望みのない道(宮之浦岳【永田歩道コース】:鹿児島県)
産業廃棄物運搬船が7時になって宮之浦港に到着。船から降りたふうたろうの頭上に真っ黒な雲が移動してきて、とりあえずシャワーを浴びせます。
日は昇っているはずなのに明るくならない。明るくならない代わりに夏の夕立のような雨が叩きつけます。
ふうたろうも、どうするの?
とりあえず雨が止むまで、ふらふら。8時40分のバスに乗っても、公共交通限界地の永田バス停で雨が止むまで待つことになるので、Portalもある宮之浦港周辺で待つことにします。
‥ふうたろう、屋久島に来たんですよね?雨以外、屋久島を表現できるものがないのですが(じと目
誰もいない神社境内。ここは益久神社(やくじんじゃ)というそうです。まあ、Portal取ったら二度と来ることはないでしょうな(フラグ
この最悪な空、もう、途方に暮れる以外することが無いですね(滅
10時発のバスで永田に行きます。ふうたろうの今回の宮之浦岳撃破劇は、永田歩道に始まり湯泊に終わります。
バスで流れて永田川。山の方はひたすら(Θ_Θ)どよーんです。そして、断続的に雨も強く降ります。
雨が止んだ隙に出発。11時21分永田バス停発です。7時に港に着いて4時間後、か‥
懐かしい横川渓谷(よっごけいこく)。2007年8月15日、行って泳いだな‥あの時はいろんな人とのふれあいを大事にしていたっけ‥
あの時は晴れていたけど、今日は無情の雨。横川渓谷も増水していて近寄れないでしょう。
トイレ。ちょっと用を足しておきましょう。それにしても、誰もいませんね。
一人でも、楽しもう。それをやめたら、旅の意味はもう無くなる。
すぐに登山口が現れます。でも、ちょっとこの辺り、指導標が足りませんね。地図の場所ともビミョーにずれているし。
さて、久しぶりのガチ登山。思えば真昼岳・女神山(秋田県・岩手県)以来ですよ、泊まりがけの山行なんて。しかも、今回の宮之浦岳は、上は雪が積もっているという噂です。
鹿之沢小屋、10.7kmだそうです。今日中の到着は絶対無理です。
ヌオッ(゚皿゚;)
土砂降りの雨と雹がっ!!(滅滅滅
ふうたろうはフルザックを盾にして身を守りますが、フルザックの防御力はそんなに高くありません。
雨が少し弱まった隙にカッパを着ます。が、それ以降、ほとんど降ることもなく。
これが原生林。素晴らしい森ですね。
‥天気が良く、快適であれば、そう思うこともできたはずです。
雪が出てきました。上はどうなっているのかなあ‥
さっき、雹が降っていたので、上の方はそれが積もった状態になっているでしょうか。
茫然自失のまま登り続け、土地が平らになったところで、いいかげんテントを張ることにします。鹿之沢小屋なんて、朝イチで出ても行けるか、こんなもん(歯ぎしり
夜はいつものチャーハン。スパムとスパイスはレギュラーで、今回はパセリ(鹿児島県産)も入っています。
明日は宮之浦岳を越えて石塚小屋辺りまで行ければと思います。明後日、早めに湯泊歩道を下山で盤石。まあ、巧くイケばだけど(でっかいフラグ
天気:くもり時々晴れ、雨または雹、一時強く降る 夜は時々晴れ)