないので、ビミョーな写真に…


 とりあえず、どんどん進みましょう。まだ余力があるうちに(ぇ


 これはテンニンソウ(シソ科)でしょうか。揉むと、少しだけ芳香があります。


 これは赤紫バージョン。こないだ、扇沢にも生えていましたね、白い方だけだけど。


 おや?何でこんなところにチャリンコが放置されて…?


 早くも「ブッシュ」?いや、ふうたろうが知っている「ブッシュ」は、あんなのやこんなのです。もう、名前を出すだけでもおぞましいくらいの(何


 あれが小女郎峠でしょうか。だとしたら、やっぱりさっきのが「ブッシュ」?生ぬるいな(▼。▼)y-


 ところで、さっきチャリがあったところからすぐあたりで、おばちゃんに追いつきました。どうもふうたろうと同じ電車で降り立ったらしいです。同じコースを歩く人がいるのは、本当に確率的に低いのですが、いましたか、人が…。


 というわけで、これからしばらく、一緒に歩きます。


 確かに、これ見ると、「ブッシュ」に見えなくもない。でも、これはブッシュではないのですよ。ハイパーヤヴこぎと呼ばれるレベルでないと(黒藁


 小女郎峠です。ちょっと寄り道して、小女郎池に行きましょう。


 もちろん、蓬莱山へダイレクトに上がることもできます。


 笹原、美しいですね。ここら辺も豪雪地帯で(武奈ヶ岳付近よりは少ない?)あまり高い木も生えないということですかね。


 小女郎池到着。


 風はそこそこありますが、この窪地にはそれほど吹きません。水面が静かで、水面鏡になっています。


 ちょっとその辺をウロウロ。


 踏み跡があったので、このまま蓬莱山へ抜けられるか、なんて思ったけど、よく見たら尾根が一本違っています。


 さ、小女郎峠に戻りましょう。


 蓬莱山までの上り。おばちゃんは蓬莱山~打見山あたりで山行を終えるそうで、そこまでの短いおつきあいですね。


 後ろを振り向いたあちらはあちらで、権現山方面、比良山の完全縦走路の起点に至ることができます。しかし、今は300名山撃破の旅。蓬莱~武奈でも日帰りではフィフティ-フィフティの路線。ただし、バスの時刻とか気にしないのであれば話は別だけど。


 晴れているように見えますが…


 ガスが一気に押し寄せてきました。時刻にしてやっぱり9時。このところ、午前中からガスがわき上がってくる…。


 しかし、今日はまだ涼しい。ガッツリガスってしまうとまでは至りません。


 この山にはそこら中にお地蔵様が。信仰の対象、ということですかね。


 笹原は美しい。信仰してもいいかな。


 …なんてね。ええ、知ってましたとも、あの山頂にブツがあるのを…(じと目


 ああささはらがきれいだなあ(棒読み


 おばちゃん先に歩いています。こちらに来るのは初めて、って言ってたっけ。武奈ヶ岳の方は何度もあるらしいけど。


 そして、山頂付近に至ったら、適当なところに「蓬莱山」みたいな棒が立っていました。


 (滅)


 そして、これが三角点。一応、武奈ヶ岳方面がよく見える。展望はいい山ですか。


 あそこに申し訳程度に山頂っぽい雰囲気のブツがあります。


 とりあえず、ここだけ切り取ったら、まあ何とか300名山と呼んでもいいか。
 小女郎池がなかったら、この山は却下系ですな。


 リフトとかいらんし。もっと麓の方に作ってくれ。


 そして、ふうたろうたちは、それぞれの目的地へ向かうために、打見山方面へ。


 喜びたくはないんだけど、あそこに食い物を置いているだろうか、と考えているふうたろう。


 無駄水散水機が暴れているけど、我慢して通過。


 全滅するよりマシ。とりあえず、何か食えれば…


 ヌオッ(゚Д゚;)
 …やってねえでやんの(滅滅滅


 ああ笹原がきれいだなあ(ヴォウ読み


 これ、電気柵なんだって。うざ。


 ああ蓬莱山が雄大だなあ(ヴォー読み


 ヌオッ(゚Д゚;)
 打見山山頂はかくのごとし。


 水飲み場かな?


