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山Portalの案内人(日光白根山【丸沼高原~湯元温泉コース】:栃木県)

2015年 5月 17日

 4時起床。夜中は周囲一帯ガスりまくっていてどうしようかと思ったけど、泣いていても始まらない(何)から起きます。まあ、ある程度晴れていたから起きたんだけどね‥
 そして、昨日は食べなかったコゴミ、それからナイフを使わなくても分割できるアスパラガス、唐辛子とにんにくを炒めます。


 そこに、水でふやかしたパスタをそのまま投入してさらに炒めます。水分が足りなくなってパリパリになりそうなら、戻し汁(?)を加えてやればいい。麺が透明になるまで(糊化するまで)炒めること。


 薄雲漂っているように見えますが、どうやら晴れたようです。天気予報ではあれほど晴れ予報だったのにクモッてたらどうしようかと思っていたところでした。よかったよかった(真顔


 大日如来のPortalにもう一度行こうかと思ったけど、結局電波がタヒんでいたのでそのまま白根山に向かいます。こうなったら、山頂Portalに賭けるしかありませんからね。


 西側の斜面を登っているのでウスグラいのなんの‥


 雪が出てきたり消えたり。けっこう忙しい道です。


 木の隙間から西の方に広がる山が見えます。


 ちょっと大きな谷を通過します。
 なお、今回は樹林帯コースを辿っています。奥白根山(中央火口丘)の登山道は4本ほどありますが、他のはだいたい行きましたので。


 谷は雪崩やら土砂崩れやらで樹林が剥がされているので、展望が良い。でも、かちかちになった雪がこびりついていて、ツルッと逝ったらオワッてしまいます。


 樹林帯コースは南にトラバースしていくように道をとっているため、これでも急坂は避けているのですが、それでもきつい。せめて日の当たる午後に通りたい場所ですね‥


 色々直登したくなりそうな場所があるので、ロープで誘導している場所も多いです。


 しかしここ、よく見ると、デッカイ岩が転がっていった痕があります。
 そういえば、昨日の夜か今朝か、落石の音が響いていましたっけ。


 雪の斜面で大破した軽アイゼン発見。こんな弱そうなゴムで、これほど体重の掛かる急斜面の雪を克服できるんかいな‥


 そろそろこの樹林帯、抜けたいです。


 雪があればどこからでも登れそうですが、奥白根山でそれをやるのは危険だと、2009年4月に行ったふうたろうの亡霊が申しております。


 展望、少し良くなった、‥いや気のせいか(棒読み


 樹林帯が切れてきました。


 単品で見てもよく判りませんが、あれはひょっとしたら至仏山でしょうか。


 そして今日はじめてのおひさま(はあと


 Sigmaの弱点の一つ、光の干渉、か。Nikonの場合、これでもうまく撮れます。でも、カメラ2台とか、いらん。


 コバイケイソウの芽です。霜が降りています。


 樹林帯が完全になくなりました。


 いや、たまにシャクナゲがありますか。


 右から、至仏山、谷川岳、上州武尊山、かな?


 最後の急坂です。たぶん。


 奥に皇海山が見えます。この白根山から続く錫白尾根を、いつか歩いてみたいものですね。どちらからでもいい。白根山からのほうが楽かな?


 山頂近し。Ingressのナビも120mほどを示しています。


 そうそう、そういえばここ、山頂付近の数少ない雪渓です。結構硬くてアイゼン無しではなかなか厳しい。


 いかにもスゴいところを歩いているかのようなハッタリの図(何


 アイゼンを履くのがベストだけど、短いので履くのがめんどくさくて(←こら


 いい写真、撮れそうで撮れない。


 う~ん‥


 山頂(微妙にふたコブになっている)の神社。


 リアル山頂もPortalもあちらです。ん?誰かいますか?


