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答えを見つけるために

2006年 10月 7日

※記録:10月9日

 取手市の朝はくもり。昨夜の雨で、常磐線はシャットアウト。答えを探す旅。困難を迎えます。
 取手駅を9時33分に出て三崎口に着いたのは12時前。ここは神奈川県三浦市です。畑が広がり、向こうには山脈が続きます。

 何故か首のない地蔵があります。縁起悪い。

 潮風アリーナにて、全国学習交流集会。名前を聞いてもよく解らないだろうから、説明はなし。学習といってもジャンルは学会のように一つではありません。
 オープニングに地元の人が太鼓を披露。子どもから大人まで、力強い。

 講演は不破哲三氏。日本共産党の元委員長ですが、政治家というレベルではありません。研究力でいえば学者です。適当な演説はしません。一つ一つの命題に、必ず具体例を添えて結論を述べます。まるで、何かの論文を耳で読んでいるようです。

 講演のあと、宿舎に向かいます。ここで今度は分科会。僕は『格差社会とジェンダー』と題した分科会に参加します。分科会の説明をすると長くなるので省略します(8日に討論を掲載)。しかし、ホテルのエレベータが混んでいて階段で上がったことが裏目に。会場の13階は中から鍵がかかっており、階段から入ることが出来ません。13階から三浦市の住宅街。

 ところで、このホテル、何か違和感。とても個性的な造りをしています。なんだか、高層住宅のような…?

 個性的といえば、タオル。お願いの文句が口語的というか人間くさいというか。

 8階の部屋から見る東京湾の入口、浦賀水道(うらがすいどう)の夜空と月の光の道です。秋の夜。

 さて、答えは見つかったか。不破哲三さんの講演聴いて、凄いと思っただろう。何が凄いと思った?研究力か?科学性か?…違うだろう。彼をそうせしめる力であろう。聞いてみたい。「何故あなたはその年になってもまだそこまで研究し続けるのか。本当に学問が好きなだけではないでしょう。」と。

天気:くもりのち晴れ(茨城県取手市・神奈川県三浦市)

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