Home > Ingress, ふうたろう旅日記, 人付合い > 経験のない旅の始まり(北アルプス薬師岳【室堂・スゴ乗越縦走コース】:富山県)

経験のない旅の始まり(北アルプス薬師岳【室堂・スゴ乗越縦走コース】:富山県)

2016年 8月 10日

 昨日の夜遅く、というか、0時を回ってからですが、長野道みどり湖PAにバスが着きました。そこで朝5時の待ち合わせ時刻まで、寝るなりIngressをやるなりして過ごすわけですが、小坂田公園とかいう場所のPortal群およびMissionが、歩くと意外と遠くて、行って戻ってくるのに1時間半~2時間かかりました。なんということでしょう( ゚д゚ )クワッ!!
 ‥5時、到着したツレに、あずまやの下のベンチに死体のように転がっていたふうたろうは起こされ、大町市の扇沢近くの無料駐車場まで運搬されました。
 なお、3日前までふうたろうは青森県や福島県を走り回っていました。7月下旬から北海道とか岐阜県とか兵庫県とか走りまくったので、もはや自分がどこの人間かわからない状態です。
 ‥というわけで、昨日から北アルプス7泊9日の旅(真顔


 幸先の良い天気です。駐車場で身支度をして、まずは扇沢駅に行かねば。
 念のため、写真の枚数は、一人の時に比べるとずっと少なめです。仕方ありません。


 扇沢駅もトロリーバスもすっ飛ばして黒部ダムまで来ました。ここでこれほど天気の良かったことは今までありましたかね?


 ツレ曰く、「お盆前だから空いていると思っていた」らしい。
 1日前ですぜ?お盆というか、誤差ですら無いような気が(じと目


 水は家から汲んできています。今回、水場が充実しているそうなので、ふうたろうの担ぐ水もそれほど多くなくて済みそうです。


 奇跡と言ってよいほどの晴天です。黒部・室堂の法則によって、大体は毒矢のような雨に撃たれてタヒんでいるのがいつもですから。


 ここは黒部平、でしたっけ。IngressのMissionがあるので、やっています。


 青PortalばっかりなのでKeyは使ってしまいましょう。リンクやCFはガンガン張りましょう。
 ところで、まだ登山開始していないのに充電容量28%ってやばくないですか?


 室堂にてMission終了。498まであと6個。


 さて、行きましょう。トイレとか腹ごしらえとかで出発がビミョーに遅れましたけどね。


 恐ろしく天気が良いです。暑いです(じと目


 今回のコースはふうたろうが2010年9月23~26日にかけて回った、黒部湖~読売新道~水晶小屋~雲ノ平~薬師岳~スゴ乗越~一ノ越~室堂のルートのほぼ反対向きコースですが、違うところが若干あります。それはおいおい。


 山の上にも大空が広がります。大きいですね、自然は。


 さて、浄土山の登山口が、登山道途中に出てきました。多分ネタ作りに勤しんでいるのでしょう(違
 早速ですが、ふうたろうの前回のコースとすでに違います。前は龍王岳から一ノ越に向かったので、ここは通っていません。


 今回のコースは彼女がすべて企画したものです。1年前から温めていた企画だそうで、ふうたろうがそれに口出しする理由はまったくありません。ただふうたろうはポーターなるのみ(何


 12時も回れば、夏ですし、ガスもガンガン湧いてきますね。


 まあ、それは置いといて、進みます。今日は五色ヶ原まで行くのです。


 北に立山が見えています。あそこ、晴れていたこと、あったかな(棒読み


 立山といえば、2008年11月3日にホワイトアウトした中に雄山まで登ったのと、2010年7月31日にやっぱりガスの中剱岳の片手間に登った(が剱岳も結局雨だった)のしか記憶にありません(じと目歯ぎしりヴォー読み


 こちらは五色ヶ原方面。2010年9月末のあの山行は、本当に良い思い出しかありません。どこかの立山とは‥おっと誰か来たようだ


 龍王岳の近くにあるPortalから百覇亞しておきます。ここはふうたろうの携帯しか電波が入らなかったので、ふうたろうが取りました。なお、このPortalは2日後くらいに確認したら、この日取ったPortalで唯一生き残ったものでした。室堂なんてそのへんの公園と同じなので、ま、すぐに潰されて当然ですわな。


 Portalはこれ。富山大学の施設らしい。


 五色ヶ原も、五色ヶ原山荘も見えています。ここからひとっ飛びすればあっという間なのですが、残念ながら、我々には翼なんてものはないのです(憐憫


 龍王岳の山頂は若干離れた場所にあります。盲腸線の先で、わざわざ行かないと行けない場所です。なお、ここで単独でハイキングに来ていた若い女の子にシャッターを押してもらいました。


 では、龍王岳から先、ガチ勢の世界へ足を踏み入れましょうか。


 彼方にいろいろな山が見えますね。今回の縦走で踏む山はほとんど見えているのではないですか。


 ガスがいっぱい出てきました。しかし、暑苦しいので、直射日光を遮ってほしいと思います。


 雲がパスタに絡みついたパスタソースのようです。


 これはミソガワソウ(シソ科)ですかね。右奥のはオンタデ(タデ科)でしょうかね。今回、花の撮影はかなり少なめになるでしょう。


 龍王岳のガレ場道を下ってきたところです。重い荷物での下りはけっこうキツいものがあります。しかし、2010年の時はこの逆ルートを、だいたい同じような装備で、コースタイムを25%カットして進んでいたのです。


 道が見えますか。一旦左の方に大きく下ってから、中央の獅子岳を上り詰めます。


 獅子岳の方から鬼岳と龍王岳とが重なっているのを見ています。右のは立山です。


 獅子岳の裾に隠れている五色ヶ原。


 獅子岳からの猛烈な下り坂です。何度も書きますが、2010年はこれを逆方向、つまり上りで行ったのです。その時かかった時間55分(地図のタイムは60分)。今回の下りは43分(同40分)かかっています。


 しかも、鞍部に下りきったら疲れきっているという。ふうたろうの黄金時代は過ぎ去ったのですね‥


 すっかり鈍ってしまったふうたろうですが、今回の7泊9日の北アルプス、使命を果たさねばなりませんから、がんばります。


 ガスの上に頭を出しているのは獅子岳、かな?


 いよいよ五色ヶ原に到着です。今度はテン場を目指しましょう。


 枯れかけたコバイケイソウの元お花畑が迎え入れてくれます。


 とりあえず、テン場遠いんですけど。ついでに、受付の五色ヶ原山荘、さらに遠いんですけど(じと目歯ぎしりヴォー読み


 ふうたろうたちがテン場に着いたのは17時半。もう、あらかたベストポジションは取り尽くされた後です。ま、張れればいいんだけどね‥


 すっかり秋の粧(よそおい)っぽいチングルマの綿毛の中を木道が突っ切っています。そこをダルそうに五色ヶ原山荘まで受付に行きます。


 さあ、遂に北アルプスの大縦走計画が実行されました。ふうたろうも7泊という山行は経験ありません。どんなことになるのか、想像つきません。ましてや、人と‥恋人と一緒に、これほどのハードな山を登るなんて、空前の出来事。
 この先に待っているのは、天国か、地獄か、それとも、天国にある地獄か(何
 UC:2
 FD:1時々2


天気:晴れ時々くもり(長野県塩尻市・大町市・富山県中新川郡立山町・上新川郡大山町、長野自動車道など)

Comments are closed.