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10歳の頃とは同じではない

2014年 8月 16日

 今日はお休みですか?
 まあ、自然回復力で昨日・一昨日よりはマシになったかもしれないですね(真顔
 とりあえず、夜中に気分の悪さで目が覚める症状が全くないのでそれだけが救いです。
 で、これ、クルマのフロントガラス越しに見ている風景です。向かっているのは北九州空港です。


 あれ?くうこう?
 マルハンという看板が見えるけど…(じと目


 ええ、叔父が、時間があるというので小一時間(実際は1時間過ぎていたかな?)パチンコを嗜んでくると言うのです。
 ふうたろうにとって、こういう大型商業施設の並ぶところは正直腹一杯ですが、これは社会見学だと思って、活かさねば(`・ω・´)キリッ


 しかしHPがたりない(没
 宇佐の方は雲が多かったけど、こっちは晴れていますねぇ…。雨降っていたら散歩すらできなかった…


 どぶ川(石神井川よりきれいだけど)の横に咲いていた花です。何かなあ…


 北九州空港。ここで、従姉妹のMamたちを迎えます。この大勢の中から探し出すのはなかなかですが、知っている人の顔というのは、意外と浮き彫りになって見えるものです。


 その帰り、うどん屋でメシを食って(食い切れなかったけど)、宇佐市内の戦跡巡りをしました。掩体壕(えんたいごう)という、飛行機を敵国機から見つからないようにするための格納庫みたいなものですが、当時のアメリカ軍の航空写真を見ると、この掩体壕のある付近一帯(当時は軍事基地です)は空爆の痕だらけです。飛行機を守っても人の命は守れそうもありませんでしたね。


 っていうか、こんなもん撮ってる暇があったら、その、空爆の写真の画像でも撮っておけと。
 HPが足りないふうたろうなのでしかたありません。


 ここはまた、ひとりで自転車ででも来ようかな。


 さて、宇佐の家に戻ってきたら帰り支度をせねばならんのですが、ずいぶん手間取りました。帰る前に自転車で散歩しようと思っていましたが、なんか雲行きがアヤシい。


 土砂降りになっている場所は見回してもなさそうだけど…
 っていうか、遠くまで空の状態が見通せるって、素晴らしいね…それにひきかえ(略


 そういえば、Mamたちは岳切渓谷に行くとか言って、叔父の車で出かけていきました。方角的にはこっちだけど、雨に撃たれてんじゃね?


 さっきまでの晴天はどこに行ったのやら、と思いながら、長洲の海岸に出てきました。この海岸、ボーッとするのには最高ですよ。ふうたろうの家の近くには(略


 海鳥たちが縮こまっています。


 暗黒の世界ですね…。でも、これよりも暗い世界に戻るんですよ、これから。


 墓場。まあ、そこまで暗い場所には行きませんけどね…


 この辺りは散歩に最適です。山を歩くには体力がいりますが、この辺りはチャリでもうろつけるので楽です。


 たった4日前、あの山にいたんですよね。いや、4日も前か。まだ13日の日記を書いている今日の段階を思うと、本当にこの16日付の日記に着手するのはいつになるのやら(20日着手です)。


 北の方を見るとまだ青空の区域があります。陸地も見えます。竹田津港から2時間でいけるところに徳山があるということは、あの陸地は山口県でしょう。


 夜のさんふらわあ号出航まで2時間12分。久しぶりに25年前のトラウマが蘇ってきますよ…


 今夜は大阪に向かうフェリーですが、東京に戻るのが最後です。東京に戻りたくねぇ…もちろん大阪にも(滅滅滅
 25年前、本当に8月の終わりのツクツクボウシと日暮れの早まる感じがトラウマだった…


 でも、ふうたろうには今のところ、暗黒道しか道はない。


 「未来に残そう澄んだ空気ときれいな水を」ですか。たぶん、現実(自然と社会)は人間の成長を待ってはくれないでしょうね。そんな気がします。


 自転車をKばあちゃんの家に返してきたら、宇佐の家に戻ります。


 雨が降ってきていますね。結局、雨の止み間を縫うような山行だったけど、梅雨の末期のようなお盆休みでしたね…


 叔母に別府港まで送ってもらいました。電車と歩きで行こうと思えば行けますが、港までのルートは決して交通の便が良いとは言いがたいです。


 叔母に別れを告げたら、これでトラウマも最高潮です。この、夜の別府港を見て、さんふらわあ号のエコノミー席で、ふうたろうは泣きわめいていましたね。隣にいながら10歳のふうたろうを相手にしてくれていた(パズルをして遊んでくれていた)兄ちゃんも、困ったろうなあ。今のふうたろうと同じくらいかもう少し下くらいだったかなあ、当時で。
 もし、ふうたろうの隣に、"幼少のふうたろう"がいたら、何と声をかけてあげるかなあ…


 ふうたろうの拠点には誰もいません。離れたところに友人は散在しますが、ほぼ会うことはないですし。
 しかし、それはふうたろうが色々退けてきたことのツケですね。その代わりに、今のひとり旅スペシャルを満喫しているとも言えますし。


 だから、今のふうたろうは泣きわめくことはありません。退けてきた分、楽しむのです。
 ところで、船のバイキングは高いですね。それでも、大洗から苫小牧に行くフェリーに比べると、中身は充実していると思います。
 なお、胃もたれするので、ご飯類は少なめで夜露死苦。


 売店でさんふらわあのTシャツが売ってあったので買いました。1枚1500円なら、まあいいかと。でも…


 ヌオッ(゚Д゚;)
 これは限りなく女物に近い…(滅
 まあ、いいけどね…(遠い目


 メシを食って戻ってきてから、隣の席にいた若者と日付が変わるまで喋っていました。まあ、それは色んなことを色々と。ふうたろうの活動の話も含めて色々と(真顔
 もう今は、10歳の頃とは、同じではないのです。ただ庇護されていただけの10歳の頃とは。


 明日の朝早くには大阪南港に着いているでしょう。学校給食に怯えることもない今となれば、南港は恐怖の対象でこそないはずですが、やっぱりあの場所は好きにはなれないので、できれば近寄りたくないものです。両親がいるので行くだけです。盆と正月の旅も、この大阪寄りがなければ、もう少しゆっくりできるかも、とか思ったりはしますが、何かのついででもなければ寄ることもあるまい、とも思います。仕方ないですね…


天気:くもり時々晴れ、夕方一時雨で強く降る(大分県宇佐市・別府市・福岡県京都郡苅田町・北九州市、国道10号線など)

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