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ポスト・ノロ(じと目

2012年 12月 9日

 昨日の夜はストーブの前から布団の中に移動する気力もないまま寝ていました。そして夜になって、一通の電話が入ったもののほとんど何を喋ったかの記憶もなく、寝ぼけながら布団に移動したのだけを覚えています。しかし、そのとき、驚くほど胃の具合が良くなっていたのだけははっきりとした記憶が残っています。これがまさに消化器の修復力の早さでしょう!
 今朝になって、昨日までの地獄はどこに行ったのかと思うほど症状のかけらもなし。熱も下がり、嵐は過ぎ去った…か?


 ところで、昨日付の日記では感染の外的要因を列挙していましたが、内的要因で一つだけ考えられることがあります。それは、不規則的な睡眠です。寝るのは1時を回り、2時頃に至る。起きるのは8時、まれには9時を回る。出勤に遅刻しなければいいというものではありません。
 実は、1988年12月14日(9歳)の時も、2005年12月30日(26歳)の時も、確実に睡眠リズムが狂っていました。恐らくは1989年1月23日の時もそれに近いものがあったでしょう。1999年4月6日の時は近くに感染者がいたのでその限りではなかったかもしれません。2000年1月17日は近くに感染者がいましたが、5日前の自転車の事故で歯が折れてひどい顔になっていたためマスクをしていて感染を免れたのかもしれません。
 なお、2005年12月30日の時の感染は、マスクを厳重にしていた覚えがありますが、アッサリかかりました。接触感染の可能性が上がります。ノロが猛威を振るった翌年の2006年は、マスクなんてしなくても全くかかりませんでした(満員電車に毎日揺られているにもかかわらず)。
 今年は例年より寒くなるのが早く、しかも猛烈な寒さになっています。免疫力が寒さで低下するところに、さらに睡眠リズムの崩壊で体力を下げたことが感染を容易にした原因かもしれません。
 なお、ノロウイルスの感染では、空腸の腸壁がはがれ落ちるなどの状態が見られる、とのことを、Wikipediaか何かで見たことがあります。ふうたろうのしばしば起こる"胃のむかむか"は、実は胃や十二指腸の異常にあるのではなく(胃カメラを呑んでもそこに異常はない)、もっと下部にあるのかもしれません。それが器質的な異常なのか、機能的な異常なのか、に限らず…。


天気:晴れ時々くもり(東京都板橋区)

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