 …と思ったら、足を洗うだけだった。


 コンプレッサまでご丁寧に付いているというすさまじさ。カメラのレンズのゴミとかまで払わせてもらいます(黒藁


 食堂のスタッフたちに10分くらいの無理を頼んで、きつねそばを作ってもらいました。ここで働く人たちだけはイイネ!(ぇ
 そして、この食堂を最後に、おばちゃんとはお別れ。短い道連れだったけどありがとう。楽しゅうございました。


 さて、ふうたろうは武奈ヶ岳に向かいます。あくまでも向かいます。


 こういうきつい坂は後ろ向きや横向きで降りると楽だし、速い。


 あっという間に木戸峠…のキャンプ場みたいなところ。水道が止まっていますが。


 ここにはでていないね、よく見たら。看板の裏かな。
 ひとまず、比良岳方面に向かいます。ここからアップダウンの連続です。


 ひたむきにボロボロの「水場」の指導標もどき。どこに水が流れているのか知りたいわ。渇ききっている、山が。


 比良岳の上り坂。そんなにきつくはないはず。アップダウンといっても、せいぜい100mそこら登ればいいところばかりのはず。


 そして、比良岳山頂。クラブツーリズムの登山ツアーで30人の団体が、ふうたろうと同じ方向に向かっています。


 「大岩」と書かれた大きな岩があります。この品のない案内にはどういうコメントを付けたらいいのか解らない。


 琵琶湖が見えます。そういえば、蓬莱山手前でも見えていたことあったけど、今の方がいいね。鬱空だけど、ガスってはいない。


 クラブツーリズムの登山ツアーからダッシュで逃げてきて(嘘)烏谷山(からとやま)にさしかかります。なんか、樹林帯から別の女性軍団の声が聞こえるような気がしますが気のせいか?


 …と思ったら、「やっほー」と叫んでいる声が聞こえたので、思わず返事してしまいました。そう、あの5月5日に行った妙義山(群馬県)の時みたいに。そして、その声の主がなんと、若くてかわいいネーチャンたちだったという。初老のおっちゃん引率?のはずだけど、おっちゃんはバテていました。


 しかし、ふうたろうは止まっているわけにもいきませんので、そこそこで先に進みます。ここに、烏谷山のピークに至る道があるみたいなので、せっかくなら行っときますか。


 展望はいいんだけど、やっぱり鬱空がなあ…(じと目


 烏谷山の三角点。


 烏谷山、結局通り抜けができました。トラバースして避けるほどの急坂ではないので、登っとき。
 それより、烏谷山より先、地図通りに尾根づたいに進んだら蜘蛛の巣祭りだったという罠。たっぷり蜘蛛の巣に巻かれてしまいました。


 リボン通りに進んだ先につながる登山道と合流する頃には蜘蛛のえさになっているかと思ったほど(違


 先に進むと、荒川峠の手前のピークに達したところで、おっちゃんたち数人のグループと遭遇。ちょっと話していたら、一緒に記念撮影しようとか言ってくれて…。
 こんな若年寄なんか入れてどないすんねんな。この後に来るおネーチャンたちと一緒に撮っとき。
 …なんてことは言わなかったけどね。


 荒川峠。
 なんか、似たような景色とか地形が延々と続くので、地図見ながらでないと順序が思い出せないほど。峠ごとに道が分かれているので、それだけこの山系は登山道が多いということ。奥多摩…より多いかな?


 基本的には樹林帯。でも、こういう植林帯はそんなに多くはない。


 こういう、広葉樹系の樹林が多い。


 金糞峠を目指そう。


 このままここを突っ切れば、堂満岳に直登できるだろうけど…


 登山道をはずれるのは御法度です。


 また行き止まりかよ…。
 …と思ったら、上にギュッと登って高巻きして、すぐに戻ってきました。高巻きせなあかんほど危なそうなところなんかなさそうだったけど?


