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氷の花街道(剣山【三嶺縦走・一ノ森経由川上バス停コース】:徳島県)

2012年 11月 25日

 さあ、最後の朝です。ボッチ泊まりもこれで終わり(今後も続くだろう)。
 今日は天気も良いはず。早めに出発して、歩きながら朝日を拝もうではありませんか。そのためには、早くメシを食わねば!
 今朝もトムヤムチャーハンを食いますが、本当はグリーンカレーチャーハンを食いたかったのです。しかし、トムヤムペーストのオイルが漏れていてね…(滅滅滅
 それと、缶詰のサンマ蒲焼きも一緒に食べます。タンパク質補給。


 そうそう、山椒を忘れてはいけない(`・ω・´)


 さ、6時半、出発しましょう。樹林帯ですが、その向こうは晴れています。


 2007年12月31日に来たとき、ここは雪がめいっぱい積もっていたはずです。この樹林が暴風雪を少し和らげてくれたのでしたね。


 2012年11月25日、おはよう。


 丸石に近づく頃には日は少し高くなっていましたね。もうあと10分早く出発できていれば、ここで立派なモルゲンロートを見られたかもしれないのに。


 稜線左側の彼方には、#178の三嶺が見えています。無事下山してこその#178クリアですから、死なないように。


 丸石のピークから、右・次郎笈(じろうぎゅう)と左・剣山が見えています。暴風雪でさえなければこんなにきれいな場所なんですね(早読み


 笹にはびっしりと霜が降りています。霜はエビのしっぽとは逆に、風がないときの方ができやすいのではなかったかな…


 一面の草と笹の原野。夏の緑が深い頃とは明らかに違う。


 ちょっと踏みあとが北の尾根の方に続いているので少し行ってみますか。
 …でも、あんまり良い写真は撮れなかった…のかな?


 丸石のピークで休憩というか、マッタリします。景色も天気も良いしね。


 さ、十分堪能したら先に進みましょう。次郎笈登りますか?


 霧氷とも霜とも区別のつかない低木。


 くすんだ枯れ草が広がります。


 あの日、ここは猛烈な吹雪と積雪で、腰まで雪に埋まりながら歩いたものです。経験したことのない雪と風に、本当にあの時は怖かった。でも今は…(ぶらっくハート


 美しい曲面の笹原。


 次郎笈が近づいてきます。


 確かのこの分岐、ここでつめたくかがやくいきに吹きすさばれ、食べようとしたおにぎりがシャーベットみたいになった記憶があります。八甲田山か、おみゃー!


 しかし、今はあの時の状態を思い出せないくらいののどけき風景。


 確か、丸石でオーバーパンツやダウンズボンを脱ぎ捨てたのでしたね。若干歩行が楽になりましたか。あっという間に登っています。ま、荷物重いからしんどいけどさ。


 次郎笈のトラバースと直登の分岐あたりまで、そこそこの急坂が続きます。というか、ふうたろう、疲れやすくなってない?


 丸石よりは高いところに来ましたか。


 坂を登り切ると高木が現れます。そして、霧氷がかなりきれいです。


 今日は文句なしに青空に花開く霧氷たち。


 これなんてかなりいい感じに輝いています。しかし、霧氷の寿命は長くありません。朝の少しの時間が勝負。午後になるとたいていは散りゆく定めです。


 北斜面の、日が当たりにくくガスの風がよく当たるところでは霧氷がどんどん発達します。


 白闇ガスの低温の孵卵器で育った霧氷は、晴れた空の下では短命。桜よりも儚いその命と触れ合えるのは、孵卵器の中で共に過ごした者たちだけでしょう。


 トラバース分岐手前で少しなだらかになります。左が南斜面、右が北斜面。きれいに命運が分かれます。


 そして再び上ります(後ろを振り返っています)。


 ど快晴だった空に絹雲。すでに明け方から西の空には絹層雲の帯がたなびいていました。秋に三日の晴れ間なし。もう冬だけどね。


 中央の汚れの粒は気にしないで(涙目


 北東斜面が霧氷の寿命をいちばん長くしてくれる場所。真っ白に輝いています。


 次郎笈が真正面にそびえています。


 あの暴風雪の日、危険なのにこの次郎笈をトラバースしてきましたね。雪崩に巻き込まれたら終わりでしたよ。


 南東から差し込む日差しの陰に入ると、霧氷は元気そのものです。気温そのものはかなり低いはずで、今朝は小屋の中でも-2℃でしたから。ま、あの日は-10℃くらいまで下がっていたと思いますけどね。


