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離れて気づく伴侶への想い(五頭連峰【三ノ峰~宝珠山石間登山道コース】:新潟県)

2016年 4月 16日

 さて、ここは大阪梅田‥
 ではありません。新潟駅前の繁華街です。でも、大阪梅田みたいに人混みに引っ掻き回されることもなく、実に快適に歩けます。さあ、今日はふうたろうの一人旅だっ!


 新潟駅。去年6~7月頃、足繁くIngressで通いましたね。しかし、もともと新潟県は好きです。ふうたろうが思う名山はそこかしこに落ちてるし、メシはうまいし。北海道と並んで好きな都道府県のひとつです。


 今日はNちゃんが大阪で行われるイベントに参加するというので、会う約束はしませんで、ふうたろうミサイルは北に飛んだのです。
 で、ここは新津駅。どこへ行くというのだね。


 水原駅。「水原」は「みずはら」ではなく、「すいばら」と読みます。
 ここから今日登る山の登山口近くまでバスが出ています。


 今日は久しぶりに一人でIngressと登山をガチでやりに来ています。久々の東日本での活動というのもあって、若干胸が高鳴ります。
 そう、今日の活動の場は五頭(ごず)連峰。MissionもあるしPortalもけっこう多いので(しかも緑とか)、去年から実は目をつけていたのです。同じように目をつけている櫛形山脈にもMissionとPortalがあるので、必ず襲いに行きます(黒ハート


 五頭山に登る人の殆ど(というかふうたろう以外全員)は出湯温泉で降りて行きました。しかし、Missionは今ここ、ふうたろうが降り立った村杉温泉からの三ノ峰登山道を舞台としているため、しかたありません。ま、どっちでもいいんだけどね(←こら


 今日はIngressと登山と写真に集中力が割けます。やりまくるんです。


 ふと、道を進んでいたら、車で来ていたご夫婦がタラの芽やコゴミなどを集めていました。きっと、地元の人なのでしょう。ふうたろうはいつも、こういう生活をしている人たちを羨ましく思います。本当に豊かなものを知っているのは、むしろこういう人たちなのではないかと思います。
 ‥でも、タラノキを丸裸にはしないでね(アヴラ汗


 カンスゲ(カヤツリグサ科)でしょうか。この筆みたいなの、けっこう好きです。


 そろそろMissionの準備をば。これをやりに来たのです。登山Missionはふうたろうにとって、Ingressにおいて最も価値のある行為のひとつなのです(`・ω・´)キリッ


 ここにどうやらキャンプ場があるらしい。将来、Nちゃんと一緒に暮らせるようになったら、彼女のことだから、キャンプなんていくらでもできるでしょう。車の運転も大好きな人ですから(むしろ公共交通が苦痛らしいが)、道具の運びこみも楽ですしね。
 ‥もっと若い時に、出会えたら、よかったな。