 堂満岳の分岐。行くか行かないか悩んだけど、二度と来ないかも知れないなら、行っといた方がいい。


 というわけで、この薄暗い樹林帯をまた登ります。何でこんなへんてこな登山道に…


 なにげに、遠い…(アヴラ汗


 着いた堂満山はこれ…


 ヌオッ(゚Д゚;)
 また展望のために伐採しました系かよ…(滅滅滅


 さ、地道に生きるとしますか…(ため息


 細かいアップダウンがあります。道と場所を間違えないように。25000分の1の地形図は持って歩くべきです。


 ようやく金糞峠到着。13時を過ぎたところですか。武奈ヶ岳到着はいつになるかな…


 金糞峠にいた兄ちゃんたち、マッタリしていましたが、どこかでテントを張って今夜は泊まるそうです。
 実はさっきも聞かれたのだけど、縦走となると、宿泊がふつうのようだね、ここ。


 そしてふうたろうはまたひとり。行き交う人と話をしても、進むのは自分なのだ(`・ω・´)


 東を向くと琵琶湖がいつも見えます。しかし、琵琶湖を見るといつも鬱空です(ため息


 指導標の一部が塗りつぶされています。そこには「比良ロープウェー」と書かれてあって、かつては存在した施設だったようです。それが今は…。


 この激しく朽ちている建物は何だろう。


 中から見ても、窓は破れ、ドアはどこかに飛び、鉄は錆びて剥がれています。憩いの場所というよりも、山頂の廃墟です。


 廃墟から眺める琵琶湖…景色いいわ。


 あの砂地みたいなところは何があるんだろうね。進むべき方向もあちらですから、行きましょう。


 だだっ広い砂地。どうやら、ここは元々ロープウェーの山頂駅があったところのようです。今はその面影一つない…ように思えます。


 打見山みたいに開発しきっていたらげんなりするけど、ここまで跡形なくなってしまったらしまったで、何となく寂しい感じもしますね。


 でも、人の好みが変わることによる栄枯盛衰ならしょうがない。一方で、経済の衰退による(貧富の格差による)衰退ならばそれは許されない。スキーや登山を(やりたいのに)するお金や暇がない人が増えたためであれば、それは許されない。


 剥ぎ取られるだけ剥ぎ取られ、土砂が削られた山。


 きっとここは林間コースだったのでしょうね。スキー場跡だもの。


 この沢はスキー場がなくなってできたのか、スキー場建設の際にできたのか、スキー場ができる前からあったのか…


 流れる水は流れることしか知らない。ふうたろうがそれを知る術は、今のところ、ない。


 とりあえず、「武奈ヶ岳」の方向に進めば問題ないのですが…


 この、八雲ヶ原に寄らないで行くのはもったいない気がしませんか。
 この鉄さびみたいな痕は、おそらく鉄細菌が2価鉄を酸化したあとのものだと思います。


 案内板がありますが、長すぎるので、とりあえず写真だけ撮っときました。いつ読み返すか解りませんが(笑


 湿原みたいになっていますが、遷移が進んでいるような感触。


 ここに、さっきのサビみたいな現象を含めたあれが、鉄細菌に依るものであることが書かれています。


 これがヤクモ池ですか。茶色く濁っています。


 池の畔にはススキも生えています。


 こちらはなんかよく解りませんが、ため池みたいなものが…。景観ぶちこわしというか(ため息


 そしてそのため池のところからスキー場廃墟を直登します。


 夏草や 兵どもが 夢のあと
 …なんて俳句があった気がしますが。ま、スキー場を「兵」(つわもの)なんて崇高なものに喩えるべきではないか(ぺっ


 ススキ野原のきれいな直登ルートです。さすがにしんどくなってきたけど。


 地層があります。削れています。この山を作っている土は、いったい何年前、どこから流れてきた土が積もったのだろう。ロマンがあります。


 急坂がきつい。


 きっとこのあたりにもスキー場のリフトがあったのだろうけど、支柱の跡さえも見あたらない。ゲレンデだったような気がする、程度。


 いつ枯れて、どのくらい佇んでいる木だろうか。


 さ、まだ上はある。


 もう14時は回っています。下山、このまま行ったらいったい何時になるのやら…


 平らな草原に出ました。そこでテントを張る兄ちゃんひとり。晴れればここの景色、最高だろうけど…。明日は雨予報。


 それからしばらく、10分ほどでコヤマノ岳。樹林に囲まれた、取り立ててどうということはないが静かな山頂です。ただ、ピークトップは通りません(登山道は続いていない)。