 剣山。あの山頂には今頃、霧氷と朝日に浮かれている人たちがいるでしょうか。


 手前に霧氷を入れて撮ってみましょう。


 氷の花見街道です。


 ここは北風が吹き上げるところでしょうから、万遍なく真っ白。


 振り返るとこんなに高いところまで来ていましたね。次郎笈は1930m。三嶺よりもまだ高いのです。


 急坂だけれども長くはない。もう少し、がんばりましょう。


 霧氷の天敵は何より日光です。が、それが当たるときが一番輝きます。禁断の美ですね(笑


 あれが次郎笈山頂。さあ、行こう。


 展望は抜群です。しかし、それ故に霧氷はむしろ少ないのです。


 太陽に向かって進め!(誰


 まるで白化した珊瑚礁のように真っ白。


 山頂です。しかし、思ったよりも何もない場所です。むしろ、さっきの霧氷花街道の方が楽しかったかな。


 山頂には15分ほどいましたか?そんなにいたかな?次の剣山へ向かいます。リベンジもかねて。


 次郎笈から剣山方面への下りは北東斜面。一番霧氷が温存…じゃなくて、冷凍保存(何)されているところです。見事としかいいようがない。


 足が止まります。


 ふうたろう、本日の会心の写真です。斜めになっているのが気に入らないけどね。でも、このアイスセイバー(何)のかかった剣のような見事なエビのしっぽ(霧氷のこと)は、唸るしかない。
 …が、もう少し良い写真を撮ろうとがんばろうとしたら、風が吹いてアイスセイバーがかき消されてしまいました(滅滅滅)ふうたろうその場で大絶叫(滅


 見事な霧氷、見事な笹原、見事な青空…。
 冬山のすばらしさはやはりここです。雪が積もってくればもっとすごいことになるでしょう。残雪期ではだめ。やはり、自ら氷の孵卵器に入らないと。虎穴に入らずんば虎児を得ず…というか、何というか(笑


 美しい氷のブレード。アイスセイバー万歳(目がハート


 氷のブレードに見とれているのはふうたろうだけではありません。さっきから道を行き交う人々も同じです。しかもなんと!こんな季節の山で、山ガールに出会うなんて!!これはこの先5年雨続きかも(ぇ
 ふうたろうは運を使い果たしてしまった(爆滅
 なお、その山ガールさんお二人は、福岡から来たそうです。ロープウェーで上がってきたそうですが、この寒い時期によう来ましたね。今年一番の冷え込みじゃないかな、今日はたぶん。


 もう見えなくなったけど、お嬢さんたちばいばい。気をつけてね(←こら


 氷(だけじゃない)の花満開だった最高の道(←こら


 トラバース道と合流です。いや、次郎笈を通ってきて良かった(←こら


 さあ、MPも全快したし(←こら)剣山へ突っ走るぞと。


 次郎笈のととのった山容。


 ふうたろうは剣山山頂へ足を弾ませる。


 氷の花が所々に咲いています。ふうたろうは桜よりも氷の方が好きかも。


 剣山と次郎笈の分岐から剣山に登る場合も、かなりの急登です。展望いいわ…。


 時間的にも場所的にも、本当に行き交う人が増えました。ま、それでも最盛期に比べれば雲泥の差なんでしょうけどね…。


 ロープウェー乗り場の方にトラバースできる道があるようです。もちろんふうたろうは直登しますが。


 人通りの多い場所は道幅も広くなります。人間の歩く場所も獣道のようなものですから…。自然よりもよほど人間の方が怖いと思うこともあるものです。


 きれいな黄金色した笹原に霧氷のブーケ。


 あの二人はもう山頂に着いて戻ってきていますかね…。


 西の空には絹層雲の帯が現れ、徐々にですが太くなっているような気がします。


 絹雲や絹層雲などの上層雲だけでなく、積雲っぽい下層雲もウロウロし始めました。やはり夜は雨が降り出すのかな?