 木々が芽吹いています。今年は春の訪れがほんとうに早いです。そして、ふうたろうは、その春を、遅ればせながら、感じ始めています。


 駐車場。これからはマイカーなんて関係ないとも言っていられないかもしれないので、多少は気にかけておきましょう。


 桜の花が咲いています。ふうたろうの誕生月を象徴する花です。


 しかし、五頭山くらいなら、東京から余裕日帰り(0泊3日)できるし車で来なくてもいいですよ(真顔


 ここは‥スキー場コース?ふうたろうが行きたいところとは違うようです。道を間違うとPortalに辿りつけずに(゚Д゚)ウボァーするので気をつけましょう。


 「登山禁止」とか書かれると、行きたくなってしまうではないか(真顔


 さて、いよいよ2回目の単独山行です。もちろん、Nちゃんと付き合い始めてから、です。いや、京都府の天王山含めたら3回目か。


 新緑の階段。春を謳歌します。


 タムシバの花。たぶん、タムシバ。


 そして、イワウチワ。トクワカソウとの区別は解りません。


 次のPortalはどこでしょうかね。


 あった。緑Portalでつよ(黒ハート


 ゲシゲシ( ゚д゚ )クワッ!!したらどんどん進みます。電波が微妙ですが、少し根比べすれば勝ちます。


 さっきまでなかった雪が出てきました。


 すっかり雪道です。でも、アイゼンもわかんも不要。


 残雪と枯れ木。新緑が出てくるともう初夏です。残雪と新緑のコラボを見たければ、6月ころの東北地方に行くのが良いでしょう。


 新潟平野の街が見えます。


 雪は一気に分厚くなりました。


 五頭山三ノ峰に到着。Portalになっています。緑なので( ゚д゚ )クワッ!!しておきましょう。


 三ノ峰に経つと、いきなり飯豊連峰が見えたりします。


 で、MissionのPortalである四ノ峰と五ノ峰なんですが、ここ下った後にあるあの丘ですかね。ちょっと、正直めんどくさいんですけど(じと目


 ええ、Missionこなすためだけにやって来ましたよ、四ノ峰。


 ああ五頭山山頂の眺望が素晴らしいなあ(棒読み


 しかも、さっきの四ノ峰、青Portalという、報われない件について(じと目


 サクッとクリアです。でも、電波がビミョーで、アップグレードやHackさえもサクッとは行かないんですよこれが(じと目歯ぎしりヴォー読み


 五ノ峰に転がる岩石。


 それぞれの峰に設置されている地蔵様。実は、左側の設置物の裏側におっちゃんがいます。


 今日は一人でおにぎりを食べます。
 後ろにいたおっちゃんのラジオから、緊急地震速報の音が聞こえます。今も九州地方で地震が起こり続けているようです。
 ‥どこかでボランティア、行きたいな。まだそういう段階ではないだろうけど。


 では、改めて五頭山の山頂三角点(っぽいところ)目指しましょうか。


 奥のピークが三ノ峰です。あそこに戻らないと始まらない。


 マンサク(マンサク科)の花です。これを見るたびに山は早春に入ったな、という感じがします。


 やっと五頭山に登れますね。


 ツボ足の軽荷なので急坂でも少しなら楽です。


 雪国の春。きっと、東京や大阪などで迎えるメリハリのない春より、ずっとウキウキするんだろうなと思います。だって、山に登るたびに移り変わる季節でさえもそうなんですから。毎日が行きつ戻りつする季節を見られる雪国なら、なおのこと‥


 雪のない一ノ峰で昼食などを取っている人多数。ふうたろうは素通りです。


 積雪期があることを忘れるような風景ですが‥


 尾根の見た感じはこんなものです。


 ふうたろうが今立っている三叉路、つまり、ジャンクションピークにあたるところ(五頭山・菱ヶ岳・三ノ峰各方面)にもPortalがあったのでいただいていきます。そして、そのまま五頭山山頂へ。


 きっとこの雪の上に立っている限りでは、三角点を踏むことはできないのでしょうね。なぜなら、この雪の上はすなわち厳密な稜線上ではないからです。雪が解ければただの斜面です。


 そうそう、もう一つ、五頭山山頂付近を回るMission(けっこうそれはそれで大変だと思いますが)もあったので、五ノ峰でさっきのMissionを終えてから、始めていました。


 サクッとクリアです。しかし、これに有頂天になって、潰すまでしたのにキャプチャを忘れてジャンクションピークまで進んでしまいました(滅滅滅


 景色に見とれているふうたろうは、キャプチャを忘れていることに気がついていません。


 ここから見えるあの山々は、一体何でしょう?


 じゃ、行きますか(真顔
 ‥じゃねーよ!キャプチャ忘れてるだろ!!


 ‥かくして、ジャンクションピーク近くまで来てスマホ(スキャナ)の白いPortal見て青ざめたふうたろうは、ダッシュで取りに戻りましたと(じと目歯ぎしりヴォー読み


 無駄に体力と気力を使って疲れたところで、予定変更して菱ヶ岳方面に向かいます。てか、菱ヶ岳の名前知ったの、さっきの水原駅だよね。予定変更ってレベルじゃ(以下略


 雪の吹き溜まりが崩れ落ちて、この先は進めなさそうです。


 夏道がむき出しになっているところと雪の上とを入り交えながら進みます。


 遠くに見える飯豊連峰。すれ違った女性に話を聞くと、飯豊山のピーク自体は奥なんだそうで。実際、ふうたろうもどれが飯豊山のピーク(最高峰は大日岳で、「飯豊山のピーク」は最高峰ではない)か判りません。


 ‥実は、この付近でのふうたろう、今日唯一、気分が優れません(精神的に)。まるで多重人格入っているように、別人のように苛々しています。


 上り坂もキツいところ、そのせいでしょうかね。


 それとも、先行きが不安だからかな。


 時々、誰も彼もが(全員が)信じられなくなる時がある。しかし、ある時、その変な不信感がポコンと消え去って、元に戻る。


 ‥自分で、それを何度振り返っても、よく判りません。スイッチが入ったら、ブレーカが落ちるのを待つしかありません‥


 ここは730~740mのピークです。「与平の頭」という看板があそこにありますが‥


 難しそうに、大変そうに見えますか?全然余裕です。たぶん、この数ヶ月でナマクラになったふうたろうでも、余裕です。


 道が雪に埋もれているのがよく判る図。


 山では、泣いていても始まらない。本当に甘えを許さないのが山です。それでも、あくまでも、受け入れてくれる、その優しさ。


 菱ヶ岳の、いや、五頭連峰の最高峰に立ちました。標高981m。菱ヶ岳の山頂そのものは標高973.5mのあの場所です。
 ん?(・ε・*)