 日光白根山、3回め登頂です。Portalがふうたろうを呼び寄せましたね。というか、Missionの下見ですけどね。
 ところで、さっき山頂にいた兄ちゃん、福島県から来たと言っていましたか。ふうたろうの日本300名山ラスボス(何)が会津朝日岳だというと、よく知っていたようですから。


 彼はその後すぐ、颯爽と下山、おそらく宣言通り、日光男体山に向かったことでしょう。


 日光白根山はいい山です。そして、ふうたろうがかつて、一人で泊まりがけで行った最初の日本百名山ではないですかね。


 さっき山頂で不安定な電波に苛つきながらPortalを取っていたので写真を撮り忘れていました。


 日光白根山、こんなに景色のいい山でしたっけ。2005年10月に登った時はひどい天気で、2009年4月に登った時は全然余裕なくて‥
 見えている山は左から燧ヶ岳、会津駒ヶ岳です。


 ふうたろうにとっての懐かしい景色。山の朝はもう5ヶ月ぶりですから。


 今日は、春にしては見通しの良い空です。それでも梅雨の中休みの少し涼しい日に比べると、まだまだですけどね。


 急な下りが始まります。そういえば、ここは上りに使ったことはありませんね。


 2009年4月に登った時、ここ、道がわからなくて大変でしたね。


 しかし、これだけ見ていると、ずいぶんハッタリ臭い。そんなに怖い場所じゃないんですけどね。もちろん、ちゃんとした装備と心構えがあれば、の話ですけど。


 文明なしの風景、すばらしいですね。大阪にいた頃、こういう風景を知らずに過ごしてきて、奥穂高岳に初めて登ったあの1995年8月3日と4日、山の良さを0.01%くらい知ったのです。今でも晴れた朝のガレ場の石の音が忘れられないのです。


 今、あの時の初々しさはもうないでしょう。朝起きた時に小屋の他の登山者が食器どうしを当てるときの音にときめいたあの時の初々しさは。


 でも、今は今の美しさの視点を持っている。だから、登り続けるんではないかな?


 同じ山を何度も登ることについて、ふうたろうは一期一会だとずっと思ってきたから、否定的でした。でも、一期一会の山があってもいいし、何度も登ることがあってもいい。二者択一の世界ではありませんから。


 日光白根山は3回目。最初の1回目と2回目は同じでしたか?2回目と3回目は同じですか?
 ‥絶対違いますね?なぜなら、その間に、色々な認識が変わるから。2週間後に行っても変わるかもしれませんよ?


 まあ、ふうたろうの場合、いろんな場所に行きたくて、物理的に一期一会になりがちということもあります。でも、それを「選択」するのか、それに「限定」するのかは、大きく違いますね。


 例えば1回目の登山の時、2005年10月9日、燧ヶ岳を知っていましたか?シャクナゲの木を知っていましたか?雪山さえ登っていませんでしたね?
 3回目、日光白根山に戻ってきた今、あの時より300以上の山を登ってきた。同じなわけがない。


 ふうたろうは思っています。
 「日光白根山ってこんなに景色良かったっけ?」


 山の数は有限ですが、経験の数は無限。問題は与えられる時間が有限であること。


 ふうたろうが党活動で教わった弁証法と唯物論(科学的社会主義の哲学)は、登山が最も明確に実証してくれています。


 ‥と、そんな大仰なことを考えて降りてきていたわけではありませんが、山にのぼるときのふうたろうの心構えの一つとして、あります。


 さて、弥陀ヶ池に降り立ちましょうか。あそこを通らないと湯元には行けません。


 何か、写真のチョイスを間違えたらしい(じと目


 弥陀ヶ池。曇ってもなければ凍ってもいない弥陀ヶ池。


 雪解け水で水量が増えているのでしょうかね。


 おっちゃんが一人、菅沼コースから登ってきたのだが下りをまたトラバース気味の雪道を行くのが辛いので、谷を降りていけないかな、と聞いてきました。
 まあ、ふうたろうも行ったことないし(バス便ないし)、スパルタ的には自分で行って確かめてこーい(笑)ですが、地図を見ればゴルジュになっているのは一目瞭然で、ふうたろうならパスです。


 ふうたろうのザックが見えます。久々の110リットルザックですね。


 今日は風が強い。湖面が波立っています。


 (植物は)折らず取らず自然のまま鑑賞しましょう
 植物を取る、といえば山菜か。この辺りの汚染はどうなんでしょうね、放射能。


 さてと、五色山を越えないといけないので、また登りますか‥


 うん、まばらな針葉樹に‥


 かなり乾燥化が進んだ湿原、ですかね?


