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ゼロの道(狩場山【茂津多岬コースリタイア】:北海道檜山)

2016年 1月 1日

 毎度おなじみアローン越年登山。ふうたろうにとって通常運転ではあっても、場所といい、環境といい、年を越すという通常の概念からはかけ離れすぎているとは思います。でも、ヤるしかないんですよ(真顔
 ところで、朝起きた時から胃の具合がよろしくない。ムカムカします。食欲もありません。ちょっと無理して食べますが、具合悪くなるのは必至(滅


 荷物を軽くして山頂アタック。そう考えて出発したら数秒で倒木にぶつかると(じと目


 静かな雪景色。しかし、暖かい。


 踏み跡のない雪原を進みます。進める方向を探りながら進みます。


 2013年に来た時も、ここで写真撮ったことを覚えています。


 木全体に雪がまとわりつくようになってきました。


 次第に坂がきつくなっていきます。そして、雪も深くなってくるので、一歩一歩が重い。


 たまにリボンを見かけますが、道を判別することはまず無理。てか、ヤヴ漕ぎゾーンじゃないか( ゚д゚ )クワッ!!


 低木樹林帯はたちが悪い。枝が引っかかるし、埋まっている枝は天然の落とし穴を作ってるし‥


 樹林帯を飛び出しました。日本海がよく見えます。


 しかしその樹林帯を抜けたところ、落とし穴の地獄です。普通に深くなっている雪に加えて、枝の上を踏むと平気で股まで踏み抜くことがあります。


 念のため、これでもカラー写真です。


 山頂まで直線距離で5.1kmです。テント泊していたところからまだ2.1kmしか進んでいません。


 今、11時19分。あと5時間で日が沈みます。既に出発から4時間ほど経っていて、間に合う‥か?!


 まっ平らな雪原。踏抜きもまあそうなんですが、一歩一歩が平均30センチは沈みます。


 ‥ふうたろうの行動は、特に北海道の緑陣営に広まっているらしく、ここまで来たら取ってやりたいなという思いあるも、無理ゲー(ガチ)ですな。


 しゃあないので、自分の足跡を辿って引き返しましょう。踏みしめているので、行きのように沈むこともあまり無いでしょう。


 鉛色の空と海。登山に適した天気とは決して言えない。


 今日の不安は、一番は荷物です。必ず日が暮れるまでにテントまで戻らなければならないという不安。しかし、雪が深くて思ったように進まない苛立ち。ちゃんと荷物を持って登っていれば、どこかでテントを張れるので不安になることもなかったでしょう。


 下り、安心感が出てくるので、写真を撮る余裕も生まれます。気持ちの余裕を持たせる行動を心がけるべきです。
 ん?(・ε・;)


 ヌオッ(゚皿゚;)
 ワカンの紐が切れやがった(滅滅滅
 とりあえず、長さが足りたので何とかなったけど、補修せんとまずいっすねぇ‥


 下りも足跡をつけるつもりで歩きます。まだ山頂を諦めたわけじゃない‥たぶん。


 海には雲間から落ちる陽の光がシミのように広がっています。天気図を見ていると、明後日にはチャンスが訪れそうなのですが‥


 テントに戻ってきて食事をしたら、猛烈に気分が悪くなりました。いつもの機能性胃腸症か、それとも何か他のものか。30日と同じように、腸まで動きました。何かあるのですかね、よく解らないけど。
 日が落ちてから、パラパラと、何かがテントを叩く音がします。雪というよりもあられ、いや、みぞれです。標高は500m程度ですが、それでも北海道です。雪ではなくみぞれ?!しかも下界の瀬棚では、気温が概ね5℃前後で推移しているよう。雪ならともかく、雨なら本当にアウトです。下山を覚悟しなければなりません。明日は朝早くに下山、か。バスはないけど(滅
 UC:1
 FD:3時々2


天気:くもりのち時々雪か雨(北海道瀬棚郡瀬棚町・島牧郡島牧村)

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