 コヤマノ岳まで来れば、武奈ヶ岳までもう少し。武奈ヶ岳まで行けば、あとは下山するのみ。長いトレラン気味縦走が終わりにさしかかっています。


 武奈ヶ岳の肩への上り。若い女の子たちが怖そうに鎖場を下っていきますが、怖がった方が危ないゾ。


 展望が出てきたのでもうすぐ。


 あの蓬莱山から、やってきたのだ…


 そして、すぐそこに武奈ヶ岳の山頂標が。


 山頂は砂地というか、岩場っぽい。


 そして武奈ヶ岳山頂。やっと着いた…。14時51分。それでも、15時までに着けてよかったか…。


 山頂からは大展望です。冬に来たらもっといい景色を拝めそう(そればっかり)。


 遠くの蓬莱山。いや長かった…


 そしてまた戻ります。記念撮影してから、ね。


 雲が増えてきました。絹雲だったのがいつの間にか絹層雲になって、高層雲になりつつあります。


 さ、御殿山コース、下山です。


 武奈ヶ岳グッバイ。


 蓬莱山の方向いて下山するってのが何となく…


 この草原の尾根、いいね。でも、時間の方も、いいね…


 それでも、忘れてはいけない、写真。いい形してますから。


 日の光を浴びないと、山はなかなか輝かない…


 ど快晴の空で、ここを登ってくるときは、きっとわくわくするんでしょうね。今は、さっきから(Θ_Θ)どよーんと曇ってきた空の下、下ってますからね…。


 紅葉した頃とか、あるいは冬山とか、来たいものです。…が、混みまくっているんでしょうねえ…


 実は、ふうたろうが山頂に着いたとき、挨拶するも返ってこず、さらに、座ってマッタリしているところに記念撮影のシャッターまで求められたカップルが前を歩いていたのですが、ここで抜かしました。もちろん、無言で。腹が立っていたというより、何となく近くを歩くのが気まずいという感じですがね。
 追いつかれないように、軽くスピードアップ。


 ふうたろうはこないだのブナ立尾根で横歩きで下る方法を覚えたので、下り坂はかなり強くなりました。


 あっさりワサビ峠。コースタイムを地図に書き込んだらすぐに出発。


 御殿山まで、ほんの5分ほど、急坂。


 御殿山から武奈ヶ岳。しかし、さっきのカップルが追いついてきたので、逃げます
 っていうか、そこまでせんでもええやん。…と、後になって思うのであった。


 とりあえず、御殿山の雰囲気は写真に撮っておきます。


 モッサモサの樹林帯、しばらくなだらかです。


 木が高くなってくると、徐々に坂もきつく…


 朽ち果てて地面に転がされている指導標のようなものを見ると、急坂開始点(上りの場合は終点?)から下山口なる明王院まで1時間とか。ホンマかいな。結構長いですがな。


 しかし、ふうたろうは、イナヅマヨコバイ歩行を会得したため、40分で下山。しかし、昭文社の地図を見ると、ふつうに40分でコースタイムを切ってありまして、やはりトレラン仕様かと(じと目


 ふうたろうの下山は遅めだったので、下り始めてもしばらく人に会いませんでした。この明王院にほど近いくらいになって、やっと登山者がいたくらいで…。
 もっとも、みんなへとへとになっていたようですが。