 南の空も雲が多そうです。


 でも、ここ、剣山の上空は安寧。むしろこの崩れかけの空が一番美しいのですな。まさに火(?)中の霧氷のごとく、禁断の美です。


 黄金色の笹原の上に飛行機雲の空。


 意表を突くような岩場がいきなり!


 遠く離れてしまった次郎笈。


 天を仰げば流れる雲。


 彼方に見えるは三嶺。


 ん?(・ε・*)
 なにやら建造物が見えてきましたね。そろそろ到達かな?


 ずいぶん高いところまで来たものですねぇ…。


 剣山山頂近し、です。こうでもしないと山頂の笹原が守れないのは解りますが…


 山頂三角点はそこの丸いところの中。当然、立ち入り禁止です。


 脊振山(佐賀県・福岡県)の山頂を思い出すような感じです。あのアンテナと自衛隊基地の山頂を…(じと目


 刷毛で抽象画を描いたような空した初冬のある日。


 かなり解けてきているようですが、まだまだ現役の霧氷がこびりついた木道。


 斜面より大空を眺める山小屋。なお、この小屋は閉まっています。シーズンには開くのかな?


 そしてもう一つの山頂ヒュッテがすぐ近くに見えます。


 山頂ヒュッテから、ついにふうたろうが下山していく木屋平村川上集落が見えるようになりました。


 さて、休憩していきましょうよ、5年ぶりの来訪ですもの。


 ハラが減ったのできつねうどんなんか注文してみました。汁まで飲み干しました。


 さて、トイレに行って出発、ですが、実は川上バス停までの所要時間はここから5時間ほど。しかし今は15時10分発の最終バスまで4時間を切っています。けっこうヤヴァくない?


 しかし、何事も冒険ですから。行こう、まずは一ノ森へ!


 とたんに人が少なくなりました…ね?


 しかしこちらも変わらず黄金色の笹原です。


 霧氷の花びらが散っています。見頃は午前中。冬の間できるチャンスは何度もあるけども、寿命はとても短い…。


 しゃりしゃり霧氷の花びらを踏みしめて、足早に向かう一ノ森。


 三本の上層雲。何の雲だろうね。


 あれが一ノ森までの中間点、二ノ森。もっとも、行くまでその名前はわかりませんでしたが。


 広大な草原に見える図。


 本当に今日は美しい山の風景です。足が進まない、写真の枚数多すぎ。


 彼方に次郎笈。もうあの二人は戻ってきたかな。


 二ノ森。樹林帯の中です、ええ、文字通りです。


 二ノ森を過ぎたら向こうに一ノ森が見えてきます。さあ、急ごう。コースタイム25%削減で行かねばならないのですから。


 しかし、こういう看板があると立ち寄ってみたくなると。
 新田次郎という人を名前しか知らないけど、気象観測とかしていた人なんですか?
 うん…山と妻子を愛した人ですか…。


