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BSE事変

2006年 8月 7日

 今朝、市役所に寄ってから職場に行きました。国税の課税証明書を…ん?今気が付いたけど、送ってしまったのは、「県・市民税」の課税証明だったような…!!と、もう書類を送ってしまってから慌てても遅いので、また今度、送り直すしかない…。で、暑さに悶えながら、家に自転車を置いて、出勤。途中、潰れた常総生協の建物跡を見ていきました。

 帰りの日暮里駅。夏なのに夕焼けがヤケにきれいです。台風が近づいているので、「嵐の前の静けさ」か。

 なお、ISOやシャッタースピードをマニュアル設定できない僕のカメラでは、手ぶれがひどいので、日暮里駅渡り廊下の窓枠に置いて撮りました。アングルが最悪ですが、しかたありません。

 ニュースで、アメリカ産牛肉の輸入解禁が決まったと言っていました。これはひょっとするとものすごく古いニュースなのかもしれません。とりあえず、政府は、全ての箱に危険部位が入っているか否かをチェックするようです。
 でも、そんなこと出来るんでしょうか。背骨くらい分かり易いものなら良いですが、組織の一部や、飛沫なんかがくっついていたら…?だいたい、そんなことをしないと食べられないもの自体がおかしい。火を通しても消えない(消えにくい)毒だそうです。なぜ無理してまで、そんな危険性を消費者がつかまされなければならないのか。
 それに、『プリオン説はほんとうか』(講談社 福岡伸一著)には、プリオン(タンパク質)が病原体であるという説には矛盾があると書かれていました。臓器(脳や唾液腺、脾臓)などに存在する異常プリオンタンパク量と、その「感染」した臓器の感染性(感染した臓器を別のマウスに与えた時の感染性)の間に必ずしも量的な相関がなかったことはその最たるものでした。それに、僕が思うのは、「プリオンが病原体」であることを証明した話をまだ聞いたことがないのはなぜかということ。いつか、北海道の試験場で成功したというニュースがありましたがソースが見つからず、僕以外にもぼやいている人のブログを見たことがあります。
 しかし、ここでプリオンが病原体であるかはこの際脇に置いて、今アメリカの牛肉を輸入する必要はありません。ニュースで、「一人暮らしには安いのはありがたいけど、不安が残る」との若い女性の言葉は印象的です。変異型CJD(クロイツフェルトヤコブ病)になってからでは遅いのです。経済格差と負担増で苦しむ国民に、安売り商戦でアメリカ牛肉を売りつけるのはやめてほしい。

 帰り、「無印良品」で、裾上げを頼んでいたズボンを受け取りに行きました。なんだか、昨日もいた店員さんが「少々お待ちください」の後、バタバタと慌てていましたが、僕は椅子に座らせてもらって、『さとこ先生のホームルーム』を読んでいました。子どものこと考えている時、少し優しくなれる気がします。

天気:晴れ時々くもり(茨城県取手市・東京都板橋区)

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