 明王院、ふうたろうにとってはただの下山口だった。お寺巡りは5の次くらいです。


 水路があります。顔でも洗って出直しますか(何


 旅館か料亭か解りませんが、そんなのがありますね。ま、お高そうなのでふうたろうには一生縁のないものでしょうけど…(じと目


 ありゃ?バス停はどこじゃ??あの曙橋の向こうかな?
 …と思って進んだら、すぐそこにある交番のお巡りさんが何かやっていて、場所を教えてくれました。ふうたろうもガッツリ歩いてすっきりしているので、お巡りさんたちもすっきり返事してくれましたね。投影ですね。


 そして、ひとり遊びのふうたろう、坊村バス停到着。で、時刻は…?
 ん?(・ε・;)


 ヌオッ(゚Д゚;)
 二本しかない…(滅滅滅
 今は…!!
 おお、まだ16時半だ…。50分ほど待てばバスが来る…。
 なお、堅田方面に行くバスは15時46分で終わりです。まあ、ふうたろう的にも17時21分の出町柳行きの方が便がいいのですがね。


 とりあえず、腹ごしらえ。今日は朝からエネルギー不足ですからね。
 …でも、このヨモギそば、まるでゆで麺をそのまま温めて出したみたいにうまくないんですけど(滅滅滅
 しかも、めんつゆも甘ったるくてさらに萎えるという罠(滅滅滅
 かわいそうなので、店の名前は公開しないでおこうと思いますが、この周りにはさっきのお高そうな料亭以外なさそうという罠。


 17時21分のバスに乗るのはふうたろうだけではありませんでした。さっき、ゆっくり降りてきていたおっちゃんたちも一緒でした。大阪や兵庫などから集まってきているんだって。マッタリおしゃべりしながら、バス停では過ごしたけど、バスに乗ったらもうみんな疲れちゃってて(笑
 そしてふうたろうは、出町柳に着く前に、北大路通りのところで下車して、またもややってきた、セルフィー下鴨。京都に、あるいは大阪でも来たならば、ここは寄っておきたい。ふうたろうが大学院生の頃、とても世話になったスーパーだから。


 青果部に顔を出すと、ふうたろうが当時から知っている人はもうAさんだけ。でも、ほかのみんなも優しく接してくれたのは、今年3月31日に立ち寄ったときと同様です。大学院生の時はつらいことも多かったけど、今より毎日を"生きている"ような気がしましたね。当時はそれでも、外の空気に毎日触れられることを当たり前のように思っていましたが。
 ところで、Aさん、おいらの嫁の心配をするのもいいけど、Aさんも嫁…って歳じゃないか(笑
 こうして人と会えば、心が浄化される気がする。ふうたろうが本当に気を抜けるのは、山でマッタリしているとき、そしてこうして人と話をしているとき、くらいかも知れない。
 セルフィー下鴨にはもちろん、鮮魚部門とかもあるので、ちょっとだけ挨拶に行きました。お互い年をとったなあと、苦笑しながら。景気の話とかもしながら。10年前よりは悪くなっているんだって。確かに、店に並んでいるのは売れ筋の商品ばかり。守りに入っているのかな、と、素人感覚に思ったりします。


 セルフィー下鴨の横を通る筋を何通りというのか忘れましたが、そこを南下して出雲路橋の方へ右折すると、すぐに銭湯が見えてきます。京都はとても銭湯が多くて、ふうたろうが院生末期の頃、いろんな銭湯に通ったものです。探すの、楽しくてね…。
 なぜか銭湯の冷蔵庫には、かなりレアな瓶ジュースが売っていたりします。福井駅前のあれもかなりすごかったし…。


 今回はしっかり、製造所チェックですよ!
 (._.)どれどれ
 「城南鉱泉所 京都市伏見区菱屋町674…」
 もちろん、聞いたことのない飲料メーカーだけど、大手メーカーが作るありふれすぎたものを飲むより、人間味があるというか何というか。ほかにも、冷やし飴みたいなのもあったので、まとめて飲みたかったとか思ったり(笑