 …さあ、一ノ森へ行きましょう。


 ヌオッ(゚Д゚;)
 分かれ道…


 とりあえず、ウマシカと煙は高い方へ行きます(滅


 えぐれた急坂をえっちらおっちら。


 ヌオッ(゚Д゚;)
 三角点は200m向こう(進行方向と反対側)だそうです。


 時間がなくてやってらんないので、ここで我慢して先に進みます。


 一ノ森ヒュッテが見えます。ひとまず1ピッチ終わりです。


 一ノ森ヒュッテは閉まっていますが、真ん前の広場には人が何人か集っていて休憩しています。意外といるもんだね。


 しかし、ふうたろうは休憩もそこそこ、次に進みます。さすがにちょっと次郎笈や丸石でマッタリしすぎましたね。


 今はまだ展望がいいですが、すぐに…


 樹林帯です。そして、地図にいちいち無い場所ばかりが案内板表示されていて、ワケわからん…!頼りになるのは地形だけ。25000分の1の地図で対抗しましょう。


 殺風景で寂しさ漂う冬枯れの樹林帯。でも、嫌じゃない。


 写真に撮る風景としてなかなかとらえられないけど、奥多摩の里山みたいで悪くない(人のいない奥多摩みたいなもん)。


 ところで、水場表記がこのあたりにあるけど、水なんぞ一滴も流れておらぬ。


 追分。分岐の名前っぽいけど、そんなことよりも、不吉な文言がっーー!


 しかし、ふうたろうは下山コース。足止めの刑は免れました。
 アヴネー(゚皿゚;)


 追分を下ってすぐ、高木のある広い樹林帯に出ました。気持ちいい場所です。里山ハイキング気分。でも、あまり人が通っていません。それほど案内も充実しているわけではないので、地図くらいは持ちましょう。


 かなり順調に降りてきています。15時10分のバス、十分間に合うと思います。でたらめコースタイムの6割のスピードで進めています。


 林道に一台のクルマ。誰かここ登ってきたんだろうけど、さっきヒュッテにいた人たちの中の誰かかな?


 そしてふうたろうは更に林道を突っ切る登山道もどきを下ります。


 程なくして(2~3分)何か屋根っぽいものが見えてきました。


 どうやら、お堂。剣山本堂とか何とか?


 でも、どう考えてもこれは大事にしているとは言いがたい。撤去費用が賄えないのかもしれないけども。


 そして今度は龍光寺というお寺が。でも…


 この崖を巻くように下ってきたのですが…


 実は、持病の痔がまたきつくて…(滅滅滅


 この龍光寺、もぬけの殻…?


 古いふうたろうの地図ではこのゲートの奥であった龍光寺のところにクルマをとめて登れることになっていたようです。ま、歩きのふうたろうには関係ないか(じと目


 ゲートの外には広い場所があって、駐車できそうだけど、さっきのクルマみたいに限界まで上に行っちゃうんだろうね。


 これから車道歩きが延々と。


 …続くのかと思ったら、いきなりショートカットの登山道が!


 ショートカットは非常に暗い樹林帯。杉林で、しかも植林。これはたまらん。ただ、何の為なのか、廃屋のようなものがあります。森の管理用の小屋ですかね。造林小屋とかいうやつ?


 足場が悪いというか、崩れます。石ころが落ちる!


 ようやく登山道のショートカット終わり。さらに下りられそうなところもあったけど、下りたらそのまま河原に行ってしまいます。


 ところで、この道を歩く殊勝な祖父ちゃんと孫がいます。どこまで登ってたのかは聞かなかったけど…


 橋を渡ったら二人もクルマに乗って帰っていきました。


 ふうたろうは痔の処理をしてからさらに川上バス停まで歩きます。時間はかなり余裕があります。


 ん?(・ε・;)
 なんじゃこれ…(アヴラ汗
 何か、どや顔で勝利宣言しているような物言いをした看板…?


 看板には裏があります。どうも、邪馬台国の存在していた場所の論争で、それに勝ったことを宣言した看板のようです。表面に、「裏に説明」と書いてあるから、学術的なことを書いているかと思ったら、これを書いた本人の武勇伝が8割以上で、あとの2割に弥生土器が(四国の)高地から見つかったとか何とか書いてある程度。ほとんどの人間にとっては個人の武勇伝なんかどうでもいいのですがね…。
 なお、「通信」の発達した形態であるインターネットで、一番に上がってくるのはどちらかというと否定的なものです。結局、四国山上説が500文字くらいでまとめるとどういうものか解るようなものはないということですがね。
 結局この人は何がしたかったんだろう。この人に「けんかを売られた」学者に同情しますわ(ため息