 おっーー(*゚∀゚)
 なんか、緑に輝くものがー(目がハート


 菱ヶ岳の山頂にPortalがあるじゃないですかー(黒ハート


 菱ヶ岳はガッツリ雪が積もっています。例年ならもっと深い雪に覆われているのでしょうね。


 ダァ!(*゚∀゚)


 すっかりテンションを取り戻したふうたろうは宝珠山に向かって進みます。
 なお、菱ヶ岳から宝珠山に向かう尾根の下り坂は猛烈です。滑落したら確実に死ねます。


 しかし、雪が適度に柔らかいので、ノーアイゼンでザクザク下れます。余裕。


 菱ヶ岳を過ぎて気分が軽くなったのもあるでしょうけど、気楽に歩けています。どんと来い。


 Nちゃんが今日のイベントを楽しんできたというメッセージと写真を送ってくれました。ふうたろうも基本的にスーパーハイテンションで楽しんでいますよ。


 この尾根歩きが快適で、ハイパー状態になっています。無敵です。


 2014年5月の天塩岳~渚滑岳の縦走路を思い出します。快適なあのロングコースは、思い出に残る山行ですからね。Nちゃんも、あそこには連れて行ってあげたい気がする。もちろん、この五頭連峰も。


 ん?(・ε・*)
 これは‥宝珠山と書いてあるんだけど‥?


 なんと!宝珠山にもPortalがあるんでつか!(*゚∀゚)


 924mピークから菱ヶ岳。


 そして同じく野須張(のすばり)。この山の名前は変わっていますね。


 真っ青な空の時、朝日を浴びながら歩きたいような尾根ですね。


 野須張到着。でも、「野須張」という名前の札は見当たりません。


 野須張から今度は大蛇山へ。ちょっと広めの野須張の山頂からは、ガスっていると方向を見失いそうです。


 15時半を回っているので本来ならもっと焦るべきなのですが、ふうたろうはそんな素振りを見せることもなく、のらりくらりダラダラしています(真顔


 彼方に弥彦山と佐渡ヶ島が見えます。あそこにもMissionを作ったし、新たにPortalも生やしたし、行かんとな~(ニヤリ


 今日はFacebookやGoogle+などで山行やIngressを実況しながら移動しています。ふうたろうがスーパーハイテンションであるせいか、みんなの反応もいい気がする。


 ちょっと休憩で、おやつをば。
 これは、あのNちゃんと付き合う前の最後の週末、寸又峡で買ったそば粉のかりんとうです。
 でさ、スーパーフードって何?何がすごいのか全くわからない解説乙です(じと目


 さて、休んだら進みますか。


 空は鬱空花ぐもりと言いなさい)ですが、気分爽快です。


 ドラクエ8の「広い世界へ」(フィールドのBGM)をたまたまスマホでかけることができたので、ちょっとかけて(YouTube)歩いてみたら、涙が出ました。


 幸せを噛み締めながら大蛇山。


 だけど、幸せなだけでは山との愛は語れませんよ。ちゃんと山の性格を知っていないと。
 この大蛇山は広いピークで、積雪期は道迷いしやすいです。


 展望はそこそこですね。


 たまたま登山道の雪が解けていて、発見は楽でした。


 ちょっと縮れてみすぼらしく見えるマンサク。


 ちゃんとしたマンサク(何


 あの向こうに見える山は何でしょうか。この辺りの低山は、ふうたろうも知らない山ばかりです。


 左(南東)斜面が崩落しています。こういう場所、案外多い。きっと、雪が崩れるときに一緒に持っていかれるのでしょうね。


 今の時間、こんなところを歩いているのはふうたろうくらいです。しかも初めての場所を、一人で、この時間に、というのは、通常では考えられないでしょう。
 はっきりいいます。
 余裕です!


