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逃病生活10日目~相手がいてこそ

2015年 3月 14日

 ‥というわけで、すさまじいゲストハウスだったので、脱走を謀りました。朝起きたら着替えて管理人探しから始めて、運よく数分で見つかったので、心にもない嘘をついて、逃げました。
 幸い、キャンセル料を取られずにすみました。それだけは感謝‥。


 しかし、脱走しても、苫小牧市はふうたろうのシャバではありません。あの、信じられない程重い荷物を担いで、苫小牧駅。もちろん、沼ノ端から苫小牧駅まで歩くとか、鬼畜なことはしません。
 観光協会に飛び込んでみたものの、ふうたろうがじゃらんで得ていた情報以上のことは手に入らず、結局スマイルホテルになだれ込みました。この時、ふうたろうの表情はスマイルとは程遠いものでありましたが。


 フロントのお姉さま二人がかりでふうたろうのキタナくて重い(KO)荷物を預かってもらって(チェックインの時も合わせると、合計4人が犠牲に)、チェックインまでIngressに出かけます。どうせ、これ以外することありませんし。


 しかし、ふうたろう、Ingressがなかったら、結構今回の療養、苦行だったでしょうね。Googleに足向けて寝られないかも(遠い目


 苫小牧市にはMissionが5個あるようです。作ってくれた人、ご苦労さまです。
 で、最初に目をつけたのが、浜辺を回るMission。回るというか、通り抜ける感じだけど。メダルが浜辺の風景を切り取ったものなので、いいじゃないか( ゚д゚ )クワッ!!
 この浜辺から、洞爺湖などのある方の、まだ名も知らない山々が見えます。いずれはあの辺りも撃破しに行くのですけどね。
 ふうたろうの登山とIngressとはとても似ていますね。


 マックロな雲が北西から押し寄せてきています。天気、まさか崩れる気じゃあるまい?


 ひとつ目の浜辺のMissionが終わったら、自分で作った追分駅の鹿公園Missionを試しにやってみようと思って、電車の時刻を調べたら、2時間くらい後でした。なので、もうひとつ市内のMissionで遊ぶことに。
 でも、この景色見ていると、雪山にでも来ているみたいですね。


 ふうたろう、こうやって遊んでいるけど、罪悪感がないわけじゃないんだよ。24時間ずっと療養しているわけじゃないんだから、と、自分に言い聞かせながら、やってます。


 遂に雪が降ってきました。苫小牧市って、太平洋側のはずなのに、何か昨日から雪まみれになってばかりのような気がするのはなぜ?


 2つ目のMissionが終わったら、苫小牧駅へ。それでも小一時間時間がありますね‥


 北海道(札幌市中心部を除く)のIngressは、ふうたろうの行動パターンによく合います。そこに名所がなくても、写真の撮れそうなところならどこでも出かけていくふうたろうですから、Portalに身を任せることほど楽なことはないです。
 着いた追分駅、驚くほどの晴天です。


 昨日栗山から沼ノ端に来るときには、まだ青が残っていた追分駅周辺、緑の人たちが警戒したのか、ガッツリ防御態勢に入っています。ぜんぶ緑になって、Portalの防御力を上げるアイテムを入れています。
 ふうたろう、そういうことされると燃えるタイプです。弾が尽きるまで、汚物は消毒じゃー!(違


 さて、ふうたろうが自分でやるために作ったMissionですが、既に地元の人達が挑戦してくれているようです。でも、4人のうち2人が諦めているのでどうしたもんかと思っていたのですが‥


 この広大な雪原の中に、無数の対象Portalが埋もれているとなれば、さすがの北海道民も裸足で逃げ出す、ってか?
 え?ふうたろう?
 余裕です!(`・ω・´)キリッ


 ‥とは言え、さすがに股まで踏み抜くようなレベルの積雪があるところだと、通行は困難です。うまく踏める場所を探していくのがいいかと。
 ところで、この辺りはほぼ全て緑のPortalでしたので、ぜんぶ破壊しながら進んできました。
 この程度の雪なんぞシールドの役目を果たさないということを知りなさい(黒笑


 それにしても、この鹿公園、好きだな。積雪してると、本当に山を歩いているような気分になるんだもん。
 このMissionは、ふうたろうの、ふうたろうによる、ふうたろうのためのMissionだったりして(黒ハート


 除雪されている場所がありました。たぶん、Missionを発見して頑張ろうとしてくれたプレイヤーたちも、ここまではきっと来てくれたんだろうと思います。でも、圧倒的な雪の前に‥
 それでも、クリアした人がいるんですよね。すごいです。


 下界に居ながらにして山歩き気分を楽しめるこの素晴らしさ。東京では死んでも味わえない。


 北海道こそ、Ingressの本場だ(`・ω・´)キリッ


 ‥と、上がるテンションに、破壊活動も活性化します。弾が尽きるまでやるぞ。


 でも、腹が減ったし、薬を飲まなければならないので、ちょっと休憩。


 さて、ふうたろうのMissionも締めです。Missionの形としてはいいと思うのですが、最大の問題点は、Portalの位置がずれていることだと思います。ちょっとそればかりはどうしようもないですが‥


 追分駅周辺には、Portalがいっぱいあります。中板橋駅の周りより多いんじゃないかな、案外。それに、中板橋を歩くよりずっと楽しいし!


 最期、駅に戻る前に、もう一度雪原に立ち寄っておきます。
 ‥心が満たされます。幸せなんですよ、こういう場所にいることが。


 でも、それは、その幸せな気持ちを、どこかの誰かが共感してくれると思っているからこそ、味わえるのかな、とも思ったりします。でなければ、このブログは存在しないし、写真だって撮らないかもしれません。自分一人しかいない世界であれば、記録には何の意味もありませんから。


 人間の、人間社会の、めんどくささ、しんどさ、弱さに辟易していながら、その人間と社会にすがって生きる自分が情けないと思っています。でも、本当はそれにすがって生きるのが人間であるはずです。


 生き方を問いなおすというのであれば、変わるべきは自分‥
 でも、変わるのか、そんな性格が?というか、変えていいのかすら、解らない。
 でも、いつか自分で言ってたっけ。自分の弱さを認められないと、他人の弱さも認められない、とか。逆もそうなのでしょうね。


 駅の東側に戻ってきてからもいくつかご挨拶しておきます。
 ‥結局、追分では45個くらい潰したかな。1月に長野県上田市に行った時の上田城の時なみにやり込みましたね。
 やっぱり、敵Portalの多いところのほうが楽しい。


 Ingressは不思議なゲームです。相手チームがいないと、自軍チームは絶対強くなりません。実際は陣地の取り合いを延々と続けるわけですが、ある意味共存しているところがおもしろい。そして、MissionやPortalを創りだすのは、両軍ひとりひとりのプレイヤー。敵も味方もありませんね。
 ‥深いゲームです。されどゲーム、ですけどもね。
 UC:0(排便無しで確認できず)
 FD:1時々2


天気:晴れ時々くもり、一時雪(北海道苫小牧市・勇払郡追分町、室蘭本線など)

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