 さて、バス停目指しましょうか。いかなる学問の世界でも「誰が勝ったか」なんてものはふうたろうの興味の範囲外ですし。ってか、普通に考えて、どうでもいい(じと目
 むしろ、そこの工事現場の看板が「国産材で作られていること」の方が重要という件。


 バスが転回場に停まっていました。中で運転手が本を読んでいました(何


 バス発車まで1時間ほどあるのでウロウロ。トイレいったり(痔の処理をしたり(滅滅滅))、荷物の再編成をしたり。


 バス停は、実は少し川下側にあるのですが、そこのバス停に貼り付けられているはずの時刻表が飛んでいました。
 →美馬市ホームページ 穴吹・木屋平線(穴吹駅-川上)


 まだ時間があるので先立つ不孝をお許しください(違
 足を川で洗っていました。


 バスの運転手と穴吹駅に着くまでの90分、いろいろ話をしながら下りてきました。


 駅前に「ぶどう饅頭」とかいうのがあったので立ち寄ってみましょう。運転手曰く、ここの土産物らしい。でも、その名物のぶどう饅頭自体は、可も無く不可も無し…という感想。しかしせっかく立ち寄ったのだから、「阿波ういろう」なるものを買っていきました。
 なお、ぶどう饅頭自体は、何となく愛媛松山の坊っちゃん団子を思い出すような感じです。


 JR徳島線で徳島駅まで戻ってきましたが、電車の中で本気で薬が切れて具合が悪い。消化器系の症状が出ることはなかったので良かったのですが…
 下りたらとりあえず駅前のホテルで日帰り入浴して、「徳島ラーメン」が有名だとさっきの運転手に聞いたので、その徳島のラーメンを食べてみました。
 …まあ、可も無く不可も無し。もちろん、高速道路のサービスエリアとかよりは全然美味かったけども。ラーメンそのものにそれほど執着がないふうたろうだから、しょうがないかな…。


 本当は風呂もメシも穴吹町付近で済ませたかったのだけど、温泉施設などはみんなバス停から遠く離れていたり、途中下車しなければならなかったりするところばかり。要するにクルマを持たないやつは都会まで出るしかないと。誰でもカネを出せばクルマが持てる社会になってしまったから、公共交通の旅はひたむきに不便になりますな。田舎の奥地に住む婆ちゃんたちのような身体の自由がきかない人のことを考慮に入れた公共交通網を、もっと昔から考えていればね…。後の祭りだろうけども。


 そういえば、木屋平村から穴吹町に出てくるとき、その周辺の住民たちは土木で生活を成り立たせていると聞きました。徳島市街地ならいざ知らず、片側崖になっているようなあの地域に住んでいて、昔は杉の林業で栄えていただろうに輸入木材のせいで廃れ(これにグラフなんかが載っている。しかし、グラフに対する分析のしかたはどうかと思う。たとえば需要の停滞、という見方。直近のデータを見れば、木材需要は最初よりは増えている。外材の供給量に押されているとみる方が自然だと思う)、農業だけでは林業とほとんど同じような理由で生活もできない。公共事業でもやらせないとカネが回らない。しかし、環境は壊されていく。長期的な視野で地域経済の立て直しをしないと田舎は廃れるばかりじゃないのかなあと思いながら、あのバスに乗って運転手とも話をしていました。


 長い一日が終わりました。このあと、21時半発の夜行バスに乗って東京に戻ります。
 前二日はくもりや雨でなかなか思いどおりにはならなかったけど、久しぶりにふうたろうらしい旅ができたような気がします。やはり、旅行者なりにではありますが、「下界も山」という位置づけで歩かないと、どうしても地に足がついた山行ができないように感じます。もちろん、非常に大変ですがね…。
 #178三嶺クリア。
 #31剣山2度目クリア。


天気:晴れのちくもり(高知県香美郡物部村・徳島県三好郡東祖谷山村・美馬郡木屋平村・穴吹町・徳島市)

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