 うん、いい景色です。2009年4月も同じ所通っているはずだけど、覚えてませんね。あの時は下界でもゴタゴタしていたし、山も凄くハードでしたから。


 まだ北海道の地図すら載せきっていない気がしますが、いずれこの日光白根山の地図を掲載するときに、この場所を記載します。
 この場所、五色沼がきれいに見えます。


 五色山も見えますね。


 日光白根山は裾が欠けます。そもそも近すぎてでか過ぎて、写真に収まりませんから。


 そしてまた下り。日光白根山(奥白根山)から湯元に抜けるには、かなりのアップダウンを強いられます。


 はい、また上ります(真顔


 でも、五色山の肩辺りまで来ると、白根山の全貌がよく見えるようになります。


 五色沼の青がきれいです。沖縄の海とは違うけど、違うきれいさです。


 ルートがえぐれていますね。踏みつけによって植物が枯れる。多くの人が登れば、やっぱりそうなるのでしょう。だけど、登山者の制限とか、したくないですね。どうするのがベストなのでしょうか。


 登山者の数を制限するより、分散させたほうがいいと思います。ふうたろうが行ってきた山には有名な山も無名な山もあります。でも、それぞれにいいところはありますから‥


 笹原とまばらな高木。芽吹いたら最高でしょうね。


 一つの山を極めるのも、悪くないかもしれない。でも、ふうたろうはたぶんやらないだろうなあ‥。移り気だから(黒ハート


 雪は解けているのだから、新緑がほしいところですね。


 手前のあの木は立ち枯れかな‥


 晴れてたら、心に余裕があったら、こんなにいい場所だったんですね。


 今まで低評価を下してきた数々の山も、何回か登り直せばいいところが見えてくるのでしょうか。まあ、IngressのPortalも増えてきているから、行くことになるでしょうね。剱岳とか伊吹山とか大台ヶ原とか(略


 五色山到着。今まではここから中ツ曽根に向かって下山していきましたが、今回は湯元コースを下りましょう。


 日光白根山と五色沼をゆっくり見られますしね。


 女峰山と男体山。夫婦の山。リア充爆発しろ(黒笑


 ‥とか言ってたら、電波が一瞬入って通知が来ました。Guardian候補生の一つだった宮之浦岳山頂のPortalが相手陣営の手に落ちました(滅滅滅
 何たる悲報(涙


 ま、ふうたろうにとって必要なのは、Portalの維持よりも色んな所に行くこと。どんまいです(震え声


 ああ日光白根山と五色沼がきれいだなあ(棒読み


 距離自体はそんなに長くないんだけどね、ガーディアンがー(ブツブツ


 まあ、取った相手はガーディアン(Portal維持日数)が20日にも満たないから譲ってやるか(訳:ちくしょーやられたー)


 うおおー( ゚д゚ )
 風が強いぞうざいぞー( ゚д゚ )クワッ!!


 さ、どんどん進もう。湯元温泉や戦場ヶ原でコンバットするんじゃー( ゚д゚ )クワッ!!


 というわけで、ばいばい。


 ‥これから厄介なのは、あの湯元までの急坂が雪で埋もれているかどうかです。あの北斜面の急坂が雪だらけだと、下るのにかなり手こずりそうです。


 この道は下りに使ったことがないので、この景色は記憶にありません。いや、ただ見ていなかっただけかクモッていただけかもしれませんが。


 右・中禅寺湖。
 左・男体山。
 そういえば、白根山山頂で出会った彼は、男体山に無事着いたのでしょうかね。


 湯元に向かいます。


 意外と雪が無いですね。


 でも、雪のあるところを歩きたい。展望がいいのです。


 連日暑い日が続いているのに、この辺りは新緑も芽吹いていませんね。


 シリセードが怖いので、足の裏で滑ります。シリセードするとそのまま奈落の底まで行きそうで。


 というわけで、そろそろ道を更生しますか。さっき歩いていた尾根は間違った道なので。


 尾根沿いにはっきりした踏跡が続いていることがありますが、すぐとぎれるはずです。この辺りはほとんど巻き道ばかり。まあ、ヤヴこぎすれば無理やりにでも行けなくもないけど。


 まあ、こんな感じです。日光白根山まで来てわざわざウボァー(゚Д゚)する必要もないでしょう。


 ここ、まっすぐ進むと外山に向かいます。でも、今はいいや。


 さて、急坂開始。


 勘違いしがちですが、本当の急坂は下りがきつい。息は切れませんが膝に負担がかかりますから。


 見えているのは何山ですかね。一本道で地図を見ることもないので、特に確認もせず‥


 ルートははっきりしています。


 いつの間にか新緑の森が美しく。


 ルートが変更されていて、沢筋に出ます。おそらく元あった道が何らかの理由で崩れたりしたのでしょう。


 ん?(・ε・*)
 こんな碑、見たことないや。最近建立されたのかな?