 これは何でしょうね。とりあえず、叩いてみます。うるさいです(棒読み


 この、宝珠山トンネルの上にある道を下れば、後は馬下(まおろし)駅まで歩けば終わりです。
 Nちゃんなんて、日帰りで徹夜運転の果てに10時間歩行とかできてしまう人です。この五頭山だって行こうと思えば、関西から日帰りしかねない人ですからね‥だから、それに比べればふうたろうなんて激甘のあまちゃんです。
 ‥ふうたろうは、何とオソロシい女性(ひと)とお付き合いしているのでしょう(声高な独り言


 山腹の枯れ木の中に薄緑の木がちらほら。やっぱり春ですね。


 宝珠山(のPortal)までどんどん近づいています。


 多少のアップダウンあり。


 夕日に映える桜の木。そして右奥に宝珠山。


 キクザキイチゲが一輪だけ咲いていました。周りにはまったくいないのに。こいつもちょっと気が早いばかりに、孤独なのかな。


 ミヤマヤナギ(ヤナギ科)でしょうか。


 そして、白Portal‥じゃなかった、宝珠山です。


 宝珠山の眺望は素晴らしい。ここは、ここ単独で登っても価値があるでしょう。


 岩の連なりとかいいっす。ただ、何かスマホの電波キャッチ状況がおかしい(滅滅滅


 だぁ~!(*゚∀゚)


 こちらから登ろうと思うと、けっこうキツいかな。知らんけど。


 で、ここ!ここから南につーっと下る道が‥
 ん?(・ε・;)


 ヌオッ(゚皿゚;)
 ないではないかっ!!


 宝珠山の南西の(大雑把に見て)四つ辻になっているところの南西に向かう道が封鎖されています。それ以外の道はいちいち馬下駅から遠ざかるように向かってやがります(憎しみのこもった棒読み


 へいへい、行けばいいんでしょ、行けば。
 ‥というわけで、南東の道を取ります。だってしょうがないじゃない(じと目歯ぎしりヴォー読み


 タムシバがきれいなので許す。


 イワウチワもカ・ワ・イ・イので許しちゃう(黒ハート


 あたり一面イワウチワ畑です。この道はなかなかいい感じです。馬下駅から遠ざけられること以外は(じと目


 薄暗くなってきています。でも、タムシバが励ましてくれています。っていうか、基本的に今日のふうたろうはスーパーハイテンションです。


 あの、桜が密集している辺りが咲花駅かな。咲花駅でも電車は乗れるはずだから、あちらに行こうか。


 しかし、さっきからこの鐘みたいなウルサい音の鳴るやつ、何なんだろう(と言いつつ、ガンガン鳴らして遊ぶ)。


 トキワイカリソウ(メギ科)だと思います。いいですね、花の季節ですよ!


 そして、下山口(一般人の)。


 おなじみカタクリ(ユリ科)。毎年、春を告げる花ですね。ショウジョウバカマみたいです。


 いつも解らないのが、山野草をあえて抜き取って自分の庭とか鉢とかに植えたがる気持ちです。でも、ふうたろうも小さい頃、苗木を採ってきて鉢植えしたことありましたか。それを思うと責めることはできませんかね。


 ヌオッ(゚皿゚;)
 阿賀野川がふうたろうの行く手を阻んでいる件について(じと目歯ぎしりヴォー読み


 おい、どうすんだよ、これから!馬下駅までいったいどのくらいかかるんだよ‥(遠い目


 とりあえず国道に出ました。マイカーがイッパイ走っていて、怖いですが(じと目


 彼方に堰堤みたいなのが見えますね。あれ、渡って向こう側に行けませんかね。まあ、咲花駅からの電車があれば悩む価値がある、という話ですけど。


 ‥まあ、そんなことだろうと思いました(じと目
 なお、このスクリーンショットを撮った時刻が右上に出ているので何が言いたいかわかりますよね(ヴォー読み


 というわけで、馬下駅まで歩きました。堰堤を渡って阿賀野川の左岸側の道路を歩いたので、車通りは若干マシでしたが、それでも前後から誰もこんなところ歩いていないだろうという思いで走ってくる車が怖かったです(真顔
 馬下駅まで行くと、緑のPortalが4個もあった上に、着いた5分後に新潟駅直通の電車が発車したので、まあ、結果オーライでした。
 なお、その電車の中でいつもの機能性胃腸症が爆発して、新潟駅着いた頃にはふらふらでした。


 こうして、長く険しくタノシい、まったくもってふうたろうらしい単独山行が終わりました。このあと、22時35分発の夜行バスで池袋に向かいます。
 ‥でもね、今日は、本当に楽しかった。山との語らいを存分に楽しんだ。ふうたろうはこの山との語り合いが本当に必要だったんだと、改めて思いました。
 やはり、山は永遠の伴侶です。そして、Nちゃん、君ともそうなれるよう、これから一緒に歩こう。
 UC:1
 FD:2のち一時3


天気:晴れ時々くもり(新潟県新潟市・北蒲原郡水原町・笹神村・安田町・東蒲原郡三川村・五泉市、JR磐越西線など)

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