 暗いのでちゃんと写真撮れていませんけど、この銭湯です。
 なお、このまま真西に鞍馬口通りを進めば、もう一つ銭湯があります。そこはもう、上京区かな…。この銭湯は左京区。さっきのセルフィー下鴨も左京区。


 ふうたろうが昔住んでいたアパートのそばを通って、鞍馬口駅(地下鉄)から京都駅に向かいます。しかし、その前に腹ごしらえしたくて立ち寄った総菜屋が、鞍馬口駅近くにありました。
 「にんじんと豆の木」
 ここの総菜が信じられない美味さでした。サラダとかエビチリとか、10gあたり19円と、若干高めですが、マクドナルドやらココイチやらでカネを払ってしまうことを思えば、その意味たるや、経済効果以上のものがあります。
 …写真撮っとけばよかったけど、撮る機会を逸してしまいましたな。残念。次、京都市内にある洛西愛宕山(300名山)を登りに来たとき、必ず立ち寄り、写真に納めておくとしますか。もちろん、セルフィー下鴨にも立ち寄って、ね。


 京都駅には21時には着いてしまったのですが、夜行バスの発車は23時。ちょっと待ち時間、長いですな。でも、こういうことでもないとふうたろうはゆっくり体を休めようとしないので、ちょうどいい?
 バス発車間際の22時半頃になったら、京都で雨が降り始めました。まとまった雨雲が大阪や奈良以南にはガッツリかかっていて、京都も時間の問題だな、と思っていたときでした。その雨は明日には東京に移り、どうやら一日降り続くようです。雨週末だけど、この雨が深刻な水不足を解消するものであればいいのですがね。


 今日は長い旅でした。写真の枚数も175枚と、薬師岳などの時に次ぐ長さでした。朝早く、夜も遅い。人にもあったし、うまいものも食った。充実していたけど、日記はヤヴァイ。しかし、それがふうたろうの旅だから、しょうがないですね。
 #267蓬莱山クリア。
 #172武奈ヶ岳クリア。


天気:晴れ時々くもり、夜は雨(滋賀県滋賀郡志賀町・大津市・京都府京都市左京区・上京区・南区)

  1. みゃーみ
    3月 15th, 2013 at 20:01 | #1

    ちょっと調べ物してましてやってきました!山行タイム&体力は相変わらず参考にはなりませんが。
    ここは一泊コースです~(笑)
    蛭もいるんだって。秋でよかったですね。
    坊村往復でさえ、帰りのバスに下りてこられるか自信がないので没になりそう(汗)

  2. ふうたろう
    3月 15th, 2013 at 22:24 | #2

     坊村往復するなら、みゃーみさんはレンタカー使うといいんじゃないですか?まだ脚も全快じゃないでしょうから、無理しないでくださいね。

     蓬莱山~武奈ヶ岳は、荷物軽くすれば以外といけるんだなと思いましたが、やっぱり常軌を逸してますか(滅

     ともあれ、ゆっくり行ってくださいな。慌てて遭難しているふうたろうが言うことじゃないですけど…

  3. みゃーみ
    3月 16th, 2013 at 22:10 | #3

    そうです、常軌を逸脱してますよ~。

    行きのバスは遅いし、帰りのバスは早い。おまけに一本しかない。。。ジト目

    手術の足はなんともないんですが、痩せようと思って家でビデオ見ながらエアロビみたいなの毎晩やってたら膝やられました~

    折角少し締まってきたところだったのに無念~。何してやせようか。

  4. ふうたろう
    3月 17th, 2013 at 23:42 | #4

     夜行バスで乗り付けて、蓬莱山ダッシュ、縦走路ダッシュ、上り坂ハイパーダッシュ、武奈ヶ岳ダッシュ、下山ダッシュ、で、イケたんですけどねえ(棒読み
     京都でレンタカー借りていくか、家からクルマ運転していくかがいいと思いますよ。みゃーみさんはクルマの運転が嫌いじゃないんだから、その好条件は活かすべきだと思うんですよね。

     で、なんでエアロビで膝やられるんすか?不思議な踊りでもしてたんじゃないっすか、エアロビのつもりで(黒藁

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