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どこかで人を選んでいる

2006年 9月 7日

 今日の仕事。その前に、朝、腹が痛い。トイレに行って判ったことですが、昨日の昼に食べた激辛のシシトウがアタリました。まさかここまで強烈とは。
 トイレに隠っていたせいで、職場には20分ほど遅刻。情けない。

 まず、ちょっと今日は思うことがありました。電車の中で、取手駅から家に帰る道で、その他諸々いろんなところで、僕は人を選んでいるんだな、と。いや、選んでいるというか、拒否反応を示すのが早すぎる。もう少し余裕を持って、時間をおいてその人を見てみれば違う見方ができるって、頭では判る。その気力が湧きません。「どうせこいつは判らない」なんてどこかで思っている。でも、よく考えてみれば、そう思われた相手にはきっとそういう態度は伝わるんだろうな。社会の矛盾に怒りを感じたり、子どもたちの幸せを願っていたりする一方で、そういう態度。なんか矛盾しています。本当に怒っているのか、本当に願っているのか。
 7年前に亡くなった叔父が、僕が中学か高校の頃に言っていたことを思い出します。
「人の間違いを許せる人間になれよ。」
 今になって改めてずっしりと感じます。どうしてこんな一言を貫けないんだろう。博愛の精神とはこれをいうのか違うのか判りません。けども、そんな「理想」は実現の努力をしたい。どうしたらいい?
 自分自身や人から、自分が愛されるようになることが大事だと誰かは言います。しかし、それがまた非常に難しい。いや、正確には、それを実感するのが難しい。自暴自棄、友だちにいつでも悩みを相談できない、完璧・能力主義…、自己肯定感が足りないね!人の幸せを願う前に自分の幸せを願えというのは、または本当の意味で「自己中心的」になることは、ある人の掲示板にもあった言葉ですが、改めてなるほどと思えます。


 今日の仕事は昨日準備していた、抽出率を測定する試験です。「添加回収試験」と言います。まったく新しい方法で、作業も煩雑。非常に苦労しましたが、なんとか19時頃に終わりました。でも、まだこれからしばらくはこれを続けなくてはなりません。そのさなか、撮った、「ミニカラム」です。

 左はC18という種類、右は名前が長いので書きませんが、炭素の粉とまた別の樹脂が入っています。
 左の樹脂は本来白色ですが、試料の色が吸着されています。右の黒はもちろん、炭素の色です。

 8日の夜から八ヶ岳に行きます。今度はひとり旅ではなく、職場の仲間と。どういう旅になるのか、そもそも、晴れてくれるのか、はてさて…。

天気:くもり一時雨、夜は時々晴れ(茨城県取手市・東京都板橋区・豊島区)

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