 雪の上なら足の裏滑りでラクラク。


 でも、砂防があって足止め。


 急坂終わりです。


 スキー場を抜ければ湯元温泉です。


 湯元温泉のPortal群がいよいよ見えてきました。


 ‥というわけで、バス停に行くまでにあるPortalを潰していきましょうか。Missionもあるし。


 JR日光行き(東武日光駅は必ず通る)のバスはほぼ30分に1本あります。しかも、よく見ると光徳経由のバスが15時台くらいまではあります。戦場ヶ原のMissionができるかもしれないっ!


 とりあえず、湯元温泉付近には大量の緑Portalがあるので全潰し。ふうたろうはガーディアンよりもUPV(初めて訪れたPortalの数)とUPC(初めて取ったPortalの数)のほうが大事なんですっ(震え声


 ええいっ!みんな焼き払えー!!(何


 この傾いた橋の向こうにもあるぞー!もっとも、MissionのPortalだから必然的に行くことになるんだけどね。


 ここ、湯元温泉の源泉らしいです。ここがPortalになっているのです。こんなアクセスしやすいところでは絶対ガーディアンなんて取れません。ふうたろうみたいなのは必ず襲います(黒笑


 湯の花がゆらゆら。


 毒ガス直撃はいやです( ゚д゚ )


 ガスがぽこぽこ。いや、もうちょっとゆっくり写真撮影したいですね。Portalが多すぎるのも困りモノですね。


 湯元温泉街から、実は日光白根山は見えません。


 湯ノ湖です。初めてここに来た時、雨の中歩いたような記憶があるようなないような。


 ほぼ全て緑Portal。Ingressは時間がかかりますね‥


 日帰り温泉に入れるところに行ってメシを食べようと思ったら、ソバとカレーしかありませんでした。まあ、軽く食べるくらいでいいかと思って天ぷらそばを注文したら、かき揚げを揚げる音がしました。ちゃんと作っているんだな、と思ったのですが、残念ながら中が生だった(滅


 さて、ソバを食べたら戦場ヶ原のMissionをやります。バスに乗りながらひとつMissionPointをうまくHackできたので、残り2箇所に分かれたPortal群のうちの一つ、光徳に来ました。リアル課金乙です。


 そしてもうひとつのPortal群は戦場ヶ原展望台付近にあります。
 湿原のはずですが、何か、板橋区の城北中央公園みたいですなあ(ヴォー読み


 戦場ヶ原展望台付近には10~20程度のPortalがあります。幸いほとんどが青だったのでHackだけで済みましたが、これがみんな緑で殲滅とかいうことになったら、倍以上時間がかかっていたでしょう。いや、Ingressの単独行はなかなかきついですな。


 グルっと一周してMissionをとりあえず終わらせてからバスの時刻までまともな観光をしておきます。
 ドレドレ、ズミの林‥?どの木や?


 遠くにそれらしい木が見えた気がしたけど、城北中央公園の見学はこれくらいにしとくか(真顔


 この戦場ヶ原の展望台からも、白根山は見えないようですね。「奥」白根山と言われる所以ですか。


 まだ褐色の大地です。つぶつぶしたのは谷地坊主ですかな。もう少ししたら緑が芽生えてくるでしょうかね。


 ‥東武日光駅。今日は本当に長かったですね。景色もよく、Ingressも騒がしく、写真もたくさん撮り、燃え尽きたマグネシウムリボンのようになっています。しかし、帰りの電車で、今日男体山に登ってきたという4人グループの人と一緒になり、上野駅まで話をしながら過ごすことが出来ました。いや、おかげさまで疲れを感じないまま東京まで戻って来られました。


 3回目の登山となった日光白根山。Ingressの下見とかむちゃくちゃナメたことやっていますが、登山自体は真剣です。Ingressでも山を流行らせたいですしね。ガーディアンなんかのためでなく、単純に旅を楽しむゲームとして。
 でも、その下見登山、今までの日光白根山よりも楽しかったです。余裕もあったし。さりげなく今年はじめてのテント泊もできたし。帰りの出会いも嬉しかったし。
 ‥だから山はいいんですね(なんのこっちゃ
 #8日光白根山3回目クリア。


天気:晴れ、夜はくもり(群馬県利根郡片品村・栃木県日光市、東武日光線など)

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